デートしましょv
「てーづかちゃん♪」
「、前から何度もいってると思うが”ちゃん”付けするのはやめろ」
「いーじゃん、いーじゃん!」
お前は顔が仏頂面なんだからさ呼び方くらい可愛らしくしようよ☆
「いらん!」
むすっと顔をしてその場から立ち去ろうとした手塚の腕をがしっと掴んで引っ張った
そのことに言葉はなくジロリと怖い顔で睨んでくる
「手塚ちゃん、ちょっと俺に付き合え」
「”ちゃん”付けを止めたら話くらいは聞いてやる」
・・・・・そんなに”ちゃん”付けは嫌か。
まあ、話を聞いてもらえなければ先続けれないから
仕方ない、とわざとらしい溜息を吐いて
「わかったよ。手塚」
「で、何のようだ」
「デートに付き合え♪」
「断る!」
おいおい即答かよ(汗)
でもって俺の腕を振り払ってさっさと立ち去ろうとする
「ちょお待てって!!」
慌てておいかけて再び腕を掴んだ
「事情くらい聞こうよ」
「お前の事情はいつもくだらないことばかりだろう」
うわっ、ひでー・・・そうだけどさ
「聞くくらいいいじゃん」
「くだらないことだったら20周走ってきてもらうぞ」
「了解」
てか今回は残念なことに”くだらないこと”じゃないんだよなー
ちゃんとしたマネージャーさんのお仕事についてなのですよ
ていうよりもさ、マネージャーを走らせるのは止めろよ
「さっき部室の掃除してたら消耗品の切れかけの多いこと!
だから買出しに行こうと思ってな。」
で、何処が安いかと思って、チラシを見てみたら丁度安売りセールをやってるらしい
消耗品、よく使うんだから在庫はあるに困らない!
ということでこの機会に買い溜めしようと思うんだが
いささか一人で行って帰ってくるにはつらい量になりそう。
なので暇そうな手塚に付き合ってもらおうかなーとな
もちろんすでに竜崎先生の許可はとってきてある!
なので心置きなくデートに付き合え!
そう言ってニヤリと笑ってやると、諦めたように溜息をついて
「最初から俺の意見はなしか」
「まあな」
たまにはいいじゃないか
今までに買出しは英二や大石や桃や海堂や・・・
ほぼ全メンバーに付き合ってもらってて一応お前がラストなのさ
「そのラストに大量買い溜め持って来ました☆」
本当は力自慢な桃やタカさんを連れてくべきなんだけど
手塚抜かして2周目に回ったと後でお前の耳に入ったら、お前すねるだろ?」
「拗ねるか!」
怒る手塚を無視
「ほらっ、早く行かないと戻ってきた頃には練習終わるぞ?」
それは嫌だろ?
俺も嫌だぞ。今日中にやってしまいたい仕事がまだ残ってるんだからな
そうして1時間後
両手に荷物を抱えてほくほく顔の俺と疲れた顔した手塚が部室にいた。