ルリボシカミキリ
小学生の頃、昆虫図鑑でこの虫を見つけ、こんなに綺麗な虫が日本に本当にいるのだろうかと飽きもせず眺めていた。この虫に私が最初に出合ったのは高校2年の夏。当時所属していた生物部の合宿で鉢北高原を歩いていると、木陰の倒木から不意に現れた。その青い輝きは今でも脳裏に残っている。この時以来、私は虫の世界にすっかりはまりこんでしまった。
体長20〜30mm、 清楚な水色の地に黒い斑紋をもつ。他に類を見ない特異な色彩とバランスがとれた体は一度見たら忘れない。成虫は7月から8月に出現しブナ類やナラ類などの各種の広葉樹の伐採木や立ち枯れに集まる。北海道から九州まで分布しているが、国外には分布せず日本特産種である。但馬ではブナ林とその周辺に見られ、登山道に積まれた薪などに、たくさんの個体が集まることがある。しかし、最近はよほど運がよくないと出会えなくなった。