フィールドノート
2011.8
ミヤマアカネ
氷ノ山の山麓で、久しぶりにミヤマアカネを見た。翅に帯があり簡単に区別できる。翅の先端に模様があるアカトンボはたくさんいるが、中間に帯があるのはこの種だけ。山麓の棚田などに多いが、兵庫県全体では生息地が減少しているらしい。この日、尾根でたくさんのアキアカネを見た。
8月の下旬になって、豊岡の平野部では、ウスバキトンボに混じって、ノシメトンボの姿も見え始めた。アキアカネが山から降りてくるのはもう少し先になるだろう。

2011.6
フトナガニジゴミムシオダマシ
里山のキノコにはキノコムシやゴミムシダマシなどいろいろな虫が集まる。オレンジ色や紅色の斑紋があるものも多く、魅力的な虫が多い。青く輝く種類もいる。樹皮の付近で生活するとなると天敵は鳥だろうか。カミキリムシの幼虫はキツツキの仲間に食べられているし、モリアオガエルや樹上のハンターであるテンもいる。
2011.1
ジョウビタキ
昨日は雪が降ったが、今日は暖かい。久しぶりに鳥を見に出かける。水辺でツグミが何か餌を探している。その側を、オレンジ色の小さな鳥が動いた。双眼鏡で確認すると、ジョウビタキだ。里山の水辺、市街地の公園など、身近なところで見ることができる鳥だ。
2010.10
アオイトトンボ
秋に池のほとりに現われる大型のイトトンボ。澄んだ青い目が印象的。池の周りを活発に飛び、雌雄が出会うと交尾する。ショウジョウトンなどの常連が姿を消し、少し寂しくなった池に、活気を与えてくれる。この時期の池にはアカトンボの仲間であるキトンボやネキトンボが姿を現す。

2010.6
アカガネサルハムシ
初めて見つけたとき、ちょっと興奮するハムシだ。金属光沢をを持ちほんとうに「アカガネ」というイメージ。ノブドウの仲間を食べる。初夏にあらわfれ、案外どこにでもいるのだが、久しぶりに出会った。そういえば最近見ていない。虫が減ったのか、忙しくてフィールドに出る機会が減ったのか、後者の方かもしれない。
2010.3
ミツバチ
3月中旬、円山川の河川敷にカラシナが咲き始めた。例年になく早い。セイヨウカラシナというらしいが、アブラナとは違う種類だ。ミツバチがたくさんいる。こんなに早くからミツバチが活動しているとは、以外だった。

2009.8
クロアナバチ
円山川の自然再生や治水目的の河川改修がすすむ中で、河川敷のあちこちに裸地が増えた。放置すると草に覆われてしまうが、こういう場所をうまく見つけて、営巣する生き物がいる。河川敷のハンミョウ類やアナバチ類だ。
クロアナバチは黒くて大きな狩蜂。ツユムシなどキリギリスの仲間を狩る。地面に大きく深い穴を掘り、その中に獲物を引き込み産卵する。穴は3つ並んであった。

2009.7
ミヤマキオビオオキノコムシ
キノコムシは、名前の通りキノコにいる虫である。オオキノコムシの仲間、デオキノコムシの仲間など、なかなか魅力的だ。中でもオオキノコムシは大きくて、デザインも優れている。キオビオオキノコムシの仲間は中型で、低山地にもいる普通種。しかし、最近は山が極端に乾いているか、暗すぎるかで、程よい環境が少ない。

2009.6
コムラサキ.
川に沿って歩いていると、足元からチョウが飛び立った。タテハチョウの仲間。ルリタテハ?近づいてよく見ると、コムラサキだった。同じ日、別の場所でもヤナギの樹上を飛ぶコムラサキを見た。ちょうど発生期のようだ。
2009.5.
ヤマトシロアゲ
サソリのように腹部を上に巻いている。口から触角のあたりの雰囲気は、なんとも魅力的だ。