アスファルト






「だぁぁぁ!!また俺がビリっけつだ!!!」

遅っ!!」

「運動部のお前らと一緒にすんな!!」

つーか、いきなり”勝負!”とかって走らせるな

、道の真ん中に寝ころがっちゃダメだよ」

通行の邪魔だよ

なんて言われましても、苦しくて動けねーっすよ。

「せめて道の端に寄るとか」

「端は汚そうだからヤダ」

「そんな問題じゃないでしょ。危ないよ?」

”危ない”といわれてそれもそうかと、頭だけを起こして前後を確かめてみる。

「今ん所車来そうにないから大丈夫!」

「”今は”でしょ。来たらどおするのさ」

「よける!」

当然その時は起き上がりますよ。

だから今はまだこのままでいさせて頂戴。

てかさ

「俺ばっかり注意するけど英二はどおなのさ」

「オレがにゃに?」

俺と不二が話してる間に英二も俺の横に転がってる。

「なんでお前まで寝転がってるのかって話」

「疲れたから」

「なわけあるかい!」

ほんのちょっとダッシュしただけだろが

普段から鬼の手塚にグランドを何十週と走らされてるお前がこれくらいで疲れるわけがない!!

「ひっど!オレだって疲れることあるにゃ!」

そりゃそうだ。疲れない奴なんてそりゃ中身がロボットか何かにだろ

じゃなくて俺が言いたいのはこれくらいでお前が疲れるわけないだろ!ってこと

「って!?何で不二まで座り込んでるんだよ!!」

「ん。二人とも寝転がってるのに僕だけ立ってるのも。ねえ?」

”ねえ”って聞かれても俺はどう答えようもないんですけど

「いいじゃんいいじゃん!細かいこと気にしない!」

ヘラッと笑う英二を見て俺もまあどおでもよいや!な気分になって、

空を見上げた。

あー、良い天気だこと。このままここに居たらひからびちゃうかもね!

なんて考えて大きく深呼吸した。

やっと荒かった息が元に戻って楽になってきた。

「ところで何で俺達はこんな所にいるんだろうか?」

ボソッと呟いた言葉に不二と英二がギョッとした顔を向けた。

「何でって」

が暇だから遊ぼうって連絡いれてきたからでしょ?」

あー、そうだったそうだった。思い出した。

と言った俺に二人は疑いの眼差しを浮かべている。

そうそう、今日暇だから誰かと遊ぼうと思って連絡いれたんだよ

で、こいつらは部活あるだろうけどもしかしたら!のダメ元でいれてみると

運が良いことに一緒に遊べる!とのこと。

で、どうせなら全員集めて遊ぼう!ってことになって、

俺と不二と英二が先に待ち合わせして、今は皆との集合場所に向う途中。

・・・・・・・・えーと

「今、何分?」

「集合時間まで5分切ってます」

「何っ!?」

5分切ってるって。。。ココから待ち合わせ場所は走って言っても10分はかかるぞ?

「そうだね」

そうだねってそんな暢気にいってる場合か?

「遅刻原因はが地面に寝転がってたから!ということで♪」

寝転がってるのは英二、お前もだろうが!!

とにかくこうしちゃ居られない!

と、俺は勢いをつけて起き上がって・・・・

「英二、集合場所まで勝負!!」

言いながらもすでに走り出していた。

「ちょっ、ずるい!!フライングにゃ!!」

「英二、置いてくよ」

「にゃ!?不二まで・・待て!!!」

最後まで寝転がっていた英二が最後に駆け出して。。。

やはり運動部には勝てず、数分後には当然の如くふらふらになった俺は二人に抜かされて

集合場所につけばまたしてもビリ

そしてさっきと同じように寝転がってしばし休憩

息も絶え絶えながらに寝転がってる俺に比べて

二人は涼しげな顔して合流した大石やら手塚やらと会話してるのがむかつきます!!

桃君が心配して手でパタパタと俺を扇いでくれてなかったらきっとその場でふてくされて転がっていたことでしょうな

ということでしばらくはヤツラと走り勝負をするのはやめとこう

次やる時はもう少し体力をつけてから・・・・そんな日が来るかは果てしなく謎ですがね

 

 

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