戦後教育の原点     (99.5.2記)


 戦後わが国の教育は、敗戦直後の1945.10.2に開始された GHQのCIE
(総司令部民間情報教育局)によるWGIP<War Guild Information Program>
(戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付けるための宣伝計画)
が全ての原点になっています。日本人が二度と再び連合国に対抗できないように
すべく精神的文化的に洗脳するというシステマティックで科学的合理的な計画で
した。広範な分野にわたりましたが特に日本古来の伝統的な美風や秩序や伝統は
軍国主義に通じるとして徹底して破壊されました。教科書の墨塗りも経験しまし
た。神仏に手を合わせる、祖先を敬うのは封建的として忌諱されました。

 祖国・国家・国益・公益といった観念はおぞましいものであり、人権と自由が
最高の美徳だとされました。国家は個人と対立するいわば「必要悪」の存在であ
り自由に対する責任、平等に対する競争、権利に対する義務はないがしろにされ
ました。民間情報教育局の標的は正鵠を得ていて、50年後の今日 情報つまり新
聞と教育つまり義務教育において見事に成果をあらわしています。一部の大新聞
や教育現場における実態を見ればはっきりしています

すべて日本だけが悪い、侵略戦争を仕掛けたのだ、日本の軍隊は殺人者だ、靖国
神社に祀られているのは戦犯だ、日の丸君が代は侵略のシンボルだ、平和!!を
叫んでさえいれば平和は来る、そういう情報を送り子ども達を教育してきて50年。
今なお謝罪外交を繰り返す歴代政府や外国にひたすら追従する新聞マスコミ報道
を見ていたら、不埒な侵犯(拉致事件やミサイル脅迫などを含む)に対して国を
守る勇気や自己犠牲や使命感といった感情が出てこないのも無理のない話で、あ
ながち今の若者たちを責めることは出来ないと思います
しかもそういう教育が ”日本にとって”間違いであったかどうかの評価も定ま
っていません。むしろ助長している新聞があります

世界中どこの国でも愛国心は美徳とされます。自国他国のを問わず、国旗国歌に
敬意を払うことは幼時から躾けられます。その対極にある日本は世界にも稀な国
でありそういう国にした占領軍の計画の見事さには今にして感服します

                            (完)