


工房”夢弦堂”をたずねて
〜 西貝さんのつくる丁寧な作りのウクレレ 〜
国内のギター・ウクレレ、ブランドとして
最近注目を集めている、ギター工房の夢弦堂
ギターの中でも、特にOMスタイルのバランスが良いサウンドにこだわりをみせ
スティール弦ギターでもファン・ブレイシングを採用するなど
独特のアイデンティティを感じさせるクオリティの高い楽器を
精力的に製作されております
その夢弦堂へおじゃまさせていただき、
工房をひとりで担う、西貝さんとお会いして
工房、ウクレレを拝見させていただきました。
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夢弦堂うくれれ&ギターギャラリー


New "TOKYOハンドクラフトギターフェス2009"での西貝さんの作品
今回は長年火山灰の下で眠っていた栃で製作したうくれれや、ワイゼンボーン、ハカランダボディモデルが展示されてました。
特にワイゼンボーンモデルは、ロープバインディングが施されて雰囲気抜群です。
音色もうくれれのおいしいところが出ておりました。


"Yokohama
Hawai'i Festival "での西貝さんの作品
2003年7月、横浜大さん橋で行われたYokohama
Hawaiian Festivalでの作品たちです
夢弦堂のトレードマークになったワイゼンボーンうくれれに
お馴染みのイラストレーター、笹尾俊一氏直筆の「絵」をウクレレに載せた
アートうくれれを展示してました。
弾いてもよし飾ってもよしといった感じの、ハワイアンうくれれです


アコースティックファンフェア2002での夢弦堂作品
第7回アコギファンフェアでの夢弦堂ギターとウクレレです
OMサイズにこだわったギターも、着実にモデル数を増やしてます
そんなギターたちの中、西貝さんこだわりのワイゼンボーン型ウクレレも
さらに磨きをかけて展示されてました
上品な木目と、チェッカーバインディングが目を引く一本です

"Yokohama Hawaiian
Festival "での西貝さんの作品たち
2002年7月、横浜大さん橋で行われたYokohama
Hawaiian Festivalでの
西貝さんの作品たちを紹介します


夢弦堂ワイゼンボーンウクレレ
夢弦堂ウクレレのトレードマークとなりつつある、ワイゼンボーンウクレレです
ハワイアンが好きな方には、きっとヒットするシェイプのこのウクレレは
スクエアネックを意識したかのような肉厚なネックで
芯が太い音を生む効果もありそうです
月と星のインレイにより、ワンポイントが添えられてます


夢弦堂ハカランダウクレレ
こちらも夢弦堂のトレードマークといえる、ハカランダウクレレです
重厚なサウンドを奏でる壮麗なハカランダは、見た目もとても美しいです
ネック幅はやや狭めで、その分厚みを持たせたネックは
アコギ弾きにとっては弾きやすいウクレレだとおもいます
ボディサイドから指板にかけて施されたチェッカーも、いい雰囲気を出しています

"GUILD OF JAPAN2002"での西貝さんの作品たち
2002年4月、大阪吹田市で行われたギルド・オブ・ジャパンでの
西貝さんの作品たちを紹介します

さらに改良された、ワイゼンボーンウクレレ
これで3代目となるワイゼンボーン形ウクレレです
今までのワイゼンボーンウクレレでは、ネックをワイゼンボーンギターと同様
空洞のホロー構造としていましたが
演奏面でもサウンド面でも、よりウクレレらしさをめざし
通常のウクレレと同様のジョイントネック構造となりました
コロコロとした、ハワイアンなサウンドが、ルックスにマッチしてます
ロープバインディングが施されたヘッドと、「夢」の字のインレイに
西貝さんのこだわりを感じます

ロープバインディングが施されたコアOMギター
西貝さんの工房、夢弦堂が特にこだわるOMタイプのコアギターです
OMサイズのボディは、音色のバランスが取れているため
ぼくみたいなフィンガーピッキングギタリストの皆さんに好まれる傾向があります
またコア材は歯切れのよさと、独特のやさしさを持ち合わせたサウンドを引き出すので
OMとの相性も特にぴったりだと思います
そんなサウンド面に加えて、ロープバインディングが見た目にもいい雰囲気を出しています
アディロンダック・スプルース&ココボロ OMギター
こちらのギターも、OMサイズですが
オールドマーティンのファンに人気が高い、アディロンダックスプルースのトップと
最近注目を集めてきた材、ココボロのサイドバックという組み合わせです
ココボロはオレンジがかった独特の木目が、ハカランダっぽくて綺麗ですが
音色も”ローズ系”の、きらびやかな音を奏でます
アルペジオを弾いていると、とても気持ちよくなってくるギターです
夢弦堂ウクレレたち(@ハワイアンマーケット2000)
華やかさと落ち着いた雰囲気が同居する夢弦堂ウクレレです
ギター好きなら、よだれが出そうな 柾目のハカランダを使用して
見た目同様、音もゴージャスな響きを奏でます
ヘッドのトレードマーク、ココペリのインレイも目をひきます

夢弦堂オリジナル マンドレレ
マンドリンシェイプのユニークなうくれれの「マンドレレ」です
ハカランダ製の、スクロールボディからは
とても豊潤な音をきかせてくれました
サウンド、インパクト抜群のウクレレ(?)です


夢弦堂オリジナル ワイゼンボーンうくれれ
こちらはワイゼンボーンスタイルウクレレのプロトタイプです
ホロー・スクエアネックとひょうたん型のボディシェイプ
そしてそれを取り巻くロープバインディングなど
オリジナルを忠実にデフォルメしたような、ユニークなウクレレです
壮麗なコアの木目にも、目を奪われてしまいます
(このうくれれは、ハワイアンマーケット2001に展示されました)


ロープバインディングとスクエア・ホローネック
ボディやネック&フィンガーボードには、色の異なる木を交互に配列させた
ロープバインディングが施されてます
工作に時間を要しますが、とても雰囲気をかもし出す装飾です
オリジナルのワイゼンボーンと同じく、四角いネックは
内部が空洞の、ホロー構造となっており
独特のサウンドを作る役目を果たします
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ギター工房 夢弦堂のようす

西貝さんは自宅の一室を、
楽器製作の工房として使用しております。
訪問時、ギブソンの修理でした。
大変”重病”みたいで、
”大手術”といった感じです。
手のとどく範囲に並べられた工具など、
機能的な仕事場所だと思いました。
この作業場のほかに、ガレージを利用した製材場所があり
材の切り出し用のルーターなどが おかれておりました。
また、ガレージの隣は、
西貝さん自らが建てた作業小屋があり
塗装、乾燥の行程が行われてました。

ベンディングマシンと、ギターのボディ
左の機械はギターの側面を加工するベンディングマシンです
中に200Wの電球が入っており
その熱を利用して、木材をギターの形に加工します
またボディの内側とトップを接着する部分(ライナー)をよくみると
ジャバラ状ではなく、夢弦堂ならではのスムースな接着面をしており
強度のほか、音の伝達にもいい影響がありそうです。
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夢弦堂うくれれのようす

完成したウクレレです。
写真のモデルは、
表面板、指板、背面板、側面板とも、
ハカランダでできたウクレレです。
写真右はtree of lifeのインレイが、
とても美しいモデルです。
ハカランダは、ブラジリアンローズウッドの通称で、
とても堅く,比重も重い材木です。
楽器として使用すると、
高音の伸びが優れ、ふくよかな音となります。
ギターの最高級の材料として、 用いられます。
現在は、ブラジル政府の輸出制限などや、
ワシントン条約などの制約を受けるため、
大変、入手が難しい材です。
その高級材を使用したウクレレは、
とても丁寧な造りで、
音色もみためも、とても美しいです。
他にも、コアのモデルの製作も、
可能だそうです。
ボディ・サイドのようす
ボディ・サイドには、
チェッカーの寄せ木細工のによるバインディングが
施されたうえ 、
さらにトラ目のメイプルで、
バインディングしてあります。
大変きれいです。
また、フィンガーボードのサイドにも、
同様にバインディングが施されてます。

ロゼッタ・ボディバックのようす
サウンドホールまわりのロゼッタは、
緑色がきれいです。
ボディのバックには
ヘリングボーンに似た、
寄せ木細工による装飾が施されてます。

ボディ・エンド、ヘッドのようす
ボディエンドにも同様のバインディングが、
施されてます。
ヘッドの形状は、
バンジョーのシェイプでユニークです。
夢弦堂のトレードマーク
ココペリ
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西貝さんは過去、レコード会社で宣伝・制作を担当し、
働かれてた経歴を、おもちだそうです。
壁一面にぎっしりと並んだLPをみても、
音楽をとても愛している様子がうかがえました。
お話しさせていただき、共感できる部分が多くて、
とても楽しかったです。
工房”夢弦堂”のホームページはこちら
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this page is written 2000.03.01
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add photo & text 2001.05.11
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