2004/04/07 ON AIR  TM NETWORKプロデュース スーパーエディション
[第1回]


U;宇都宮隆
K;木根尚登
T;小室哲哉
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T;TM NETWORKの小室哲哉ですぅ
U;宇都宮隆です
K;木根尚登です
T;今日からのスーパーエディションは僕らTM NETWORKがお送りする事になりました。僕達の20年間を"ぼちぼち"振り返りながら、今現在の話、今からの話もしていこうかと思っています。最後までお楽しみ下さい

U;はい。TM NETWORKがお送りするスーパーエディション。先ずはこの曲から聞いてください。TM NETWORKで[SCREEN OF LIFE]

〜〜〜〜〜〜〜 SCREEN OF LIFE 〜〜〜〜〜〜〜

U;はい。今お届けしているのはTM NETWORKで[SCREEN OF LIFE]です
T;はい。改めまして小室哲哉です
U;宇都宮隆です!
K;木根尚登です!えー、今日から1ヶ月ですね。4週にわたってですね、僕らがスーパーエディションをお送りするわけですけども。まぁ、20周年と言う事で、DOUBLE-DECADEの年なので、昔話は当然出て来ると思います。はい。当時はですね、まぁ〜、色んな所でも言ってますけども。この20年前の事を言うと、僕はっきり覚えてますよ!デビュー当時のね、最初はプロモーション2人でやってまして。僕、事務所の留守番…ほら、昔、留守番電話なかったじゃない?
U;(微笑)無いっすね
K;だから、電話番。僕がしててね。2人がプロモーションするって言う時点で、メンバー内で手分けしてやってた時期ありましたけどもね
U;うん
T;あ、うん
K;ここは喋っていいんですよ(笑)
T;あ、そーですか
K;(笑)ここは普通に喋って全然いいと思うんで
T;なるほど!はい
K;そんな20年前を振りかえりつつ
U;つつ
K;ね。4週にわたって行きたいと思います。はい。えー、それではTM NETWORKスーパーエディションお楽しみに!


K;TM NETWORKがお送りしていますスーパーエディション。ここからは今だから言える、あの曲のマル秘エピソード〜!って事でですね。まぁ、一般的にはTM NETWORKの代表曲と言えばですね、[Get Wild]と皆さんが多分おっしゃるんじゃないかと。これはあの、当時のアニメ、シティーハンターというですね、アニメの主題歌…
U;エンディングですね
T;エンディングですね
K;---ね。割とその当時まだ小学生とか中学生の方とかも、あれはやっぱ観てたんで、他の曲とか、LIVEとかアルバムとか見てなくてもこの曲は知ってるんですよ。
U;これ、オープニングテーマ誰でした?
T;え、小比類巻さんですかね?
K;お〜
U;あ、Hold On?
T;じゃないかなぁ?小比類巻かほるさんですかね?
K;かほるさんです。そうですね
T;たぶんそうですね
K;じゃぁ、[Hold On Me]の裏話は?
U;(笑)
K;知らなねーなぁ(笑)。知らないね。折角だから、[Get Wild]の話をしたみ…してみたいな…
U;したみ!?(笑)
T;(笑)
K;僕の記憶だと、これスネアがなかったんです。スネアが2・4の…
T;スネオですか?(笑)
K;スネオじゃなくて、スネアがズンズン・タントン、ズンズン・タントンっていう。スネアの音がタンって入るんですけども、どんな音楽にも。僕の知っている音楽はね。[Get Wild]にはズンズン---
T;まず、ズンズンじゃないですけどね
U;(笑)ド・ド・ドですね
T;まぁ、ほら。ディスコとかダンスミュージックぐらい。せめてディスコぐらいですよ。ディスコミュージック、せいぜいね。4つ打って、ド・ド・ドってやつなんですよ
K;ド・ド・ド…
T;タンが欲しかった…って言うか、不自然だった?
K;だよね
T;でしょ?
K;そうそう
T;タン、タンって言うのがないとね
K;うん、ない
T;ないんですね。実際
K;画期的な
T;そうですね〜。あの時代にしては悩みましたね
K;悩んでたね。僕は外でタバコ吸ってたけど(笑)
T;(笑)
K;なんか、手術待ってるね、患者の家族みたいだったもん
T;まぁ、そうなんですよ。ダンスミュージックで所謂スネアドラムですかね?タントン、タントン。まぁタンっていうのが無くってですね。何で無くしたんだろうなぁ?未だに不明って言う(笑)
K;不明?でも、思い付きだよね?きっとね
T;思い付きですね
K;やっぱり、ちょっと、ホラ、曲もそうですけども。この頃はそんなに珍しくはなくなりましたけども。デビュー当時、僕とウツでさえ「え?」って言うような、ま、転調ですか?今はまぁ、皆さん当たり前ですけども。あの頃は、先ず僕らがビックリされたもんね?…したもんね?
U;そうっすね
K;だって、普通にちょっと音楽的ですけども、そのキーというのが。先ずCというキーだったら、ずっとCという。まぁ、ちょっと飛んでも親戚関係のコードしか飛ばないんですけども。いきなり全然関係無いキーに飛んでしまうんですよ。あれが…
T;まぁ、コンピューターで曲を作るっていう所の特性でもあるんですけどもね
K;あれだから、ホント慣れるまで。もう、今はね。ウツなんかは慣れたかもしれないけども、最初は
T;最初はやっぱり。うん。ウツとか…うん、ウツは大変だと思うね。ボーカルの人はね。今でこそ、HDDでもコンピューターでも。前も、まぁコピーとか貯めたりとか出来たけど、今もっと簡単にどっか適当に歌っとけば、それポロっと動かしてね、転調の所にポコッと嵌めたりとかも出来ますしね。あの頃はちゃんと歌っていかなきゃね。
U;テープですからね
T;うん。ダメだったから
K;で、言葉数多いし、英語多いし。今でも、俺はB面の[Get Wild]歌えないもん。英語。
U;(笑)普通ーの一般の人も歌えると思うよ?
K;うそ!?(笑)ホント?
U;うん
K;んー、難しいなぁ〜
T;難しいですよ
U;(笑)
T;難しいよ!
K;難しい曲多いよね?TMね
T;うん。カラオケとかでも、なかなかサビ以外全部歌ってもらうっていうのは、昔の曲でって言うのは難しいね
K;難しい
T;だんだん、こう風化してって、サビだけとか覚えてるよね?[Get Wild]僕、ちょっとBメロも…ちょっと、覚え…てた…かな?って事あるもんね。僕はチョット
U;(笑)
K;(笑)
T;あまりにもですね!曲作りすぎてですね(笑)
K;あー…
T;結構ね、ゴチャゴチャになちゃう事あるんですよ。ただ、以外と[Get Wild]はAメロとかの歌い出しは印象深いね。さっき木根が言ってたようにアニメのね。シティーハンターとか、そういうので絵が出てくるとね印象的だね
K;あ、そうか
U;アスファルトがね
K;タイヤをね。あの、傷つけながら
T;そうなんですよね
K:切りつけながら?
U;傷つけながら…(笑)
K;タイヤ傷つけてどうする(笑)。切りつけながら
T;あの頃では珍しいですけれども、プロデューサーの方?アニメのね。と、打ち合わせをしながら、「このシーンは先ず、この絵から始まります」と
K;あ、だからピッタリあってる
T;うん。イントロは静かに始まってもらうと、ストーリーの、その日のストーリーの終わりのエンディングのそこにフェードインしてくるんです
U;なるほど。だから、あのタンタンタン〜♪っていうね
T;そうそう!んで、ダカダカダカ・ドンで変わりますっていうですね、非常に緻密な打ち合わせをさせてもらったのでああいうイントロに出来たとかね
U;今、そういうの無いですよね
K;でもやっぱり、すごくいいイントロですよ
T;そうですよね
K;このイントロが始まったら、「うわぁ!」って、こう
U;ぅえ!?(笑)
K;すぐ、ギター持ち替えなきゃ!って(笑)
U;(笑)そっちか!
T;いやぁ、ホント何ですよ。いや、いい曲でしょって事ではないんですけど、わかりやすい曲なんですよ。ドレミで言うと、ミレドレミミレドなんですよ。それだけなんですよ
K;じゃぁ、3つ音があれば出来ちゃった
T;あ、そう!そうですよ。ミレド〜♪レ、ミミレド〜♪ですから。これちょっとやってみてください
K;なるほどね
U;わしはドレミ?(笑)
K;(笑)いや、それ、わかんないから!説明するのも大変だし!
T;まぁ、基本的にはわしでも誰でもドレミなんですよ。そこは
U;(笑)
K;えー、まぁ[Get Wild]は今回のコンサートではもちろん!
T;もちろん!
K;ねー!
T;えー、[Get Wild 2004]ですよねー?きっとねー?その場合
K;そのあともバージョン2004ですから、これもう何十番目のになるんでしょうね?
T;ね?11バージョン目ぐらい?
U;11バージョン?
T;10か、12、13…14…そんな感じ
K;[Get Wild DECADE RUN]ってのもありましたからね
T;そうですよね。まぁ、ちょっと、あれはねぇ。画期的過ぎたかなって、ゴメンナサイね
K;あ、ビックリした!「あれはね。失敗でした」って今言うのかと思って(笑)
U;(笑)
K;画期的だったのね
T;ああ、そうね。まぁ、今の言葉に限りなく近いのかどうかなぁ〜って、うん
U;(笑)
K;画期的。ちょっと先行きすぎ?
T;実験してみ…過ぎたかもしれないね。うん
K;でも、歌詞も増えてるんですよ
T;そうなんですよ
K;ねー。これ皆さんね、「え!?」って思う人は1回ね
T;そこは、もうちょっと。うん。良い所気がついたねぇ
K;ちょっと、聞き比べて欲しいよね
T;そこが結構「大」だったですよね
K;じゃぁ、聞いてもらいましょう。[Get Wild]

〜〜〜〜〜〜〜 Get Wild 〜〜〜〜〜〜〜

K;TM NETWORKがお送りしていますスーパーエディション。ニューアルバムNETWORK〜Easy Listening〜が3月24日に発売になったばかりですけども。
U;はい
K;ここではニューアルバムの話をしてみたいと思います。ベーシックなサウンドは所謂トランスというジャンルでよろしいでしょうか?
T;そうですね。はい
K;小室哲哉…
T;トラン…トランシー?ですかね?(笑)
K;トランシー?
T;トランスっぽいって事ですかね
K;でもさぁ、トランスって言葉が出てきてから随分、僕は経つような気がするんですけど
T;まぁ、ほとんどテクノとかそう言った感じのねイメージ、印象ですよね
K;もともとさぁ、トランス。どこら辺から「トランスだ!」、こう自分の中で来たんでしょう?
T;ん〜…そう…だな。いつも別に出会いが何か、衝撃的とかじゃないんだよね。以外とこう「今、向こうではこんな感じの音、皆かけてますよ、DJの人は」っていう話を大体聞いてですね。「え?どんな感じ?」っていう所から入るんでね。それであまりにもかけ離れてたら、自分と。うん。やらないと思うんだけども、ま、使ってる音色とかあるじゃないですか。シンセとかだと。やっぱ、「あ、こんな感じなんだ。考えたな、よく」。なんか、技術的な事で、うん。さすがに良く考えたなっていう、いろいろポイントがあったんでね。テクノもそうだけど
K;やっぱりシンセサイザーから生まれてる音楽なんだね〜
T;そう!シンセが無かったら無理。絶対
K;ね〜
T;所謂、皆、世界中で、こういう僕も含めてなんだけど。ま、木根もそうだと思うけど。シンセでさ、ツマミを弄くってさ
K;ミヨォ〜〜〜〜ン シュオォワァ〜〜〜ァ
T;コンピューターに打ちこんだ物でさ。ね、鳴らしたりして。あ!音色間違える事あるじゃない
K;あ、あるある
T;なんかの、これピアノでやるとか。これはドラムのハイファットの音で鳴らそうって打ちこんだものが、違う音で出る事があるじゃない。それ、例えばハイファット、チチチっていうこのデータがあるじゃない。これで偶にストリングス、シンセの音が。あと、ヘンな、まぁ何でもいいんだけど、ま、ピアノでもいいよ。他のね、その、和物の音で鳴っちゃったとするじゃない?そのときにトランスみたいな、ああいうリズムが出来ちゃうんだよね
K;わかりやすい!
T;チキチー、チキチーっていうのを音に変わっちゃうと、ティキティー、ティキティーみたいになっちゃうの
K;イタダキ!
U;(笑)何がイタダキ?
K;さっそく、帰って…(笑)
T;そういう感じ…所謂実験?遊んでみてたら、皆、そういう風になっちゃったんでしょうね
K;なるほどね。カカカカ、カカカカ
T;うん。そうですね
K;チチチチって言うやつが、何かヘンな音になって違う…なるほどなぁ〜
T;で、スネア?まさに。タン・タンとかさ、それも他のシンセの音になっちゃったりとか。カン・カンとか来ると、「アレ?」みたいになるじゃない。本当は普通のドラムのドンが来るはずなのに。まぁ、そう言う遊びですよね。基本的にね。そういう所から入ってくるようなですね
K;ウツん家はシンセサイザーあるの?
U;ないよ
K;ないよね
U;あ!ああ、ああ!ある!
K;ウソ!あるの!?
U;一つ
K;あ!あるんじゃん〜。やろうよ!
U;(笑)
K;トランス
U;いやぁ〜、音出るのかなぁ〜?
K;メンバー内に流行らせないか?
U;出るかな?音?
K;出るでしょ?
U;いや、もう、何年も使ってないよ?
K;で、どうしたの?それの方が興味ある、俺
U;テーブルの上にいる
K;ホントに?
U;うん
K;へぇ〜。それじゃぁ、この辺で1曲。ニューアルバムから聞いてください、[TAKE IT TO THE LUCKY〜album mix]

〜〜〜〜〜〜〜〜 TAKE IT TO THE LUCKY〜album mix 〜〜〜〜〜〜〜

T;はい。小室ですが、このコーナーでは今から16年前ですね。1988年からですね89年にかけてのCarolプロジェクトについて、えー、3人が一人づつ振りかえってみようかなぁと思います。
って事で、僕がトップバッターです。Carolというのはですね、何て言うのかなぁ、こう、ミュージカルが元々僕この時代好きで。折角TMで自由に音楽も作れるようになって、ツアーとかで色んな所に舞台というかね、ハコで演出まで色々やっと自由にできるようになった頃だったんですよね。なので、折角CDも作って、ま、曲も作れるようになって。ツアーも出来て。って事で、ストーリー作りしたり…したくなったんですね〜。
この時代。映画に走る人もいたんですよ。あの、映画作りをしてみたいって。なんか音楽も一つ形になって。で、まぁ、あとはテレビの番組?をやりたいという人もいたりとかあったんですけど。僕は一つミュージカルって言うのになったんですね。多分、ロンドンにいたって事もあると思うんですけどね。ロンドンとかでミュージカル見るっていう習慣が出来てたんでね。んー、まぁ、そんな感じで、あとは横文字的な、英語的なね、発想の物が作り易いというか。そういうミュージカルにすると。って事で、ま、結論から言うと、やっと何でも出きるようになったって言うか、やりたい事がね、具現化できるようになった時代だったと思うんですけどね。うん。
まぁ、それで音楽の、その作り方を楽にしたかったと思うね。1曲1曲アルバムね、この曲は何について。ラブストーリーとか。この曲はメッセージとかね。1曲1曲貯めてって、それが集まった物がアルバムって言うのが、うん〜…ちょっと重くなってたって思うんだね。まぁ、それよりも一つのストーリーがあって、先ずオープンニングがある、まぁ、映画音楽作りみたいな方が作りやすかったんじゃないかなぁと思いますね。うん。まぁ、映画音楽もこの頃に、ちょっと何作かね、やらせてもらったりとかもしてたんで。結果、まぁ、そうだな。映画的な発想もあったかもしれませんね。
まぁ、イギリスのCarolという女の子を主人公にした、まぁSFのような、ちょっとそういう童話というかね、そういうような物だったりとかで。生きた音楽みたいな、それがどっか行っちゃったりとか、影響受けたりとかそういうようなお話なんですけども。後で木根さんは絶対話すと思いますけど。
まぁ、これは木根さんが小説を、原作を書くという設定にして。僕のこのストーリーの最初のコンサートって言うかね、アルバムからの発想なんだけども。まぁ、普通ミュージカルなんだから原作あるだろう!みたいな所で。うん、ここ「木根書けば?」っていうね(笑)。また安易な人選というかですね。まぁ、僕が人選できるとしたら、これ人事課だったら2人しかいないワケですよ。人事の。「ん〜、これはウツかな?」「これは木根かな?」みたいな所で。って行くと、ウツよりか木根だろ!って事でですね。
しかも文才というか、物書くのは好き…だったかなぁ?(笑)もしかしたら好きじゃなかったかもしれないですけども。もしかしたら、このぐらいの年になって、字でも沢山書いたら?っていう気持ちもあったかもしれないね。うん。そうすると、自然と勉強するじゃない?うん。だから、別に全然、親心でも何でもないんだけども。まぁ、例えば塾みたいな感じかな?で、どんどん、どんどん知識というか、文化的にして行きたかったんでしょうね。メンバーを。
で、多分、最初、発想はそうだと思う。で、英語もそうだし、何でもそうだけど。何か物を書いて、一つにするためにはやっぱりわかんなかったらね?辞書を調べるとか。感じも。自慢でも、ホント正に、自慢でもなんでも無いですよ。木根さん、漢字はですね、スッゴイ苦手だったんですよ。漢字テストとか、遊んでやって、ホントにダメだったんですよ。でも、こういうのでやると自然に調べたりとかね?いう風になったりとかで、すごく木根も逆にそれを意欲的に良い機会って事で勉強するって言う、一つのいい機会になったのかなぁ?ま、一生懸命やってくれたと思うのね。ま、その前に、あの、ウツが所謂ダンスって言う一つの勉強?って言うもので、やっぱりすごい苦労をしてたの。時間をそれに費やしてたわけね。だったら、木根も、じゃぁ、それと同じぐらいの何か費やす物が有るべきかな?みたいな事だったと思いますね。
まぁ、だから、ウツ木根の両方のバランスを。やっぱり何となくだけど、どっかでリーダー的な発想なのかプロデュース的な、プロデューサー的な発想なのか。うん。役割分担のウェイトバランスを取ろうとしてたと思いますね。まぁ、あと、それを受けてですね、木根なんか、ウツの話を聞いて欲しいですよね。
ま、折角こうして裏話的なことなので、ちょっとお話をしてみました。
で、ですね。じゃぁ、アルバムに入ってる曲でですね。ま、これはあの〜、何て言うのかな?僕のロンドンの生活の。うん。ま、どっちかって言うと、ホント個人の、結構パーソナルなですね、気持ちを。多分TMとかも全部を含めて、最初に、生まれて初めてですね。自分の事を歌った詞?うん。っていう、事ですよね。ま、僕が詞を書いたんですけども。うん。初めて、こう、結構、主観で書いた詞なんで。曲というよりは詞に注目して聞いて貰いたいなと思います。[Still Love Her]

〜〜〜〜〜〜〜 Still Love Her 〜〜〜〜〜〜〜

K;TM NETWORKプロデュース スーパーエディション。ここではですね、もう一つのTMのヒストリー。3人の音楽とか、そういった以外のかな?仕事以外のお話をちょっとして行こうかなぁ〜なんて思うんですけども
U;うん。はい
K;まぁ、3人。そんなに変わってないんですけども。もちろん時代も変わってるんで。ファッションとかも変わってるかもしれないですけども。一番、移り変わり、面白い。面白いって言ったらアレですけども、小室さんの車
T;車ですか?はい、はい
K;一番最初。ジェミニ
T;ジェミニ。そうですね
K;ね。ま、これはまだアマチュア時代だったんで。デビューから考えると20周年なんで。デビューの年は……アレ?もう、BMW?
T;いやぁ〜、木根さんトコの水道屋さんの車じゃないですか?(笑)
U;(笑)
K;まぁね。水道110番ね(笑)
U;ビスタ!
K;あ!ビスタ。もう
U;ぐらいじゃないの?
K;ああ、ビスタ乗ってた。ビスタ乗ってた。だって、俺、焼いたんだもん。天井、天井
T;ええ(笑)。ねー
K;が、丁度デビューした頃ですよ
T;うん、うん
K;白い車で
T;そうね。その前に…何だ?いろいろ乗ってたんだよね。シルビアとかね
K;シルビア!シルビア有ったね。何か、その、ちょっと、そういう気が無かった?
T;走り屋っぽい車選んでましたね
K;ねー。やっぱ、車好きな人って、そういう風に行くよね?
T;そうね。やっぱ、何か欲しかったね
K;でも、その、僕はその新車を助手席に乗せてもらって、その日に庇ですか?
T;庇?(笑)
U;庇ね
K;助手席の庇
T;サンシェードですかね
K;サンシェードを僕はタバコで焼いてしまって。「いい車だね〜」なんて、「気をつけてね、気をつけてね」って言ってるのに、ジュッって
T;そうだよね。あれはちょっと、そう、悲しいよね
U;(笑)
K;いや、今だから聞こう。すっごい、ショックだった?
T;ショックだったね〜
K;ショックだったよね。ゴメンね。今でも覚えてる。「あー、ウソでしょ〜…」って、少しね言葉が詰まった(笑)
U;(笑)
T;(笑)
K;「ウソ…でしょ…」。で、俺も「あ、ゴメン!」。すごい会話がね、弾まなかったよね
T;うん
U;(笑)
K;ゴメン。ど、どうしよう?
T;車じゃなくて、白いセーターみたいのね。こう、今日下したての真っ白いセーターにポトッとかってコーヒー溢されたちゃった感じだよね
K;(笑)
T;木根さんトコで、こう
U;(笑)
T;「あ!ゴメン!」って。真中にベタッって(笑)。いや、格好悪いじゃないですか。そこだけ、ずっとねぇ。誰が見ても「あ、コーヒー溢してるよ」って、言われちゃうような感じで
K;あれ、取っ替えたのかな?
T;取っ替えてないね
K;取っ替えてないままだった?
T;やっぱりね、取っ替えられるほどですね、やっぱ余裕が無かったですね
K;余裕が無かったね。ホント、申し訳無い事したね
U;(笑)
T;あの、ずっと焦げて。そのまんま、跡が残ってて。まぁ、そう言う事良くありましたからね。でもね
U;カセットも壊したんじゃなかったっけ?
K;それ、マネージャーさんのね
U;ああ(笑)
T;(笑)
K;「アレ?アレ」ガシャガシャガシャ…ボヘッって折れちゃったりとかね
U;(笑)
T;そうだね。いろいろ有りましたから。車のなんて。だって、そんなのはどうでもいいですよ。そんな焦げぐらい。あの、もっとひどい事沢山有りましたからね
K;(笑)
T;色んな事が
K;そうですね(笑)
T;み〜んな、お金無かったですから。この頃。ガソリンもなかなか入れられなかったですから(笑)。ホンントにね、そう言う意味でも貸し借りでは帳消し!
K;帳消しだよね
T;いろいろ木根さんには手伝ってもらってましたからね
K;ああ
T;あの、ガソリンが。所謂ガス欠ですよね。もう無い!お金が無いからさ、1000円分とかさ、そうやって入れてた
K;今、すごい話だね。小室哲哉が、金無いんだよ
T;(笑)
U;(笑)
T;いや、皆無いんですよ!だから。別に不思議でもないしね
K;いや、皆なんかイメージ作んないけどさぁ。「アレ?この人、お金無いときあったの?」みたいな
T;うん。でも
K;「なんで、取っとかなかったの!」なんて
T;でも、一応、車持ってたのね
K;車持ってて、ここがヘンなんだよ!
T;ここがヘンなの
K;ここが、おかしいんだよなぁ〜
T;そうそう(笑)車持ってるのに
K;俺ん家から、タクシーで帰ったしなぁ〜
U;(笑)
K;18・9の頃
T;で、木根ん家に僕と二人で車で帰ろうとしてたのよ。ある程度。ある程度まで走って、そうだなぁ、距離で言ったら3分ぐらい?
K;そうだね。車で飛ばしたら3分ぐらいだね
T;「ガソリンないな。ヤバイな。木根ん家まで行けるかなぁ」なんて言って、こうやって走ってて、やっぱり案の定無くなっちゃったんですよ
K;ドド、ド、ベベ、ベッベーン!止まっちゃったね
T;遥か彼方でもないけど、ま、木根ん家が見えるぐらいで止まっちゃったの。で、偉いですよ。やっぱ、木根さん。「あ、いいよ。俺、押してくよ」
U;(笑)押したんだ!
T;ええ
K;(笑)
U;すごいな
T;そのとき、もうテッちゃんって言ってたかな?
K;うん
T;あの、ハンドル持たないと行けない。誰か
K;誰かって、2人しかいない(笑)
T;そ、そうそう(笑)。だから、「いいの?」って俺、乗ってんだよ。ハンドルを、こう、持たなきゃいけない。ちゃんと運転席に。で、木根さん一人で押してくれたのね
U;(笑)
K;(笑)
U;すごいなぁ〜
K;ホントだねー!
T;「ハッ!」ってですね、それで気合を掛けてですね
U;(笑)
T;気合ですかね?アレ?
K;あのね。それはね、面白くしてる
T;いやいや(笑)
K;ウッソ!俺、「ハァーーーッ!」って?一人で?一人で?
T;うん(笑)
U;(笑)
T;その内、何か。ホラ、ケイタイ電話も無いじゃない
K;無い無い。当然です
T;だんだん、こう、何となく、口コミ?
K;口コミ!?誰の、どこの口コミで!
T;人が集まってくれたの
K;あ、そう?
T;うん。木根ん家からね
K;ああ〜
T;多分、バンドか
K;バンドの一緒の人達がね。ああ、大木ん家の弟とかね
T;そそ!そんな感じ、そんな感じ
U;ヨシヒロとか?
K;それ、アニキだよ!
U;(笑)
T;で、押してくれて、なんとか辿りついたんですけどね。ま、そう言う事もあったんでね。お世話にもなってるんですよ。いろいろ
K;じゃぁ、一応、帳消しでいいですよね?
T;うん。そうそうそう。誰かが、こう、ガソリンスタンドで。タンクで持ってきてくれたりとかさ
K;そうだ、そうだ
T;そう言う事もしてたんで。全然いいんですよ
K;それからちょっとね、だんだん車も良くなってきましたね。いち早くね
T;そうですね。そっからフェラーリですか?
K;いやいや、それは早い。BMやって、アウディ行って。BM、アウディ行って…フェ…フェラーリかな?
T;んー、まぁ、ちょっとその中で、渋い所で言うとロータスとかね
U;ああ…
K;ああ、ありましたね
T;まぁ、そう言う感じでね。いろいろ有りましたね
K;ありましたね〜
T;ジャガーとかもね
K;ジャガーも、なんか
T;ジャガーも「僕、買いに行くから、一緒に買いに行こう」って言って。木根さんにね
K;そう、そう。で、俺、それでさぁ
U;で、アレでしょ?そのジャガー大変だったんでしょ?ハズレで
K;ジャガーが?
U;ジャガーが
K;ジャガーがハズレって言うよりもね、やっぱり、ちょっとね、俺、イメージに合わなかったのかな?あの、色んな事が
T;そうそう。自分がハズレてたかもしれないな
U;(笑)
K;そうそう、自分が。ジャガーがじゃない。ジャガーはハズレて無いんだけど、ちょっと、俺…ジャガーじゃなかったかな…?(笑)
U;(笑)
K;って言うか!俺、買うつもりも何にも無かったよ!
T;ホンット、申し訳無いね。木根さんね
K;ホンットに!
T;こう考えるとね、随分ね、酷い事してんですよ。木根さんに
K;ホントだよ
T;あの、なんて言うのかな。あの、わからないまま?やっぱ、ちょっと気遣いが無かったね。ゴメンね。アレはね(笑)
U;(笑)
K;いや、俺はね
T;(笑)一緒に買いに行こうって言って、「付き合ってよ!」って
K;そうそう。付き合ったよ。で、付き合ったら、「じゃぁ、木根も買いなよ」って
T;うん。お店…
K;「木根も買えばー」って、ジャガーだぜ!?
U;(笑)
K;なんかフルーツとかさ。まぁ、いいよ!洋服だったら。「あ、木根もこれ買えば?」とかね。何万円の洋服だったら、まだ、いいけどさ
T;何を思ったのかねぇ
K;なんで、俺。なんかね、「大丈夫だよ」ってずっと言われてたんだよ。俺、お金無かったんだよ。「大丈夫、大丈夫。大丈夫だから。なんとかなる」って言われて
U;(笑)
K;ま、なんとか返せましたけどね。おかげさまで
T;あれ、ちょっと申し訳無かったね。あの時、チョイスって事が無かったよね
K;そうでしょ?ジャガーじゃなかっただろ、俺な。そ!で、現在のスタジオにはですね、ベンツが
U;ああ!
K;これはCLK GTRの、コレ、アーマーゲーって言うんですか?
T;ああ、そうですね。置いてありますね
K;世界に数台!ね。皆さん、ここが大事ですよ。世界にも、日本にも2台有るか無いかっていうですね、車です。この、ガス欠で押しかけ、って言うか、押してた人がですね
T;(笑)そうですよね〜
K;もう何?すごいですよね〜
T;もう車も、もうちょっとね。そこまで来て、一つのアガリですね
K;もう、頂点達しましたか?
T;うん。もう充分。もう悔いは無い
K;あ、売っていいですか?コレ?
T;あ、あの〜、同じのが、似てるのがL.A.の方にちょっと有るんですけど
K;2台あんの?コレ?
T;うん。2台有るんですよ
K;売りましょうよ。2台
T;あ、全然
K;あ!ホント?あ、じゃ、売って、売り行こ
U;あ!売り!?(笑)売りに行って、何?
K;いやいや(笑)
U;なんか、パーセント取ろうとしてんの?(笑)
K;(笑)
T;(笑)仲介?
K;仲介、仲介(笑)。それじゃぁ、この辺で1曲聞いてもらいましょう。[TIME TO COUNT DOWN]

〜〜〜〜〜〜〜 TIME TO COUNT DOWN 〜〜〜〜〜〜〜

K;TM NETWORKがお送りしています、スーパーエディション。ここで、ちょっとTMインフォメーション

◆TM NETWORK LIVE&ツアー告知

T;TM NETWORKがお送りしてきました、スーパーエディション。そろそろお別れの時間になってしまいましたぁ〜
K;まぁね。昔話は切り無いですけども
U;うん
K;まだまだ来週も有りますんでね

◆プレゼントの告知

K;ではスーパーエディション、また来週お会いしましょー!
T;はい、小室哲哉と
U;宇都宮隆と
K;木根尚登でした

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