クロゲンゴロウ

  

 冬に棚田の奥にある水溜りを探すといろいろな生き物がいる。大きなトンボのヤゴ、マツモムシ、ゲンゴロウの仲間などだ。クロゲンゴロウはこの時期にたいてい見つかる。こうしてみると一見ガムシのようだが、泳ぎはゲンゴロウそのものだ。
 クロゲンゴロウはどこにでもいるわけではない。豊岡盆地では最初、伊賀谷の水路で見つかった。その後、コウノトリの郷公園の湿地にもいることがわかり、やがて、休耕田ビオトープができるとそこで爆発的に増えた。他の地でもいるところにはたくさんいるらしい。池にブラックバスが入るとゲンゴロウ類は壊滅するといわれいる。豊岡市の半坂池でブラックバスの駆除をしたときも、ゲンゴロウ類はまったく姿を消していた。