自己啓発セミナー
-SEMINAR OF SELF ENLIGHTENMENT-
| かなり昔だけど、某宗教団体のパンフレットに確かこんなことが書いてありました。「車がない世界を想像したことがありますか?騒音もなく排気ガスもなく、子供たちに美しい自然を残してあげられる・・・」 いいでしょう、確かに一理ありますね。しかし、現代社会では車は重要な運搬機関として機能しています。もし車がなかったら、すべての病院に十分な薬を届けることができなくなります。食料についても同様です。子供に自然を残すよりも、子供自体を残せなくなりかねません。 では、別の運搬機関なり何なりを使えばいいじゃないかと思われますが、電車でも馬でも原子力や食料、化石エネルギーなどの炭素は使う以上環境は汚染されるわけです。水力、地熱、風力、太陽は原子力ほどの出力は出せません。大概、クリーンなエネルギーといわれるものほど設置するときに周囲の自然を壊しています。 まあ、自然云々を言わずとも、エネルギー単価を考えればわかります。物を運ぶという行為自体、何らかのエネルギーを使うわけですが、生命活動以外のエネルギーである化石エネルギーなどを用い、エネルギー単価が安くなったからこそ物が運べ、弱肉強食のテイストが弱められて人間が増えて(子供を残せて)いくわけです。もっと笑っちゃうほど安ければ、ロケットも安く作れて火星にも住めますね。 では、お金が関係ない社会はどうでしょう。エネルギー、つまり物を運んだり作ったりするときの単価は0です。このような社会で、技術的な話はともかくとして火星に住めたでしょうか?いいえ、できません。何らかの見えない力が働いているわけです。 人間というものは何らかの特性、思想を持っています。女は台所で・・男は・・、コミュニケーションが苦手、寝てばかりいたい・・・というのが簡単な例です。同じ特性、思想の人が同じベクトルに進めば、エネルギー単価が0の世界もうまく行くでしょう。しかし、運命(生まれた場所や生活環境)、基礎欲求(性欲、食欲)で同じベクトルに進むことはできません。たとえば勉強ができるという特性を持っていても親が病気だったりする、腹がよく減るといった事項だけでベクトルがずれてしまいます。これが見えない力の正体です。 無理やりにベクトルをあわす方法もありますが、洗脳やそれに近い方法となるでしょう。(例:北朝鮮) 今の社会では無理やりにベクトルをあわせるのではなく、お金という形に一時、変換されます。自分のベクトルが他の人が求めるものに近ければ近いほど、変換量は大きくなります。そして再び自分のベクトルに戻したとき、自分のベクトルの方向や大きさが変わるわけです。 結論をいいますと、某宗教団体のあの言葉は「選ばれた人間の子供たちだけ生き残れる」、もしくは「超能力者を育成するか、どこでもドアを開発しろ」と言っているわけです。 |