ミネラルウォーターの分類



日本のミネラルウォーターの分類

日本のミネラルウォーターは、大別すると、

 (1) ナチュラルウォーター
 (2) ナチュラルミネラルウォーター
 (3) ミネラルウォーター
 (4) ボトルドウォーター

の4種類に大別されます。これらを簡単に説明すると、

 (1) ナチュラルウォーター
   →加熱や濾過などの殺菌(除菌)行っただけの地下水
 (2) ナチュラルミネラルウォーター
   →ナチュラルミネラルウォーターの内、ミネラルが自然に溶け込んだもの
 (3) ミネラルウォーター
   →複数の水を混合させたり、ミネラルを添加したりしたも
 (4) ボトルドウォーター
   →地下水以外の地表水や水道水などを水源としたもの

といえます。正式には、「ミネラルウォーター類の品質表示ガイドライン」(1991年農林水産省)により、日本のミネラルウォーター類は、下記のように分類されています。

分類 品名 原水 処理方法
ナチュラル
ウォーター
ナチュラルウォーター 特定水源より採水された地下水 濾過、沈殿および加熱殺菌(中心部水温85度で30分以上)に限る
ナチュラルミネラル
ウォーター
特定水源より採水された地下水のうち、地下で滞留または移動中に無機塩類が溶解したもの。鉱水・鉱泉水等、天然のCO2が溶けて発泡性のある地下水を含む。 濾過、沈殿および加熱殺菌(中心部水温85度で30分以上)に限る
ミネラル
ウォーター
ミネラルウォーター ナチュラルミネラルウォーターの原水と同じ

濾過、沈殿および加熱殺菌以外に次に掲げる処理を行ったもの。

・複数の原水の混合
・ミネラル分の調整
・ばっ気
・オゾン殺菌
・紫外線殺菌 など

ポトルド
ウォーター
ボトルドウォーター
または飲料水
飲用適の水
(純水、蒸留水、河川の表流水、水道水等)
処理方法の限定なし


EUのミネラルウォーターの分類
ちなみに、EU(≒ヨーロッパ)の場合、例えば「ナチュラルミネラルウォーター」など、以下のような厳格な基準により、日本とは異なって分類されています

品名 主な基準
ナチュラルミネラル
ウォーター
・殺菌処理をせず、ミネラル分添加や調整など、人為加工をしていないこと
・飲用による健康への効果が科学的に、医学的に等で証明されていること
・地下の水源から直接無気状態で採水され、無添加物でボトリングされたもの
・含有成分や水温等の性質が常に安定していること
・人体に有益なミネラルを一定量保持していること
・水質汚染防止のため採水地周辺の環境保全が常に行われていること
スプリングウォーター ・一箇所の地下水源から採水され、無添加物でボトリングされたもの
プロセスドウォーター ・熱処理や濾過、ミネラルの添加等の加工が施されたもの

つまり、EUにおけるミネラルウォーターとは、人為的に全く手を加えていず、安全で、体に良いといえる水のみをミネラルウォーターと分類しており、その意味では日本のものよりも更に安心といえるのかもしれませんね。





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