校庭の動物

カワラヒワ 2009.1.16
 職員室にカワラヒワが入ってきた。黄色の羽が美しい鳥だ。大きなくちばしは、植物の種子を食べるのに適している。ダーウインフィンチのようだ。ガラスに当たって脳震盪といういつものパターン。そのうち飛べるようになるだろう。


少し元気になってきた。なんだか、不機嫌そうな顔。そろそろ、外へ出してもだいじょうぶ。


ウリハムシ 2008.10.7

校庭の樹木調査をしているとき、ウメの木にウリハムシがいるのを見つけた。ウリハムシはウリ類の有名な害虫なので、ウメに来るはずはない。たまたま飛んで来て休んでいるだけかとよく見ると、100匹以上はいる。これは不思議だ。葉を食べていたのか、それとも越冬前の特別な行動なのか。






クマバチ 2008.7.4
職員室の窓ガラスで、ハチが羽音をたてている。ロッカーの裏をのぞくと、クマバチがいた。隙間から、身を捩じらせてカメラを構えていると、「やっぱり怪しいですね」と同僚に声をかけられた。確かに道端で草むらに向かってカメラを構えていると、向こうから来た若い女性は、まず避けて通る。道の反対側の端っこを、無表情に急ぎ足で通り過ぎていく。しばらくの間、怪しい人間になった気分に浸る。その点、小学生はありがたい。向こうからよってきて、覗き込み、「僕、テントウムシ飼ったことがある・・」なんて声をかけてくれる。
クマバチはまず攻撃してこない。つかまない限りだいじょうぶだ。刺されてもたいしたことはないらしいが、アレルギー体質の人は要注意。



トラツグミ 2008.2.13
久しぶりにこのコーナーを更新できた。校庭の理科室横のピロティ前で鳥が落ちているという連絡があった。カメラを取り出し写真撮影をしていると、通報してくれた生徒たちから「先生、その鳥、怪我してるのに・・」という非難?の声。早く助けて・・写真を写してる場合じゃないだろう、ってことらしい。まあそうなんだけど、とりあえず現場写真を写しておかないと。
トラツグミは雪が降ると里に下りてくることがある。



ハグロハバチ 2007.10.30
校庭のギシギシが葉脈を残すだけになっている。いったい何が食べたのだろう。よく見ると、小さな幼虫がいる。これはチョウやガではない。ハバチだ。葉っぱを食べるハチ、何かイメージが違う。



 

サクラフシアブラムシ 2007.5.17
授業から帰ってくると、机の上にプレゼントがおいてあった。中をあけてみると小さなアブラムシが出てきた。1匹だけ大きいのがいてあとは小さな個体なので、1匹で1つのコロニーをつくるのだろう。発見現場は建築棟の前のサクラ並木。少し離れたところから見るとたしかに、一見青虫に見える。青虫に似てなにかメリットがあるのだろうか。
秋にサクラの枝に産みつけられた卵で越冬し、新芽の出る頃に幼虫が孵化する。幼虫は葉裏に移って吸汁すると、その刺激で虫えいが形成され、虫えいの中で繁殖する。晩春になると翅(はね)のある雌成虫が脱出し、こんどはヨモギで生活する。





 


ブタクサハムシ 2006.8.16

校庭のヒマワリの葉がボロボロ。よく見ると小さなハムシがいる。まさかブタクサハムシ?さっそく調べてみると、この虫はオオブタクサだけではなくヒマワリにもつくらしい。1996年に日本に初めて入ってきた帰化昆虫。最初は千葉、1997年には大阪、1998年兵庫、そして1999年に初めて但馬でも発見された。その後瞬く間に広がり、今では豊岡周辺でも普通に見られる。






幼虫                     成虫


窓辺にやってきたハラビロカマキリ 2005.10

秋になるとカマキリの活動が活発になるように感じるのは気のせいか。単に人目につくところに現れる機会が増えるだけなのかも知れない。ビーカーに水を入れて持ってきたT先生。カマキリをその中に入れるって?ハリガネムシ出すの? K先生にこれ持ってモデルになってと頼んだが断られた。カマキリの中ではコンパクトでバランスが良いので、ボクには好みのタイプ。


校舎に入ってきたメボソムシクイ 2005.10
校舎の中に入ってきました。とても小さくてかわいい鳥。図鑑で見ると良く似たのがたくさん。コウノトリ市民研究所で聞いてみるとメボソムシクイらしい。日本には春に飛来して山地で繁殖、冬は南に帰る。渡りのルートとして知られる円山川が近いので、途中に立ち寄ったのだろう。こちらのモデルは快く引く受けてもらえた。指だけの出演で、顔は出ないが主人公はムシクイ。



羽化したばかりのコシアキトンボ 2005.6
校庭に、羽化したばかりのコシアキトンボがいた。コイがいる小さな池があるので、そこで繁殖したのだろう。どん欲なコイの目をかすめて、よく生き延びていたものだ。コシアキトンボは市街地の小さな池にもやってきて、池の上を飛び回る。飛んでいるとき腰の黄色い部分がよく目立つので、子どもたちはデンキトンボという。でも、最近の子どもたちはそんなことは知らないだろう。
  

ヒメマルカツオブシムシ 2005.5
グランドのシャスターデージーの花に小さな甲虫がたくさん集まっている。ヒメマルカツオブシムシだ。この虫はデージーの花がかなり好きだと見えて、どこのデージーにも必ずといっていいほどいる。

 


校庭にカラスの死体 2005.3
校庭にカラスの死体があるという連絡が入った。早速調査に行った。ハシボソガラスのようだ。少し前に二羽のカラスが騒いでいたらしい。闘争に敗れて死んだのか、真相はわからない。この日はもう一つコウノトリがいるという「通報」があった。これはたぶんアオサギ。このごろ池のコイを狙ってやってくる。


校庭のサンゴジュにいるハムシ 2004.9
虫食いだらけの校庭のサンゴジュ。サンゴジュハムシは居るかなと、のぞいて見ると、あちこちに成虫がいた。その気になって見ないとほとんど目立たない虫だが、食害の規模は大きい。


校庭の川の中から助けられたムクドリ 2004.7
最初ぐったりしていたが、すくに元気になった。窓から校庭に放してやるとそのまま植え込みに落下。それでも植え込みから出て川沿いの道を元気に歩いていった。ところが、車が来ると川を飛び越えようとしてまた落下。再び網で救出。


進路指導室に入ってきたヤブヤンマ 2004.7
ヤンマが入ってきた。オニヤンマにしては少し小さい。あまり特徴がないのがヤブヤンマの特徴。



進路指導室に入ってきたアオスジアゲハ 2004.7
暑い暑いと言っているうちに、いつのまにか梅雨があけていた。アオスジアゲハが飛び込んできて、水場をもとめるように水道のあたりを行ったり来たり。


進路指導室に入ってきたクロアゲハ 2004.6
部屋の中を、ゆっくりと優雅に飛び、壁にとまった。羽化したばかりの、標本にしたくなるような新鮮な個体。ひらひらと廊下に出たところで、ゆっくりと手を差し出した。すると、ほんとうに手の甲に止まった。そのまま窓辺に運ぶと、校庭へ飛び去った。


生物実験室に現れたハエトリグモ 2004.6
授業中に実験台の上を徘徊していた。シャーレーに入れて職員室に持ち帰る。机の上を這い回り、あっという間にどこかへ消えた。ジャンプ力抜群。図鑑の絵合わせではミスジハエトリのメス。建物の壁などを徘徊する普通種。


校庭のヒルガオにいたスキバジンガサハムシ 2004.6
6月の中旬、ヒルガオの葉に卵や成虫が見つかる。案外どこにでもいる虫なのに、一般の人にほとんど知られていない。たまに見つかると金色に光る不思議な虫として、新聞社から問い合わせがあったりする。もう一回り大きいジンガサハムシの方が金色が鮮やか。校庭のヒルガオの葉を何枚か裏返したところで、簡単に見つかった。

図書館にいたコウモリ 2004.2
図書室からでてきたアブラコウモリ(イエコウモリ)。越冬中だったらしい。段ボール箱の入り口からときどき顔を出し、逆さにぶら下がっていた。


エダマメについてきたホソヘリカメムシ 2003.10.27
枝豆とともに進路指導室にやってきたカメムシ。イネ科植物やマメ科植物につく。イネの後には、マメを食べるという日本の農村によく適応したカメムシだ。



玄関前を飛ぶツマグロヒョウモン 2003.9.5
他の多くのヒョウモンチョウ類が減少している中で、この種だけが増えている。スミレ類を食べるが、この種は庭のパンジーも食べる。また年多化性で世代を繰り返す。最近の農村の自然ににっているのかもしれない。


進路指導室に入ってきたモンキアゲハ 2003.8.19
部屋の中に入ってきたのはモンキアゲハ。窓辺でばたばたと飛んでいるうちに、換気扇に突っ込み落下。この日は、他にクロアゲハとアオスジアゲハが入ってきた。



体育館横のラミーカミキリ 2003.5.29
体育館横のムクゲの葉にラミーカミキリがいた。とても敏捷で、近づくとすばやく飛び去る。帰化昆虫でムクゲやカラムシにつき急速に分布がひろがった。今や最も身近なカミキリムシの1つ。かつてはキボシカミキリやクワカミキリ、シロスジカミキリなどが身近なカミキリだったように思う。ゴマダラカミキリは庭木などにもいてこれは今も身近。
  
  
  
  

シマヘビ 2003.4.24
校庭から少し離れた草むらにヘビがいた。捕まえようと近づくと頭が2つ。一瞬たじろいだが、よく見ると2匹だった。交尾でもしようとしていたのだろうか。引き離してしまった。写真を写してから、玄関前の草むらに逃がした。



真冬にウラギンシジミ 2003.1.27
 校庭で樹木の調査をしていると、「これ何?」と、ある生徒が聞いた。イスノキの幹の近く、高さ1mぐらいの所に小さな銀色の蝶がいた。ウラギンシジミが成虫で越冬することは知っていたがこんなに無防備だったとは。少し暖かい日が続いたので、もっと安全な越冬場所から出てきたのかもしれない。発見したのは1月17日、そのときはそのままにして、1月27日にもう一度探してみると、まったく同じ場所にいた。




ヨモギハムシ 12月3日
ヨモギハムシは甲虫目ハムシ科の昆虫で成虫も幼虫もヨモギで見られる。12月という寒い時期に産卵するという、変わった性質を持っている。今日も、校庭のヨモギを探すと交尾している個体が簡単に見つかった。雌は卵がいっぱい詰まっているのか、はちきれそうな大きなお腹をしている。

 
  

 


クサギカメムシ
11月14日、進路指導室にカメムシがやってきた。クサギカメムシは晩秋に校舎に飛び込んでくる代表的なカメムシで、建物の中で越冬する。寒いと動きは遅いが、ストーブの熱などで温まると活発に動き出す。春に産卵し、幼虫は植物の汁をすいなら大きくなる。クサギや各種のマメ科植物などにつく。



不用意に強く触るとかなりくさく、臭いは簡単にはとれない。そっと指の上を這わせると、臭いは出さない。  

校庭にネズミの死体
 10月25日、朝、玄関の横の芝生にネズミの死体があった。体長17センチ、尾の長さも17センチ。かなり大きい。よく見ると、右の後足が噛み切られたいる。昨晩何かに襲われたのだろう。
 街中に住むネズミにはドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種が考えられるが、耳の大きさなどからドブネズミと思われる。

 


アゲハの幼虫 10月14日

 体育館の前の植え込みにミカンの木がある。そこにたくさんのアゲハの幼虫がいた。このまま越冬するのか、成虫になるのか、微妙なところだが、大きさから見ると、越冬して春型になるのかな。若齢幼虫は鳥の糞のように見えるが、やがて、鮮やかな緑の幼虫になる。鳥の糞にしては大きすぎ、見破られるので、こんどは緑に変身する。

  

 


玄関前を歩くオオカマキリ

 10月11日、進路指導室に入ると、誰かがオオカマキリを捕まえていた。玄関前で逃がすと、ゆっくりと歩いて芝生の中に消えていった。カマキリをモデルに写真家になった気分で、何枚もシャッターを押した。背景に高校生を入れたかったが、誰もいなかった。


駐車場で拾ったコウガイビル

 10月9日朝、M教諭が車を降りたところにいたらしい。それをY教諭が拾い届けてくれた。しかし、この生き物を、手のひらに乗せ持ってきてくれた人はY教諭が初めてだ。ヒルという名前が付くが、環形動物ではなくプラナリアなどと同じ扁形動物。

  

 


授業中にもらったハチ
授業が始まる直前、「先生、ハチに刺された。」といって渡されたティッシュペーパーの包みをあけてみると、確かに小さなハチの仲間が入っていた。ヒメバチの仲間だろうが手元にハチの図鑑がないので種名は確定できない。




野鳥が校舎に入ってきました。
10月7日、朝、野鳥が校舎に入ってきました。ヨシキリの仲間のようですが、よくわかりません。調べます。

    


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