日本の政治、そしてJリーグ
-JAPANESE GOVERNMENT AND J-LEAGUE-

めだぶちチェアマン(掲載No.66)


 自由とは、平等とは、平和とは、政治の役割とは、ということを考えたとき、僕等の頭に真っ先に浮かぶものはなんでしょう?
 多分何もないような気がします。
 あったとしても、無理矢理絞り出したような言葉じゃないだろうか。
 自由とは、ん〜、何者の拘束もうけずに、ん〜、自らの思考に沿った行動をとる権利のことであり、ん〜、というような具合で。
 思うに、自由や平等や政治を語ることができるかどうか、というのはその人がどれだけ自由で、どれだけ平等な世界に生きており、自分の住む世界にどれほど満足しているかを示しているのではないだろうか。
 というのは、十分に自由を謳歌している人は自由がなんであるかなど考える必要もないし、考える機会もないのだからそんなことわからないで当然だよね。
 まあ何でもそうなのかもしれない。
 前々から考えていたことではあるんだけど、よく日本人は平和ボケしてるとか、危機感がないとか言われるのも、もう40代以下の人は戦争は知らないだろうし、紛争だとかなんだとか物騒な話もないことを考えるとある意味しょうがないのかな、とも思うわけです。
 でもそういうことばっかり言ってると、サッカー界と同じで、底辺が全然育たず、従って洗練された思想のピラミッドも築き上げられない。
 したがって政治の頂点も情けないものしか残らない。
 その結果、世界レベルでまったく通用せずに、あっさりあしらわれて終わってしまう。
 まあ日本の外交および内政のなんとなめられたことか。底辺がないからしょうがないけど。

 来年からJリーグは1部リーグ(J1)と2部リーグ(J2)に別れてリーグ戦を行う。
 これはサッカー少年団から始まり、ジュニア、シニア、サテライト、というように、強い者がピラミッドをのし上がっていくという図式をより高度にしようというねらいがあります。
 そういうピラミッドが最も洗練されているのがイタリアリーグだ。
 セリエAなんて最近良く聞くと思います。
 あれは実際ものすごく巨大なピラミッドの頂点に君臨しているわけで、必然的にレベルも高いわけで、世界から優秀なプレーヤーが集まるわけです。

 話を政治に戻すと、僕等日本人の若者の多くは政治を知らないわけだし、問題意識もさほどない。外交についても、他国とどのようなつきあい方をしていくべきかが全然分からないし、基本的なルール(マナー)さえもあやしい。
 サッカーでいえば、手でボールをつかんでドリブルしてるような感じでしょ、多分。
 というように、底辺がなってないわけだ。
 今、世界に通用し始めているサッカーのように、政治も世界とこれから堂々と渡り合っていけるようになって欲しいわけで、
 「そんなん知らない、政治家にやらせときゃいいのヨ」
 といわずに(もちろんやるのは政治家なんだけど)、底辺がそろそろ押し上がらないとこれから先かっこいい政治家がでてこなくなって、ちょっとヤバいかなーと感じてる次第です。はい。
 なんかね、日本の政治家がアメリカあたりの高校生と討論したら負けそうな気がしてならないので。
 アメリカの教育が、ディベートだとか、ディスカッションを通して論理的な思考や討論の手法を小学校くらいから鍛えてるのは、政治的底辺を既に拡げているんだなー、って感じています。
 というわけで、来るべき経済ブロック化時代に向けて、小学校から英語の教育をするとか小さいこと言ってないで、ディベートの授業とか、国際社会に通じる道徳やマナー、哲学を教育しましょう。
 今からやれば、30年後くらいにはすげースマート(頭のいい)な頭の切れる政治家が量産体制になってるんじゃないかな。
 政治の底辺つくんなきゃしょうがないっしょ。
 英語ができても討論できないんじゃオイラとしてもぐうの音もでないってかんじで情けない。(今の日本ってそんな感じしない?)
 というわけで、政策ディベートリーグを作っていきましょう。
 Governmentリーグ、略してGリーグ。

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