去りゆく窓辺
-A PASSING WINDOW-

てとぅやこむろ(掲載No.5)

 先日、健常者と身障者のプロレスがあるTV局で放映されていた。

 私はこぼれゆく涙をどうにも止めることができなかった。「それって弱い者いぢめじゃん」(血が出てたのであえて「じ」じゃなく「ぢ」)しかしなんか彼らはいい事を言っていた(表向きにはね)。僕には、ウサギ小屋に入って子ウサギを殺すような輩と同じにしか見えんかった。だからとっても楽しくおかしく見ていた。そのせいかどうかわからんが、ご飯三杯いけてた。

 その一方で当事者は真剣にやっている。体と体がぶつかり合い、心までも通じているように見える(あまちゃんにはね)。僕には憎しみのみの熱い戦いのように感じた。争いは何も生まない。ようやくここまで辿り着いた。

 「争いは何も生まない」これは身障者の願望に他ならない。何も生まなければ身障者も生まれない。そう願ってんならバチコンだ!それが何だってんだ。立ち向かわなきゃ。人生投げたらあかん(山下風 って古―)。でもプロレスはどうかと思うよ。

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