双眼鏡の選び方
双眼鏡の購入は、天体観測用の双眼鏡を買っちゃおうから
双眼鏡は天体望遠鏡と比べるとその手軽さが魅力で、思いのままに星空を探索できます。また、双眼鏡の選び方によっては天体観測だけでなく、一般の用途にも使用することができます。
ここでは天体観測に利用することを前提にして、双眼鏡の選び方を紹介しましょう。
口径
口径が大きいほど暗い天体がハッキリと見えます。天体観測を考えるなら、迷わず大きい口径のものを選びましょう。しかし、口径が大きくなりすぎると双眼鏡が重たくなるので取り回しが難しくなり、双眼鏡の手軽さというメリットが薄れてしまいます。
はじめての人 → 口径50mmくらい(30mmでは小さいと思います)
本格的にやる人 → 口径50mm以上
つるちゃん → 口径70mm、50mm
倍率
倍率は目的によって違ってきます。天体の位置を確認したり気軽に眺めたりするのが目的の場合は、10倍くらいまでの低い倍率のものを選びます。特定の天体をじっくり観測したい場合は、少し高いめの倍率がよいでしょう。ただし、倍率が15倍を超えるような場合は、双眼鏡を固定するものがないと手ブレが発生しやすくなり、視野全体が揺れて見えにくくなります。三脚などへの固定方法も考えておきましょう。
それから、双眼鏡で100倍もの倍率が出せるような広告もあります。広告自体はウソではありませんが、実際に使ってみると、像が暗くなるわ、視野は狭くなるわ、ピントは合わないわで、ほとんど使い物になりません。一般の方が購入される双眼鏡の倍率は、20倍くらいまでにとどめておきましょう。
普通に眺めるだけの人 → 7倍〜10倍
本格的に観測をする人 → 10倍以上
つるちゃん → 10倍、7倍
重さ
重たい双眼鏡は観測する際に、何かに固定する必要がでてきます。1300gくらいの重さを目安にすればよいと思いますが、短時間の観測であれば、これより重くても手ぶれは少なくてすみます。双眼鏡を手にしたときの感触などを含めて、実際に手で持って確認できるのであればそれに越したことはありません。
つるちゃん → 2100グラム、890グラム
価格
これが一番大事かもしれません。値段はピンキリですが、高価なものでは100万円を超えるようなものまで市販されています。安価なものもありますが、激安品はお勧めしません。粗悪品も多く品質にバラツキがあるからです。天体観測では品質が要求されますので、「安物買いの銭失い」にならないようにしたいところです。
お店でチェックする場合
双眼鏡には必ず「7×50」などの表示があります。これは倍率が7倍で口径が50mm、ということを表しています。それではチェックに移りましょう。
双眼鏡を少し離して明るい方へ向けてみましょう。この時点で次のようなものはダメ。
・接眼部(目を当てる部分)の像が丸でなく欠けている
・接眼部の端のほうに三日月型のようなものが光って見える
次に双眼鏡の左右の接眼部を自分の目幅に合わせましょう。目幅に合ったら遠くの景色を見てみます。両目のピントを合わせた時点で次のようなものは避けましょう。
・視野全体または一部がベールのようなものに覆われているような気がする
・どことなく鮮明でない
・ハッキリ見えるところと見えないところがある
・視野の端の方がチラチラする
他には次のような点もチェックしましょう。
・倍率が自分の目的にあっているか
・視野の広さは十分か
・重くて手ブレを起こさないか
・持った時に手になじむか