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発進時のもたつきに不満があったので、何とかしたいと思っていた。しかし都合により、あまり時間のかかることは出来
ないので、一番手軽なプラグ交換をすることにした。スプリットファイヤにしようか、イリジウムにしようか迷ったのだが、
自分の目的にはイリジウムのほうが良いと思ったので、そちらを購入することにして、仕事の合間にパーツショップへ。
同じイリジウムでも、NGKとデンソーがそれぞれ独自の設計で出しており、何や
ら売り込み合戦をしているようである。
製造者
型式
店頭価格
備考
ノーマル
NGK
CR7E
\630
イリジウム
NGK
CR7EIX
\1360(20%引キャンペ
ーン中)
0.6mm径電極
イリジウム
デンソー
IU22
\1800(値引はないけど旅行があ
たるキャンペーン)
0.4mm径電極
スプリットファ
イヤ
スプリットフ
ァイヤ
TP430C
\1800位だったかな?(よく見な
かった)
V型接地極
値段では断然NGKに軍配。もしスカイウェイブがV6や星型エンジンだったら迷わずこれに決めたであろう。ところが単
気筒なので、余程値段に差が無い限り、性能面で妥協なしの選択ができる。そこで、それぞれの宣伝文句に目を通し
てみると、、、
電極は、より尖っている方が放電開始電圧が低いはずだ。高回転域での性能は知らないが、今回改善したいのは、ア
イドリングから一気にガバッと開けた時のシャックリの部分なので、低回転域で確実にビシビシ放電してくれる方が有り
難い。
余談だが、本来ならキャブのセッティングで解決すべき課題なのかもしれない。しかし400の場合、車検があるのでへた
にいじれない。というのも、かつて360ccのポンコツ軽自動車をいじりまわしていたころ、性能重視でベストセッティング
を保ち、リッター100馬力をギンギンに謳歌していたのだが、車検に出すと決まって落第した。アイドリング時の排ガス成
分が基準をクリアしないのだ。調整を重ねてやっとクリアするころには、ひどく性能ダウンしていたものだ。スカイウェイ
ブの場合も、これと似たような事になるのでは、と考えている。
さて、プラグは結局\1800のデンソーを買った。もちろん1本だけ。単気筒万歳!
耐久性では0.6mmのNGKの方が良いようだが、どうせ1本なので、加速性能の高い0.4mmを選んだ。それにグアム旅行
にも行ってみたいし。(しかし実は1本だけでは、キャンペーンに応募できないことを後で知った。)
早速店先で交換(デジカメ持っていかなかったし、例え持っていても何となく恥ずかしいので交換作業の写真はありませ
ん。)。スカイウェイブ400のプラグ交換は非常にやりにくい。
交換してエンジンをかけてみる。始動性の悪さには定評のあるスカイウェイブだが、その始動性が改善されている!細
かく言うと、始動後にスロットルを開けておかないと必ずエンストしていたのが、あまり開けなくても、ねばり強く回り続け
るのである。そして、回転が落ち着いてからスロットルをクイックに開閉してみた。すると、ノーマルより明らかに追従性
が良い。細かく言うと、最もクイックに開閉した時ノーマル時には、閉じた時にやっと「ドコッ」と反応が返ってくるのに対
し、交換後はスロットルを開けるのとほぼ同時に「ドコドコドコッ」となるのだ。これはいい。
走り出してみる。走行中のフィーリングの変化は、よくわからない。こういう場合どうしても、「良くなったと思いたい」とい
う気持ちが働くので、公平な判断がしずらい。でも気分良く走れているのは確かだ。
信号ダッシュは、立ち上がりのフィーリングが良くなった。アイドリングから全開
をくれてもシャックリしなくなった。
一旦停止後のダッシュに関しては、明らかに問題が解決されている。これからは安心してフルブレーキ&フルスロット
ルができる。(今まではシャックリ後エンストしそうになっていた)
イリジウムプラグの効果のメカニズムを、私なりに考えてみた。まず、アイドリングから全開した時、気筒内には急に多
量の空気が入ってきて、それが同じ体積に圧縮されるから、上死点での圧力はアイドリング時より上がる。気圧が高い
ほど放電しにくいので、着火するほどの放電ができない。キャブが追従してきて、濃い混合気になってくれば、チョロい
放電でも爆発できるようになり、その後は放電電圧もグッと上がり安定する。という筋書きだ。つまり、低濃度で高圧の
混合気に着火できないのがシャックリではないかと考えるのである。だから、低電圧時の放電性能が高い極細電極が
効果的ということになる(スロットルを急に開けることで電圧が下がるわけではないが、もともとアイドリング時にプラグ
にかかる電圧は高回転時より低いし、気筒内圧力が上がれば放電開始電圧が上がるので、更に条件は悪くなる)。ス
プリットファイヤは火炎が3方向に広がるのがウリだが、今問題としている領域では、とにかく着火してくれることが最優
先なので、3方向の魅力は残念ながら見送った。
★★★★☆イリジウムはおすすめである。
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