上山明博 著『白いツツジ―「乾電池王」屋井先蔵の生涯』新聞紹介
このコーナーでは,上山明博の著書を紹介します。

白いツツジ

白いツツジ    
サブタイトル 「乾電池王」屋井先蔵の生涯
帯コピー 乾電池を発明した市井の大発明家
ものづくりへのあくなき情熱が感動を呼ぶ
傑作伝記小説。
表紙装画 有元 容子
装 幀 芦澤 泰偉
発行所 PHP研究所
定 価 本体1700円+税
仕 様 判型:四六判上製 / 頁数:310頁
書籍コード ISBN978-4-569-70685-6

 乾電池は日本人の発明です!
 世界に先駆けて乾電池を発明した屋井先蔵〈やい・さきぞう〉は1863年,長岡に生まれる。先蔵の足跡は,これまで地元でもあまり知られていなかった。
 天体のように動力がなくても動く機械。ひとりの青年が思い描いたのは永久機関の発明だった――。
 試行錯誤を繰り返し完成した乾電池。乾電池は日清戦争で用いられ,それまでの液体電池(湿電池)を超える性能は当時の記事に「厳冬の戦地で大活躍! 世界一の“屋井乾電池”極寒の地でも氷結せず」と見出しを飾り,高く評価された。
 先蔵が,上京時に,三国峠を越え,残雪の残る山肌を振り返ったとき,それが白いツツジのように見えたという。故郷のことを忘れることのないよう,都内の自宅に白いツツジを植え生涯愛したという。
 先人未踏の道を情熱で拓き,幾多の困難を夢みる力で乗り越え,発明で国の誉れとなることを希求した市井の大発明家。その波乱の生涯を描いた感動作!!

 Copyright (C) 2009 Akihiro Ueyama

新潟日報 「新潟日報」文化面 2009年5月2日(土曜)朝刊より

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