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警察庁などによる「外国人犯罪」関連統計の発表って
「人種差別撤廃条約」の
第2条(e)、第4条(c)、第7条違反
じゃないの?
第1回(2004/01/13)
第1回(2004年1月13日)
「うさちゃん騎士団」の『粉砕!プロパガンダ』コーナーで追及してきたように、警察庁や法務省は、「外国人犯罪による治安悪化」というフィクションを作り上げて撒き散らかし、自分たちの権益の拡大・強化(これはほぼ確実に、一般の日本国籍者をはじめとする一般住民の人権が極めて厳しい制限を受ける時代につながるよ……)を図ってきた。
そして、両省庁はじめ政権党が「汚い嘘つきさん」であることを広くお知らせする作業に、「うさちゃん騎士団」はここ数ヶ月取り組んできたし、これからも地道に取り組む所存である。
だがしかし。
警察庁や法務省が発表する見解の嘘を暴き「広報」していく一方で、同時に進めなければならない作業がある。それは、受験勉強と夕食の準備と洗濯と週一回の我が家の掃除……
……ではなくて、警察庁や法務省が続けてきた「外国人犯罪」の統計データ公表そのものの危険性をも広く知ってもらう作業だ。
これについては、
「政権党や警察庁・法務省、極右政治家たちが煽りつづける「外国人犯罪」幻想に騙されないで!」第4回にも書いたのでそちらを読んでもらったり、関東大震災時に警察や軍が「特定の社会集団」への警戒心と敵意・憎悪を煽り、あの虐殺を引き起こしたことを思い起こしたりしてもらえれば、もう言葉を加える必要はないかも知れないのだが、今回は違う視点から論じてみる。
ポイントは3点。結論から行こう。
警察庁や法務省が発表する「外国人犯罪」関連の統計って、その発表自体が、日本も批准している
「あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際条約(人種差別撤廃条約)」第2条(e)、第4条(c)、第7条に違反するんじゃないか、と思うのである。
第2条本文と(e)は、次のように規定している。
第2条 1 締約国は、人種差別を非難し、また、あらゆる形態の人種差別を撤廃する政策及びあらゆる人種間の理解を促進する政策をすべての適当な方法により遅滞なくとることを約束する。このため、
(e)各締約国は、適当なときは、人種間の融和を目的とし、かつ、複数の人種で構成される団体及び運動を支援し並びに人種間の障壁を撤廃する他の方法を奨励すること並びに人種間の分断を強化するようないかなる動きも抑制することを約束する。
公的機関が「外国人犯罪」関連の統計を公表する。それはすなわち、この第2条(e)によって「抑制することを約束」したはずの「人種間の分断を強化するような動き」になっちゃっていると思えるのだが、如何に?
第4条本文と(c)は、次のように規定している。
第4条 締約国は、一の人種の優越性若しくは一の皮膚の色若しくは種族的出身の人の集団の優越性の思想若しくは理論に基づくあらゆる宣伝及び団体又は人種的憎悪及び人種差別(形態のいかんを問わない。)を正当化し若しくは助長することを企てるあらゆる宣伝及び団体を非難し、また、このような差別のあらゆる扇動又は行為を根絶することを目的とする迅速かつ積極的な措置をとることを約束する。このため、締約国は、世界人権宣言に具現された原則及び次条に明示的に定める権利に十分な考慮を払って、特に次のことを行う。
(c)国又は地方の公の当局又は機関が人種差別を助長し又は扇動することを認めないこと。
公的機関が「外国人犯罪」関連の統計を公表する。それはすなわち、この第4条(c)によって「公的機関が認めてはならない」とされた、「人種差別を助長」する行為そのものになっちゃっていると思えるのだが、如何に?
第7条は、次のように規定している。
第7条 締約国は、人種差別につながる偏見と戦い、諸国民の間及び人種又は種族の集団の間の理解、寛容及び友好を促進し並びに国際連合憲章、世界人権宣言、あらゆる形態の人種差別の撤廃に関する国際連合宣言及びこの条約の目的及び原則を普及させるため、特に教授、教育、文化及び情報の分野において、迅速かつ効果的な措置をとることを約束する。
警察庁や日本政府がやっているのは、「人種差別につながる偏見と戦い、諸国民の間及び人種又は種族の集団の間の理解、寛容及び友好」を「促進」ではなく「破壊」することに他ならないと思うのであるが、これまた如何に?
さあ、どうでしょう、皆さん?
如何に!? 如何に!? 如何に!???????
うさちゃん騎士団ここにあり!
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