モンシロチョウ
枯れ葉で日向ぼっこをするモンシロチョウ。まだ少し寒いのだろうか。サナギで越冬し、春、気温が上がってくると羽化し成虫になる。 但馬地方での初見日は3月の初旬になることが多い。虫たちが活動を始める時期は、その年の気候にかなり左右されるのが普通だ。
モンシロチョウは最初から日本にいた種ではなく、故郷は遠く中東付近で、菜の花などの栽培植物とともに日本にやってきた古い時代の帰化種だと考えられている。今ではキャベツの大害虫であるとともに、捕食者である小鳥やアシナガバチを養ってもいる。 もともと日本にいたのはスジグロシロチョウだ。ハタザオなどの野生の十字科植物を食べ、里に住むモンシロチョウと住み分けている。モンシロチョウよりやや大きく翅脈に沿って黒いスジが目立つ。モンシロチョウのメスはやや斑紋が濃く、よく見るとオスと区別できる。 メスの翅はは紫外線を反射しているので、モンシロチョウの目には 人間が知ることができない幻の色ではっきりと区別がついているはずだ。