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「シャヒード、100の命展」プレ企画
& 緊急転載メール
2003年7月24日
響きだけは麗しい「和平へのロードマップ」が世間を徘徊する影で、「和平」とやらの真の姿を映し出す
トンデモない建築作業が着々と進められています。人呼んで、「アパルトヘイト・ウォール」。
先日の『NEWS 23』に続いて、明日のNHK『BS23』とかいう番組でも紹介されるとか。
NHK BS視聴可能な方は、ぜひご覧ください。あたしゃ無理なんです。とほほ。
2003年6月8日
シャヒード展とは何かは、
こちらでご覧ください。
去る木曜日に京都で開催されたそのプレ企画の会場を訪れ、展示されていた六人分の写真を見、解説を読んだだけで、あたしゃちょっと泣きそうになったであります。なんてこったい……。
会場では、
「アフガニスタン国際民衆法廷」の京都関連でパワフルな活動を展開しておられるS氏にお目にかかる機会もあり、このS氏がこれまた予想をはるかに超えて若い人で、かなり驚かされました。泣きそうになったりびっくりしたりで、嗚呼、なんという一日!
さてその後、レバノンのパレスティナ難民キャンプを訪れた京大の岡真理さんの報告を聞いたのですが、パレスティナ難民のたどっている悲劇の歴史には、圧倒され、立ちすくむほかありませんでした。椅子の上に座っていながら。こんな運命が許されていいものなのか……。
彼らのたどったこの半世紀がどんなものだったかを詳しく報告する余裕も力もないのが残念ですが、ともあれ、そこで得た情報とその他もろもろを総合して推測する限り、今話題の中東和平ロードマップとやら、どうもかなりの曲者のようであります。
国連決議でも認められている難民帰還権を「認めない」という点、そして、極々狭い地域のみを与えて独立国家なるものを樹立させて一件落着とする、などという点を見ると、シャロン政権がブッシュの顔を立てて譲歩しているように見えて、その実、たとえロードマップが順調に実現しても、それはすなわちイスラエル・シオニズム側の大勝利であり、難民がなんと四〇〇万人近くも存在する現実からして、いずれ難民帰還権拒絶への不満から対イスラエルの暴動や攻撃なんかが起きた日には(って、今日もう起きたそうで……)、それ見たことかとまた虐殺を開始できるという、もう、シャロンにとっては願ったり叶ったりの「ロード・マップ」としか思えないのです。う〜む……。
と、話がシャロンにつながったところで、本題です。そのプレ企画会場で、イスラエルの虐殺首相シャロンが先月繰り出した恐るべき愚行・蛮行に対して、抗議を呼びかける運動があるのを知りました。その呼びかけメールを、ウェブ用に加工して下記に転載しましたので、ぜひご一読を。
以下、転載メールです。
Fwd:「いのちの権利放棄書」への抗議呼びかけ
誰かに送りたいと思われる方がいらしたら、使って下さい。
***************************
〜パレスチナで起きている「いのちの権利放棄書」への抗議呼びかけ〜「世界は見ている」
「私たちは、平和を愛する世界のすべて人々に対して呼びかける。
イスラエル政府が国際法を遵守するように、そして、イスラエル占領下のパレスチナ人の基本的人権と安全に生きる権利を守るために貢献している、国際平和活動家に対する妨害を止めさせるように、イスラエルに圧力をかける活動に加わっていただきたい。」
Grassroots International Protection for the Palestinian People
(パレスチナの人々を守る草の根国際運動)より
*
「和平へのロードマップ」という言葉が新聞の紙面を飾っているにもかかわらず、現在、パレスチナではイスラエル軍による民間人の殺害、家屋の破壊等が激化しています。ガザ地区では前年に月30軒だった家屋の破壊が、2003年の最初の3カ月だけで214軒(月70軒平均)にのぼりました。これは401家族(2273人)の「生きるための場所」の破壊です。また、殺害された人の数もここのところ、うなぎのぼりです。
このような状況で、パレスチナ人をひどい暴力から守るために活動してきた外国人の人権活動家も殺害されるということが起こりました。民間人の家の破壊を阻止しようと、イスラエル軍のブルドーザーの前にたちはだかり、ひき殺された米国人のレイチェル・コリーさんを皮切りに、顔面を撃たれて重症(ブライアン・エイヴリイさん、米国籍)、頭部を撃たれて脳死状態(トム・ハンドールさん、英国籍)という事態が2カ月の間に続きました。さらに家屋破壊の様子を取材していた英国籍のジャーナリストも狙撃されて殺されています。
しかし、イスラエル政府・軍は、自らの姿勢を改めることなく、さらにこの5月上旬に、ガザ地区に入るすべての外国人に「イスラエル軍はこの地域に入る外国人の命の保証はしない」という「権利放棄書」に署名をさせるという措置を取り始めました。
「権利放棄書」抜粋
【ガザに入る条件】
IDF(イスラエル国防軍)は、この地域を訪問する外国籍の方々の個人的な安全を保証することはできません。IDFは、軍事行動の結果として起こる死、負傷、所持品が損傷したりなくなったりすることに対する責任を負うことはできませんが、この地域を訪問する外国籍の方々は、以下の条件――危険を最小限にするためのものです――に従っていただきます。
1)エジプトとの国境に沿った軍事施設地域はIDFの管理下にあるテリトリーであり、外国籍の者は絶対に立ち入ってはならない。
この地域は、激しい敵対行動が起こる場所で、きわめて危険であることに留意しておくよう。
2)任務遂行中のイスラエルの保安要員に対する干渉、妨害は、犯罪行為となる。(以下、略)
権利放棄書では上記の項目に従い、「様々な危険があることを了解し、イスラエル国政府と諸機関に、軍事行動の結果として起こりうる死、負傷、所持品が損傷したりなくなったりすることに対する責任を負わせることはできないということを認めます。」という文言とともに、従わなかった場合は「逮捕や、ガザ地区ないしイスラエル国の領域からの追放」を了解することを誓うという形になっています。
また、「ISM(国際連帯運動)として知られている機関や、そのほか、IDFの行動を妨害することを目的としているいかなる機関とも、いっさい関係を持たない」という宣言も含まれています。ISM(国際連帯運動)は上記のレイチェル・コリーさんらが活動していた、占領下のパレスチナ人への暴力を押しとどめる、非暴力の直接行動を取っている運動体です。具体的には、検問所での人権侵害の監視、救急車への同伴、家屋破壊の危険性に晒される家での滞在、道路封鎖の解除などの行動を、パレスチナ人の主導のもと、外国人が参加して成し遂げてきました。マス・メディアが報じない、パレスチナでの人権抑圧の実態を、いち早く世界に届ける役目も果たしています。
この権利放棄書の内容は、世界人権宣言に表された人権の考えを根底的に侵していることは言うまでもありません。また、もちろん、第4ジュネーヴ条約にある「占領軍はすべての文民の保護の責任を負う」ということにも違反しています。
アムネスティ・インターナショナルは「一般の人々に、基本的な権利を放棄する文書にサインさせようとするいかなる試みにも断固として反対する。また、『権利放棄書』にサインさせたとしても、あらゆる状況において人権を尊重しなければならないという、イスラエル軍およびイスラエル諸機関の義務と責任は、いかなる形でも免除されることはない。」と発表しています[アムネスティ・インターナショナル 発表国際ニュース 全文(日本語)はこちら]。
元をたどれば、イスラエル政府は国連決議を次々と無視し、パレスチナにおける入植地の拡大、民間人も含めた攻撃、生活そのものの破壊を占領下で続けてきました。この4月の国連人権委員会でもイスラエルは、違法入植地と占領地での人権侵害により非難決議を受けています。そのような状況で、イスラエル政府(軍)の違法な行為の終結を目指して活動をする人道的活動さえも、この「権利放棄書」は封じ込めようとしています。
この「放棄書」を見逃すことは、あらゆる人道的活動の理念に反するだけでなく、パレスチナで起きているすべての人権侵害を認めることにもなります。外国籍の人間の「命の権利の放棄」の裏には、パレスチナ人の「命の権利もない状態」が(明文化されていないだけで)存在しているのです。
3月に娘のレイチェル・コリーさんをイスラエル軍によって殺されたシンディ・コリーさんの言葉です。
「私たち、母親どうしは深い絆で結ばれています。母親という存在の核心にあるもの、子供を持った時に生まれてくるのは、その子がかけがえのない存在であるという思いであり、それはそのまま、すべての人間がかけがえのない存在であるという思いにつながっていきます。そして、この思いは、私たち自身の生に確固たる基盤を与えつづけてくれるのです。(中略)
私の娘は、3人の幼い子供がいるパレスチナ人一家の家を守ろうとして、ブルドーザーと対峙しました。私は、母親として、専門家、政策立案者、議員、ホワイトハウスのスタッフに、私たちの価値観と信念を充分に考慮してほしい伝えることができますし、考慮してほしいと求める義務があると思っています。私たちの価値観と信念――それは、ひとつひとつの命の尊さ、ひとりひとりの人間の平等性、法のルールと公正さを、最も重いものとして受けとめるということです。」
[「母の日スピーチThe Daughter I Can't Hear From(2003年5月14日)」より シンディ・コリー 原文(英語)]
世界の人々は「しっかり見ている」という圧力をかけるためにも、手紙、電子メール、電話、ファックス、街頭アピールなどによって、一人でも多くの方が、イスラエル政府に対して、抗議の意思表明を行うことを呼びかけます。
<呼びかけ人>
岡真理
かねこあさみ
役重善洋
山田和子
さぼてん企画(パレスチナ現地報告会準備会)
<連絡先>
saboten-husein@mail-office.jp
*現在、ガザは実質上封鎖され、外交官ビザを持つ者と国連職員の一部の認められた者しか入れなくなっています。それにより、人道的支援に大きく支障が出ています。
************************
☆抗議・要請先リスト☆
1.イスラエル政府 Fax +972-2-566-4838, 651-3955, 651-2631
シャロン首相 Prime Minister Ariel Sharon Email: webmaster@pmo.gov.il
2.イスラエル内務省 Tel +972-2-6294701, Fax +972-2-629-4750
内務大臣 Abraham Poraz Tel: +972-2 6701402, Fax: +972-2-5666376
3.イスラエル軍 Fax +972-3-6916940, 6976990
国防大臣Shaul Mofaz Email: sar@mod.gov.il
4.在日イスラエル大使館
〒102-0084
東京都千代田区二番町3番地
駐日イスラエル大使 イツハク・リオール
・報道部・広報部 Tel 03-3264-0561, Fax 03-3264-0794
・政治部 Fax: 03-3264-0965
Email: information@tky.mfa.gov.il
軍の代表部Tel 03-3264-0492, Fax 03-3264-0655
5.小泉首相
〒100-0014 千代田区永田町2-3-1 内閣総理大臣官邸
内閣総理大臣 小泉純一郎
首相官邸 Fax: 03-3581-3883
http://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken.html
6.川口外相(外務省の意見募集のウェブサイト)
http://www3.mofa.go.jp/mofaj/mail/qa.html
7.ブッシュ大統領
Email: president@whitehouse.gov
*米政府によるイスラエルへの軍事支援は年間約3000億円
☆イスラエル政府への抗議文サンプル(好きなように変えてお使い下さい)☆
Dear(***** 抗議先氏名)
The Israeli military distributed a document that must besigned by all foreigners entering into Gaza. The content of this document means, in its essence, "abandon all your rights." Such “waivers” that violate fundamental human rights have no validity under international law and are clearly against the Fourth Geneva Convention. You are under an obligation to adhere to them.
I demand that your government and military stop forcing foreign people to sign this document. And I demand that you stop killing Palestinian people.
You should be reminded that the world is watching your illegal activities.
Yours
#######(お名前)
(日本語訳)
イスラエル軍は先ごろ、ガザに入るすべての外国人にサインを求める文書を配布しました。その内容は、「すべての権利を放棄せよ」というに等しいものです。このような基本的人権を侵す『権利放棄書』は、国際法のもとではまったく効力を持ちませんし、また明らかに第4ジュネーヴ条約に違反しています。イスラエルは、これらの法・条約に従う義務があります。
イスラエル政府と軍に求めます。外国人に、この文書へのサインを強要するのをやめてください。そして、パレスチナの人たちを殺すのをやめてください。
世界中の人々がイスラエルの違法な行動を常に見ていることを知っておいてください。
敬具
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(転載以上)
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