赤い羽根の共同募金
-RED PLUME CHARITY FUND RAISING-

てとぅやこむろ(掲載No.4)


 今日JRの構内において、赤い羽根の共同募金が流行していた。ちっちゃな子からおじさんまで「ご協力お願いします」と声を張ってやっていた。

 僕は1限に間に合おうとしていたので、そそくさと足早に歩ってった。その純真な瞳を見るたんびに「そのお金は一部の上流階級の人たちが集まったお金をすべて1万円札にして、ウンコしたあとのけつを拭くためのなんだよ」と心の中で思い微笑みかけた。そんな事を知らないでやっている善良な市民が「これで善い事をしたから高徳が増える」と思ってるんだから皮肉だね。

 また、募金して赤い羽根をもらった人が、まるで「私は募金しましたよ」と言わんばかりに胸に差していて馬鹿まるだしと思う。僕だったら、募金しても「あっその羽は次にした人にあげて」と目を細めながら言うけどね。

 普通の募金より赤い羽根って付くとやはり収益が大きいのも事実。みんな赤い羽根が好きなんだろうね。だって付けとけば「募金したんだあの人」って思われるじゃん。また「(付けてない人に対して)オメーら貧乏?」って優越感に浸れるじゃない。

 そんな世の中だから、僕はどこかの小学校のにわとり小屋に侵入して全てを絞め殺して、羽を根こそぎとり、その羽根を赤くして服にいっぱい付けようっと。

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