高速バス
-IN THE COACH-

てとぅやこむろ(掲載No.29)


 今日の高速バスはハプニングだった。前日に予約の電話を入れたのだが、満席だったのでキャンセル待ちということで、ハイランド前で待機していた。日ごろの行いの良いせいもあり、難なく取れた。すると間もなくしてバスは定刻どおりについた。これは珍しいことだ。いつもなら10分20分の遅れは当たり前だからである。今日は早いなあと心うち躍らせながら、バスに乗り込んだ。一方、後ろの方でババーが何やらさわいでいた。

 「どうも早いと思ったら新宿発のだわ。」

 と。僕は、(プー勘違いしてやんの)と思いつつ自分の席についた。まあそれでも誰か一人は気づくでしょと思い椅子をおもむろに倒した。運転手も、「もう乗りませんか!?」といらつきながら催促していた。運転手は知っていながら乗客を乗せないでバスを走らせた。

 まだ10人ぐらい乗ってないのに。

 僕は

 「ちょっと待ってやってください」

 などという気持ちなどさらさらなく、河口湖インターをすぎた。すると前の方から無線のやり取りが聞こえてきた。

 「今どこですか?」
 「下吉田に着くよ」
 (略)
 「ハイランド通りました?」
 「通ったよ」
 (略)

 そんなやり取りが続きながら西桂まできた。突然運転手がわめいた。「こっちは朝飯も食ってねーんだよ!10:00までに着かなきゃなん ねーんだよ!!」前方の乗客も何やら怒り心頭だ。そうこうするうちに車内アナウンスが入った。何やら、ハイランドに置き去りにされた乗客を臨時のバスに乗せ西桂ま追いつかせるので、このバスは待つ。ということだった。乗客の中でも急いでる人がいるらしく、あまりいい雰囲気ではなかった。

 僕は時間もたっぷりあったしウキウキした気分で待ちわびた。約15分くらいで臨時バスが到着。

 そしてここで問題発生。ハイランドから西桂までの予約なしの人が、置いてけぼりを食らった人が本来座るはずの席に座ってたからだ。まあその辺は乗客の方が臨機応変にやってたから難は去った。

 楽しかったです。

 結局到着は4分遅れでよかったです。


 以上のことから、いろんなことを考えていく。

1. まず、なぜ私があそこで、「待ってやってください」と一言声をかけなかったのか?

 運転手がチケットを私から受け取る際、むしり取ったからむかついていた。また、9−Dという運転手から遠いところに座っていたので、朝っぱらから大きな声は出したくなかった。

2.運転手は、疑問を持っていたのならなぜ無線によって発券所と交信しなかったのか?

 むかついていたから

 ともかく、今回の事件は輸送会社の重過失による不法行為である。しかも、臨時バスを登場させるという目を覆うべき由々しき事態も起きており、運転手を中心とする、担当者の即刻解雇が必要と考える。

私ならこうするね

リバーシブル