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私、管理人は中学校の障害児学級を担当しています。 新指導要領の実施に伴い通知票の内容・項目を見直そうと同僚と話し合い、参考資料はないかとWEB上をさがしました。 しかし、必ずあるはず、と思っていた通知票の情報がほとんどありません。 (もしありましたらぜひお教えください) もちろん通知票に特化したサイトは見つけることができませんでした。 それまであまり深く考えなかった自分を棚に上げるのも何ですが これほど情報が少ないとは驚きました。 どんな通知表にするかは、どんな教育をめざすかによります。 逆に、通知表を見ればその学校が何をめざしているか、どのような評価姿勢かわかります。 通知表は、教育課程をとおしてめざしたものの最終段階として子どもや保護者の手に渡る非常に大切なものだと思います。 時代の趨勢として総合的学習、コンピューターを使った学習が脚光を浴びています。 教育課程や評価について研究・研修がなされています。 しかしまだ、通知票がどうあるべきかはあまり話題になりません。 いくら学習指導要領が変わっても、或いは教育基本法が「改正」されたにしても通知票だけはなくならないはずです。 どう指導するか、どう評価するかの次には、それらをいかに伝えるかという課題があります。 日々の実践やその他の柵に追われて今まで顧みなかった反省も含め 通知表についてのサイトがあるとよいのではないか・・・と考えるようになりました。 本来このようなデータは公的機関で蓄積していただくのがよいかもしれません。 しかし、役所ならではの難しさもあるのだと思います。 「通知票の杜」では一個人の立場で、なるべく多くの通知票や通知票にかかわる資料を集め、提供していこうと思います。 教員が通知票を見直そうと思ったら、ふつうは知り合いのいる学校に協力してもらうでしょう。 ある程度教職経験のある者であればそれも可能です。 しかし時には学級開設を新卒の方が担当されたり、免許外の方が担当されたりすることがありますし、本来は障害児教育を希望しない方が担当することもあるやに聞きます。 このこと自体の問題にはここでは触れませんが そういう「当てもない」状況だと少ない資料をもとに、よくわからないうちに通知表を作らざるをえないことも実際にはあると思います。 (養護学校等ですと全く状況は違いますが、障害児学級担当者としてはこのあたりの事情を痛みを持って感じることもあるわけです) またこれほど極端な例でなくても、特別支援教育担当者は相対的に人数が少なく 通常教育に比べて、相談すべき人間が豊富にいるとはいえない状況が多いと思います。 しかも特殊教育の指導内容・評価項目は「個に応じて適切に定める」式の定義が多く 教師冥利につきる反面、初心者泣かせでもあります。 私自身それほどベテランではありませんし、わからないことがたくさんあります。 腰を据えて見直そうと思ったら数多くの通知票に触れたい思いがあります。 経験年数にかかわらず、真剣に考えている多くの方がそうではないかと思うのです。 その他、保護者の方や研究に携わる方、あるいは通常教育の先生などでも機会があれば特別支援教育(障害児教育)の通知表を見てみたいと思う方がいてもおかしくありません。 「通知表の杜」は、様々な理由で障害児教育の通知票を見たい方に少しでも多くの参考資料を提供するのが目的です。 通知票は目指すものによって様々な様式・内容が考えられます。 そのものだけを見て安易に優劣を論じることはなじみません。 そこにいる子どもとその学級・学校のめざす教育との擦り合わせをして、初めてよい通知票になっていくものと考えます。 ですから比較・検討のようなことはせず、資料提供に徹したいと思います。 皆様のご参考になれば幸いです。 「杜」といっても、現在はたった一つの通知表しかありません。 でも、あるべきなのだから今すぐ集めねば!とは思っていないのです。 通知表は公文書ではありませんが学校の内部資料であり、扱いには微妙な問題を孕んでいます。 今まで公開されないのには、それなりの理由があるのだろうと思います。 見えない壁の存在をうすうす感じながらの試みです。 本当は各学校でどんどん公開すべきものだと思います。 もともとその地域では公開されているも同然です。 どの学校も先生も一生懸命指導した上で家庭に渡す通知票なのですから 自信を持って公開できるはずだと思うのですが・・・・ より多くの資料を集めるため、当面、学校名は原則非公開としていますが、実は残念な対応です。 壁は一箇所が崩れれば一気に崩れることがあります。 思ったより頑丈でひと穴くらいではびくともしないことも、よくあります。 しかし、「こんなサイトがあったらいいなあ」という気持ちに共感してくれる人がきっといる、という根拠の曖昧な確信はあるのです。 私の植えた種が土壌に合っていてタイミングが季節に合っていたならば いつかは必ず他の樹も生えるでしょう。 樹が育つの待つように、ゆっくりと「杜」をめざしたいと思います。
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