2006年の年末から年始にかけて作業しましたディアパソングランドピアノ183E 製造番号66000
各部コンディション良く、大掛かりな修理は全く必要ないと思いましたが、弦に錆が出ていましたので総弦張替えの作業を行いました。
作業前の183E 外装は傷など無く綺麗で、大切に使われていたようです。
キリの良い製造番号66000



画像では分かりにくいのですが弦に錆が出ています。磨くだけでは表面しか錆を落とすことが出来ないので張り替えることにしました。
アクションを取り出したピアノの内部チューニングピンの下のあたりになります。

真鍮のキャプスタンボタンを磨きます。
減りが少なかったのでハンマーは軽いファイリング作業で仕上げます。
ダンパーフェルトの張替えは行わないので痛めないように保管します。
そして弦を外していきます。↓



外し終わったところです。弦が無くなると今まで手の届かなかった響板の上の掃除が容易になります。


白鍵盤バフかけ

そしてチューニングピンを抜いていきます。



ここまでで弦を張る準備が整いました。
注文に出していたベース弦も届いて張弦開始です。


張り終えたらダンパーをつけます。→
その他クリーニングや各部調整を行って完成しました。
2007年新年早々にお客様に試弾いただき、大変気に入っていただくことが出来ました。ありがとうございます。

おまけの画像です。
納品に重機を用いる必要がありました。大掛かりな作業になりました。

ご意見、お問い合わせなどはメールにてお願いしております。