| デジタルカメラ |
2002年9月24日に、私が思い描いていたデジタルカメラが発売された。Canon の EOS-1Ds である。これは 35mm フィルムと同じサイズの撮像素子を持った初めてのデジタルカメラで、画素数も 1,140 万画素(4,160×2,736)を持つ、EOS シリーズの交換レンズを使用できる 1 眼レフ・デジタルカメラだ。
このカメラの登場で、筆者がかねてから描いていた究極のデジタルカメラ像の一角が実現されたのだ。
通常、デジタルカメラの性能を云々する場合には、画素数は多ければ多いほど良いと単純に片付けられてしまう場合が多い。しかし、実際には レンズの解像度に限界があり、撮像素子の大きさを変えずに、画素数を増やしても意味がなくなる。また写真を鑑賞する目にも視力という解像度が存在するわけであって、これらを全て考察しないと、何が究極のデジタルカメラなのかは理解できない。
ここでは、デジタルカメラに要求される性能を、
などの点から考察しながらこの現状を追いかけてみることにする。
なお、ここでは専門的な観点での考察を、より簡単な文章で記述しているため、深く追求すると実際と一致しないように見える部分が含まれていることを了承頂きたい。