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フォー・トップス、73年の傑作盤。スティーヴ・バリとランバート&ポッターのプロデュース・ワークによる手堅い音作りと、それに応えるバックミュージシャン陣のタイトな伴奏、美しいストリングスの音色が一体となって凄みとキレを放つ怒濤の一枚だ。ポール・ハンフリー(Dr)、ウィルトン・フェルダー(B)、マイケル・オマーティアン(Key)、キング・エリソン(Cong)らの腰の座ったプレイの前で、相変わらずのシャウトとハーモニーを聴かせる彼らのパフォーマンスは、この時期では間違いなくベスト。小気味良いテンポでリズムトラックがグルーヴするA5「Am I My Brother's Keeper」、サントラ『Shaft In Africa』にも収録されているマイナー&メロウグルーヴチューンA6「Are You Man Enough」、スピード感と安定感がどっぷり同居するB3「Peace Of Mind」、珠玉のメロウバラードB2「Too Little, Too Late」、ストリングスとラリー・カールトンのフレーズが美しく響くB5「Main Street People」など、バラエティに富んだ楽曲群は聴きどころが多く飽きさせない。ベストトラックは力強い高揚感とリズムアレンジが彼らの持ち味をグッと盛り上げるA2「I Just Can't Get You Out Of My Mind」だろうか。David TもB1「Whenever There's Blue」でのワウプレイやB4「One Woman Man」でのメロウフレーズなど、地味ながらこの豪華な一枚にさりげなく貢献している。
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