過去ログ 
 2001年 7〜8月




2001/8/23 (木)

久しぶりに通知票をUPしました
だいぶ前に提供いただいておりましたがすっかり遅くなりました
620様、ご協力ありがとうございます
すこーしずつ増えてってます・・・




2001/8/15 (水)

予定外に体育大会ネタで随分ひっぱってしまいました
途中でかなり息切れしました
内容もさることながら
なるべく関係者の方々にご迷惑のかからない書き方をすることで消耗しました
それはさておき
教科書採択が話題になりました
どんでん返しの末に
東京都と愛媛県の「養護学校の一部」に、いわゆる『つくる会』の歴史・公民教科書が採択されました
歴史観うんぬんはさておいても
ああまた利用された・・・という印象を拭い去れません
障害児教育が、勢いのある力によって、です
今までお役所の対応に、学校内の決定に、何度かこのような感想を持ったことがあります
packは控えめに言ってサイテーだと思っています
歴史観がどうこうを別にして、手続きの正当性を知っていても、です
いくつかの掲示板で話題になっていました
『つくる会』の考えに賛同されている方の意見もありましたが
packの見た範囲では喜んでいる保護者はいらっしゃいませんでした
保護者の賛同を得られなかった時点で明らかに失敗です(笑)
『つくる会』の方々にとって正しいと信ずるものであるならば
汚いやり方と思われるようなことをしないでいただきたい
困ったときに裏技で障害児教育を*活用*するのもやめていただきたい>ALL




2001/8/9 (木)

-体育大会 その4-
体育大会終了後しばらくして、この行事への反省が会議で行われました
それに先立って、生徒と教職員へのアンケートも行われています
「井戸端会議」の中では勝負(学級対抗)がヒートアップしてきてるなあ、という意見も出されていました
学級対抗的にはTさんのクラスは最下位です
Tさんの存在だけでなく個人種目全般にわたって上位入賞者が少ないという状況がありますが、いかんせんこの種目では全員参加の学級対抗種目で勝てないというのも事実です
packのいる学校にはもう一つ特殊学級がありますが
その生徒の学級も最下位で、同じような状態でした
この状況に気付いた先生も何人かいらっしゃるようでした
Tさんもみんなも「終わって楽しかった」という行事がいいな、と

Tさんの学級の反省の中の一つに「ハンディがほしい」というのがありました
アンケートをまとめた係の先生が心配して「この意見を全体に出しても大丈夫だろうか」とpackに見せてくれました
誰にとっても胸の痛む意見ではあります
packも少し驚いたのですが、そのまま出してくださいとお話しました
よく考えてみると、Tさんの存在を問題にするのでなく、Tさんがいる中での行事の運営に注文をつけているわけだから至極まともな意見に思えてきたのです
あきらかにTさんに不利ならばハンディがないと不公平だし
そもそもハンディがいらない種目ならば何の問題もないわけです
行事だけのことでなく、Tさんがいる社会でTさんに生きにくさがあった時
変われる部分は社会が変わればいいのです
まともどころか
インクルージョンの根っこにせまる発想だと感じました(ちょっと大袈裟かな?)

ある日の職員会議で「体育大会の反省と次年度に向けて」が議題にのぼりました
係の提案は
『現在の学級対抗方式の中では勝った学級はよいが負けた学級に与えるがっかり感も大きいこと、中体連陸上大会に向けての記録は体育の時間でなんとかなること、その中で陸上が得意な生徒の活躍の場も設定できること、などから次年度は記録会的性格の行事ではなくスポーツを通してみんなが楽しめる「運動会的行事」にしたい』pack注)趣旨です
というものでした
反対意見はなく、この提案は通りました
驚きました
packの偏見では、中学校の先生、特に体育の先生というものはとかく記録にこだわる人種、だったのです
また、この件に関して異動早々で小さくなっているpackは全く働きかけをしていません
なぜか特殊学級担当者は学校の中で一人で訴えなければならない場面に遭遇しがちで
packも以前の学校ではたまに一人で吼えて煙たがられたりしていたのですが・・・
自然とTさんが住みやすい学校になっていきます
体育大会の性格を変える決定は、ともすれば精神主義的指導色彩の残る中学校では簡単に出来ることでないと思います
Tさんの力もあるのだと思います
決断をした先生方にも嬉しい驚きをもらいました




2001/7/8 (日)

-体育大会 その3-
Tさん的には大満足の体育大会でしたが
学級はいろいろありました
Tさんの存在の有無に関わらず
一部の生徒が他の学級との勝負にこだわり
Tさんにはやさしく接するものの
他の仲間には容赦ない罵声に近い激励を浴びせることです
Tさんの参加がはっきりし、やっとすっきりしたところでみんな一生懸命なのですが
どうしても誰か彼か長縄跳びでひっかかります
そこへ厳しい声が飛びます
担任も勝負だけが大事ではないことを訴えますが
かえって溝が深くなる気配すらあります
そんな中でも確実にみんなで飛べる回数は増えていったのですが
とうとう体育大会当日も衝突が起こりました
それなりの結果が出たのですが
1位でないことへのこだわりか
学級の仲間や担任を責める荒れた発言を繰り返しました
しかしTさんには非常に配慮した態度を取ります
険悪な空気にも心が痛みますが
Tさんが配慮という区別をされているのではないか、と感じてしまいました

配慮という区別は必要な場面があることは否定しません
むしろ求めています
packがひっかるのは個々への配慮が必要なのはTさんだけではない
ということが伝わっていないことかもしれません
この日荒れた生徒は翌日はけろっとしていたそうですが
Tさんだけが配慮される学級になりつつあるのではないかという疑問が生まれました
Tさんすら配慮されない集団よりずっとましですが
集団の中で互いに受け止めながら配慮もし合う中にTさんが存在して欲しいのです
時間をかけて伝えねばならない課題がひとつ見えた気がします
その後、この課題は思わぬ方向で実現します







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