上山明博 著『発明立国ニッポンの肖像』仕様
このコーナーでは,上山明博の著書を紹介します。

発明立国ニッポンの肖像

文春新書374
発明立国ニッポンの肖像    
帯コピー  「メイド・イン・ジャパン」の150年
発行所   文藝春秋
定 価   本体750円+税
仕 様   判型:新書判 / 頁数:264頁
付録:年表「発明の日本史」収録
書籍コード ISBN4-16-660374-4

 知的財産の重要性が問われる現代,日本は世界をリードする技術開発力を有する。この高い開発力こそが日本近代の礎を築いてきた。「胃腸薬」や「電卓」「電子レンジ」などの日常生活に不可欠な製品から,「東京タワー」「新幹線」といった国家的事業まで,いずれも「レイド・イン・ジャパン」の技術なくしては誕生しえなかったものばかり。
 本書は,進取の精神に満ち溢れた開発者たちの,成功とそこに至るまでの挫折の秘話を明かすドキュメントである。


 Copyright (C) 2004 Akihiro Ueyama


書評/東嶋和子『新書の愉しみ』河北新報より
 日本の科学技術戦略はどうあるべきか。その方向性を示唆する一書を紹介したい。上山明博著『発明立国ニッポンの肖像』(文春新書374)は,胃腸薬や電卓など,明治以来150年の「メイド・イン・ジャパン」開発者たちのドキュメント。鈴木梅太郎博士が発見した「オリザニン」をはじめとして,世界的な発明,発見が日本では評価されるどころか冷笑されたという事実に,ガクゼンとする。

書評/サンデー毎日『サンデーらいぶらりぃ』より
 乾電池を発明した日本人。その名も業績も忘れられている。ビタミンの発見も日本人。トリビアルな「発見」の数々にへぇー!,となる。明治の日本人の信念の強さ,創意と工夫の柔軟な脳細胞。何より道を開く困難にぶつかる勇気と情熱に感動する。やればできる精神を失ったのは,どうしてだろう。発明はもっとあるはずと,好奇心はさらに膨らむ。

書評/週刊ポスト『ブック・ワンダーランド』より
 明治期に,アメリカの発明王として胃腸薬を開発した高峰譲吉。時計店の丁稚から始まり「湿電池」ならぬ「乾電池」を発明した屋井先蔵。他テレビアンテナ,ファクシミリ,電子レンジから東京タワーや新幹線など,世界を驚かせた日本人による大発明秘話を収録。そこには,日本が誇るべき先人達の姿がある。

書評/平安堂ネット『HEIANDOブックレビュー』より
 胃腸薬,乾電池,カルピス,東京タワー・・・等,それらを開発した人物達にスポットを当て,深く掘り下げたドキュメント。カシオが昭和47年に発売した初の電卓「カシオ・ミニ」(なんと1万2,800円!)は発売から3年で600万台を売上げましたが,その成功の裏にある挫折とは・・・。


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