バイク屋で、「250と400はそんなに変わらないよ」と言われていたので、過剰な期待はしていなかった(400とはいえ
385ccなので約1.5倍)。
初期型に乗っていたころ
初期型250では、出足のスカスカ感と乗り心地の悪さに悩まされ、スカイウェイブの実力はこんなもんという、悪いイメ
ージが自分のなかで定着していた。そういうこともあって、初期型より少しでも改善されてりゃ、まあいいや、という程度
で乗り始めた。
走り出して最初に感じたのは、出足の味付けは、初期型250と大きな違いは無いな、ということだった。排気音もおと
なしい。しかし60km/h付近にあったトルクの谷は無くなっている。車体の剛性は高く、手を離してもハンドルが全くブル
ブルしない。乗り心地は格段に向上している。路面の大きな凸凹を通過するときの突き上げ感がかなり改善された。背
もたれを最大に後ろにしていて、そう感じるので、それ以外では更に良いものと思う。(なぜなら、初期型に乗っていた
時は、あまりに不快な突き上げ感にたまりかね、シートの先端にチョコンと座り、オフローダーのように体を起こして乗っ
ていた。こうすると少しは楽だった。だから新型でも前寄りのほうがいいと思う)
400ccであることを主張するような加速は感じられないなあ、という印象を持ちつつ、スピードメーターに注目しながら
走っていると、速く感じていなかっただけで実際にはけっこう速いということに気づいた。私には、10年間乗っていたフュ
ージョンが体に染みついているようで、つい、あの、荒削りな加速感を懐かしんでしまうのだが、スカイウェイブ400のこ
の加速が、今風の大人の加速なのだ、という事に気づいた。試しに、フュージョンと同じくらい体を投げ出した格好でス
タートダッシュしてみたら、フュージョンより明らかに速く感じる! セーブしないと80km/hまであっという間に加速してし
まう。その先も、アクセルさえ開ければ、ぐいぐいスピードアップしていく。
トランクは広くて使い勝手がいい。スピードメーターが黒地になったのは、恐らく初期型ユーザーの意見を採り入れ
たのだろう。シルバーのメーターは、太陽が反射するとメーターが読めないだけでなく、まぶしくて危険であった。リヤビ
ューは好みの分かれるところだが、仕事で使う私としてはスクーターらしくていいと思う。スカイウェイブ400は仕事の足
として、何らストレスなく使えるベストチョイスではないだろうか。