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2006年05月12日(金)
みちのくの春は花がいっぱいだ。
冬厳しければこそ、雪深ければこそ、後に続く春は美しいものだ(虫林)。こんな春のみちのくの山懐に身をおける喜びを感じながら、カタクリ咲く野を歩いた。
カタクリの他にもいわゆるスプリングエフェラルといわれるキクザキイチゲ、アズマイチゲ、ニリンソウなどが咲き乱れている。道端を飾るタンポポでさえも美しいではないか。
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カタクリ群落を舞うヒメギフ |
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| Pentax istDS/Pentax 10-17 (17mm) X 1.5 Telecon, Trimming |
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ヒメギフチョウの交尾行動 |
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突然メス蝶の傍にオス蝶がおりたった。少し翅をばたばたさせながらメス蝶にはうようにち近づき、上に飛び乗ったのである。それを見てあわててカメラを構えた。そのご、交尾には至らず、1匹が飛び去った。
Pentax istDS/Pentax100mmMacro |
産卵するヒメギフチョウ♀ |
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ヒメギフのメスが食草のウスバサイシンにタッチングしていたので、しばらく様子を見ていたら、産卵を開始した。他にもウスバサイシンにタッチングする個体は数匹いたが、実際に産卵したのはこの個体だけであった。
Pentax istDS/Pentax100mmMacro
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カタクリの白花1
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無数にあるカタクリの中で、1本だけ白花を見つけた。
Pentax istDS/Pentax 10-17 (17mm) X 1.5 Telecon, Trimming |
スミレサイシン |

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スミレサイシンがところどころでひっそりと咲いていた。本種は日本海側に主に分布する。山梨ではナガバノスミレサイシンしか分布しないので、虫林にはとても新鮮に見える。
Pentax istDS/Pentax100mmMacro |
 ウスバスミレ? 白花とまではいかないが異常に白いアオイスミレ |
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スミレサイシンと同じところに見られたが、形態的にはウスバスミレ アオイスミレである。 こんな標高が低い場所でウスバスミレが咲くとは考えにくいが(中部地方では標高1800−2000mの高地に分布)、中部地方とは感覚が違うので、第一候補にウスバスミレを挙げてみた。
(後日、「すみれ咲いたら」のイワカガミさんからこのすみれはアオイスミレではないかとのご指摘があり、虫林も検討した結果、イワカガミさんのご指摘どおりと考えた。つまり、この株は白花のアオイスミレということで一件落着した。イワカガミさんありがとう!)
Pentax istDS/Pentax100mmMacro |
ナガハシスミレ |
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盛岡に帰る途中で、道の脇にスミレを見つけた。近寄ってみて驚いた。今まで、虫林がお目にかかっていないナガハシスミレだったのだ。このすみれもスミレサイシンと同様に日本海側に分布するので、山梨で見ることが困難な種類の一つである。沢内村は日本海側ではないが、日本海側と太平洋側とを分ける奥羽山脈の中なので、日本海側の種類も見ることができるのであろう。
Pentax istDS/Pentax 10-17 (17mm) X 1.5 Telecong |
ミズバショウ |
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ミズバショウはみちのくの山にはそれほど珍しいものでは無く、しばしば山林の川で見ることができる。
Pentax istDS/Pentax 10-17 (17mm) X 1.5 Telecon, Trimming |
ショウジョウバカマ |
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薄暗い林の中で明かりを灯したようにショウジョウバカマの群落があった。
Pentax istDS/Pentax100mmMacro |
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クロサンショウウオの卵 |
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クロサンショウウオの卵ってどうしてこんなに大きいんだろう。目測で一個が直径3cm以上はあるように見えるんだけど。
Pentax istDS/Pentax100mmMacro |
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| 夕方の講義の準備もあるので、数時間の短い沢内村滞在ではあったが、とても満足しつつ虫林は現地を離れた。またいつかこの時期にここを訪れることを胸に誓いながら-------。 |
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