セクシュアルハラスメント (略称セクハラ)

「性的嫌がらせ・性的おびやかし」と訳します。時・場所・相手をわきまえずに、相手を不愉快にさせる性的な言動のことです。大きく分けると「対価型」と「環境型」のふたつになります。

望まない行為を受けるという「基本的人権の侵害」にあたります。

ジェンダー(社会的につくられた性差)にもとづく考えを他人におしつけることもセクハラになります。

セクハラとは、女性を職場における対等なパートナーとは見ず、性的なモノとみなす女性差別的な意識に基づくものであり、両性の平等(憲法14条、24条)に明らかに反する行為です。

また、被害者女性の名誉や名誉感情、プライバシー、性的自由、性的自己決定権等の人格権(憲法13条)を侵害し、個人としての尊厳を否定する行為です。加えて、女性が安全な環境で働く権利(憲法27条)をも侵害する行為です。

セクハラの種類・意味

小分類

具体的な行為

対価型セクハラ
(条件と引き替えに)肉体関係の要求をする                     

なし

肉体関係をせまる
加害者は「給料を上げて欲しければ」「クビになりたくなければ」と言って、欲求行動の成功率を上げようとすることもある

環境型セクハラ

行為がされることで、働きづらい環境が作られる行為の総称

視覚型

人前で、性的な記事の出ているスポーツ新聞を広げる、相手の体を、なめまわすように見る等

発言型

性的な発言や質問をする。うわさを流す
肉体関係を迫る発言も含まれる

身体
接触型

相手の背後を通りすぎるたびに、身体の一部をさわる等

東京都職員の処分例

職場における影響力を使って性的関係を結んだり、わいせつ行為をした場合は、免職または停職。

相手の意に反することを認識した上で、性的言動をくりかえした場合は、停職または減給。

被害者が精神的疾患になった場合は、処分程度をそれぞれ、一段階重くします。