カレーライス
「不二に英二、おっはよー!」
お前らのが先に教室に来てるなんて珍しいな!
「珍しいのはのほうでしょ。どうしたのギリギリでくるなんて」
「ホントホント!!の姿見えないから今日は休みかと思ったにゃ」
今丁度が休みだったら槍が降るかもにゃーって不二と話してたんだよん
と楽しそうに話す英二の頭を持ってた鞄で叩いた。
「いたいにゃー!!何するんだよ!!」
「う・る・さ・い!!」
お前が余計な一言を言うからだろうが!
”槍が降るかも♪”なんて心の中で思っても口にさえ出さなけりゃ俺だって殴ったりはしなかったさ
痛い痛いと喚き続ける英二を無視して自分の席に座って鞄を開いてがさこそやってたら後ろから
「あっ」
と小さな声が聞えた。
「どうした?」
無視するのは悪いかと思って振り返らないままに声だけ掛ける。
「うん。、カレー食べてきたでしょ」
この一言にがさがさやっていた手を止めて振り返り俺を見て笑っている不二の顔を見た。
「わかる?」
「うん。匂いがね」
「匂いかぁ!」
それは気づかなかった!!
なんてばれてこまるようなもんじゃないですが
「もしかしてカレー食べてたせいでギリギリになったとか?」
「アタリ!」
「にゃんでカレー食べたらギリギリなんだよ」
いつの間にか復活したらしい英二が俺と不二の間に割って入ってくる
「あまりに美味かったもんだからついお代わりをしてしまったということさ」
一晩寝かせたカレーは昨晩とはまた違った味わいだからな
さらに美味しくなったカレーをカレー好きとしては食べて来れずにはおられまい!!
でもって”あと一皿分残ったわね”なんて声を聞いたら俺が食べてやる!!と思わずにはいられないだろ?
「でもそれで遅刻したらどおなんの?」
「それはその時!でも食べてこなかったら今日一日後悔の海を漂ってるだろうな」
「そんなカレー好き?」
「むちゃ好き!!」
朝昼晩3食カレー大歓迎!!夢は一週間カレーですよ!!
瞳をきらきらさせてお祈りポーズをしながら言う俺に
英二はポツリと
「オレもカレー好きだけど一週間カレーはヤダ。」
「僕は3食も遠慮したいな」
「おまえらなー。それでもカレ好きか?」
根性なしめ!!
「こんなことで根性なしといわれたくないね」
そういって不二は俺の片頬をぶにっとつねった・
「・・・・いひゃい」
「変な顔ー!!」
笑うな英二!!
お前もつねってやる!
と手を出そうとしたら寸での所でひょいっとかわされてしまう
英二ごときにかわされるとは!!
不二につねられたまま俺は悔しさで英二をつねろうとした手でどんどんと机を叩いた。
「でもホント、からカレーの良い匂いにゃ」
食べたくなってきたーとこぼした英二に俺の目がピカリと光った
「よしっ!!英二、今日は食堂にいくぞ!!」
「にゃ?」
「食堂でカレーを食べるんだ!!」
「ちょっとまって、、お弁当はどおするの」
弁当・・・そういえば今日持ってきてるんだったな
どうしようかと考えてふいにひらめいたこと
「弁当も両方食べる方向で・・・・で、どうしてもダメそうなら桃君にプレゼント!OK?」
「OK!!」
かなりカレーな気分になってたらしく英二からは即座に返事が帰ってきた。
で、
「不二はどおする?」
英二と俺とでじーっと不二の顔を見つめる。
「・・・・・、朝食べてきたんじゃないの?」
「うん。2杯おかわりしてきたぞ」
「なのにまだ食べるの?」
「だから俺は3食カレーOK!!夢は一週間カレー♪といってるではないか」
俺の言葉に不二はそうだったね。。。と諦めの息を吐いた。
「じゃあ、僕も一緒しようかな」
と話してたら僕も食べたくなってきたじゃないか
と苦笑する不二に俺と英二は歓声を上げてクラス中の視線を浴びてしまった。
「んじゃ、次の休み時間にでもさっそく桃君に弁当を差し入れにいこう!」
早く行かないとパンの買占めに購買に走ってしまうだろうからな
この後、昼休みまでの時間ご機嫌で過ごす俺の姿があり、
昼休みを過ぎた後は俺と不二と英二、3人がご機嫌で残りの時間を過ごした一日となった。