ちょっと一言・・・。 |
| 「食」について |
ちょっと一言…。おじいちゃん、おばあちゃんがあげてしまって・・・。甘いお菓子やジュース、お母さんはなるべくあげないように気をつけているんだけど、おじいちゃん、おばあちゃんがあげてしまって、止めてくれないです・・・と言うお話、よく聞きます。お子さんが生まれると、お父様、お母様、どちらかの実家の近く、あるいは、2世帯同居になる場合がありますが、その時、お子さんのしつけなどを巡って、いろいろあるでしょう。皆それぞれ、お子さんがかわいいからこそ、いろいろしてくれるのですよね。お菓子を食べさせて喜ぶ顔が見たいのでしょうが、おじいちゃん、おばあちゃんも、お菓子をくれるから「好き」なわけではないですよね。食べ物で釣らなくても、おじいちゃん、おばあちゃんの大きな愛で、お孫さんを守ってあげれば、絶対大好きになるはずです。また、お父様、お母様もご自身の方のおじいちゃん、おばあちゃんなら言いやすいでしょうが、相手側のだと・・・。そういう時は、「止めてください。」と言うと角が立つでしょうから、やんわりと、「歯医者に言われたので、どうしたらよいでしょうね。」などと、相談を持ちかけるような形で、とりあえず、お話してみてください。一日、一回だけにしてもらう、頂く時には、お茶を一緒に出してもらうなど、工夫できそうなことを提案してみてください。それでも、だめな場合は、お子さんが戻ってから、「今日は、おばあちゃん、おじいちゃんに、おいしいもの頂いたから、歯磨きしようね。」などと、歯磨き、ぶくぶく、何でもいいですから、食べっぱなしではいけないと言うことを、教えていってあげてくださいね。 なるべく、家族が仲良く、お母様一人に負担がかからないように・・・。 ある日の3歳児検診で・・・。 椅子に座るなり、お母さんが、「この子、歯をぶつけて欠けたみたいで、痛がって歯を磨かせてくれないんです。」。歯科医が検診したところ、乳歯20本のうち17本が虫歯、それも象牙質まで進んでいる・・・。もちろん、欠けた歯は、神経が出ている様子。ずっと磨いていないから、歯肉炎も起こしている。いつ頃欠けたのか聞くと、「半年くらい前」「そのときは医者さんに行かなかったのですか?」「痛がってそれどころじゃありませんでした。」(痛がってるとき医者に行かずに何が出来るんだーーー??)「ご飯は食べられます?」「やはり、痛いと出しちゃいます。」「………」もう絶句です。半年も、ずっと歯が痛くて、食べるのもつらくて、放って置かれた子は、とーーってもかわいそうだと思います。大人だったら、自分では医者さんに行けるけど、子どもは、親が連れて行ってくれなければ、どうにも出来ません。「やっぱり、歯医者に行ったほうがいいですよね。」と最後にお母さん。「すぐに行ってください。」としか言いようがありませんでした。 この子が好きだから…。 1歳代でも、あめでもチョコでも好きなときに好きなだけあげるお母さんがいます。聞いてみると、「この子が好きだから…。」というお答え。ウーン、確かにあげれば喜ぶし、好きなんだけど…。好きなことだけして、楽なようにしていて、大丈夫なのかな…?それで、むし歯が出来て、健康を害しても、「この子が好きだから…」で、済ましてしまうのです。何のための「保護者」なのでしょう。どうしたら、その子にとって一番よい生活が送れるかを教えてあげるのが「保護者」の義務だと思うのだけれど…。時には、「好きでないこと」もしなくてはならないと思うのだけど。好きなことだけさせていると、親が「楽だから」そうしてるだけにしか見えません。 もったいないから・・・。 3歳の男の子、下の前歯以外、ほとんどむし歯になってしまいました。お母さんは、甘いものが好きでないとのこと。いただいた甘いものなどを、捨てるのは持ったいないからと、お子さんに上げていたのだそうです。(^_^;; 確かに食べ物を粗末にするのは良くないけれど、それで、むし歯をそんなに作ってしまっては、もっと、「もったいない」と思うのですが。いただき物などをしたときには、早めにご近所にもらってもらいましょう。(^^ゞ 「自分のために検診に来ます。」1歳半児健診のときに、上の前歯にむし歯が4本あった女の子がいました。哺乳瓶でミルクを寝るときに飲ませていたり、甘いジュースを頻繁に飲んでいたことが原因である可能性がありました。診断の結果、と銀をすることになりましたが、前歯の表側は目立つのでお母さんの希望で塗らないことにしました。でも、実際むし歯はあるので、それが、今以上悪くならないように、十分ケアする必要があります。お母さんには、哺乳瓶をやめるようにしてもらうことと、食事の回数をきちんと把握してもらうようにお話しました。 その上で、歯ブラシをきちんとしてもらいたかったのですが、女の子は、歯ブラシが大嫌いな上、お母さんの手は、思うように動いてくれません。歯ブラシを歯にうまく当てることがなかなかできなかったのです。 そのお母さんは、早速、悪い食習慣を改善してくれたのと同時に、嫌がるのを何とか頑張って歯ブラシをしてくれました。通常、三ヶ月ごとにお誘いしている歯科健診も、ご本人の希望で2ヶ月ごとに来所して、3歳になる今、虫歯は、1歳半児健診のときのままで維持できています。 お母さんの歯ブラシもすっかり上手になって、むし歯も安定しているので、「次回の健診は3ヵ月後にしますか?」と伺うと、そのお母さんは、「いえ、私のために2ヵ月後に来ます。」とおっしゃったのです。 この気持ちがあれば、きっと、生え変わるまで、むし歯をひどくせずにいけると思います。 そして、やはりむし歯は、おうちの方の心がけ次第で、多くも少なくもできる病気なんだなと、再認識しました。 乳児健診で・・・。保健センターでは、3・4ヶ月時の乳児健診というのを行います。そのときに、ほとんどの子はまだ歯が生えていない時期なので、お母様方は、あまり関心がないと思いますが、今後気をつけていただきたいこととして、甘いものを好きにさせないで欲しいことなどをお話します。そのお話をしようとしていたところに、すでに、乳児用の小さな哺乳瓶に、オレンジの液体が入っていたのでした。まだ、これから離乳食を始めましょう・・・と言う時期なのですが・・・。「水分補給」が大事と言うことで、赤ちゃんのためを思って、いっぱい飲んでくれるオレンジジュースにしてしまったのでしょう。もう一人のお母さんも、すでにイオン飲料水を与えるようにしたら、水とかお茶は飲んでくれなくなってしまったと言うお話でした。3・4ヶ月の赤ちゃんでも、もう、好みが出ているのです。ぜひ、この時期にそういった、濃い味に慣れさせてしまわぬように気をつけてください。また、少しでも小さいうちに、修正してあげてください。幸い、お二人とも、ジュースやイオン飲料水を止めようと思ってくださったようで、よかったです。この機会がなかったら、せっかくかわいい歯が生えたら、即むし歯・・・と言うことにもなりかねなかったことでしょう。「食」について 皆さんは、食べるものについて、お考えになっていますか?最近は、いろいろな食品メーカーの不祥事が続いたりして、多かれ少なかれ、考える機会があったのではないでしょうか。知らないところで、化学物質たっぷりの食べ物を食べさせられていたり、表示と違うものだったり。 私は、妊娠を機会にいろいろと考えるようになりました。やはり一番最初に心配になったのは、農薬や食品添加物などです。図書館等でいろいろな本を読んで、なるべく体に入れたくないなと考えるようになりました。自分自身はもちろんですが、これから体を作っていく子どもに、危険なものをなるべく与えたくなかったし、栄養もなるべくきちんと取らせてあげたかったのです。 最初の子のときは、生協で減農薬のものを買ったりしていたのですが、いろいろ基準が変わったりしたりすることもあって、いまいちかなぁ・・・と思うようになりました。 その後さらに情報をいろいろ手に入れているうちに、自然食品の、「大地を守る会」から宅配で食品を購入するようになりました。まず、驚いたのは、そのおいしさ。もちろん、デパートなどで高級食材を買えばそんな味なのかもしれませんが、安心でかつおいしい。食材がおいしいから、下手に調理しなくても、そのものがおいしいのです。今では、家で使う食材はほとんど、よっぽどのことがない限り「大地を守る会」で買っています。お察しのとおり、相当高いので、今話題の「食費月3万円」などからは程遠い金額です。でも、持って生まれたものなのかどうかはわかりませんが、うちの子たち、ほとんど病気をしません。熱出しても1日くらいでけろっと治ってしまうし。その医療費も換算すれば、仕方ないかな?と思っています。 そして、栄養についてとか、料理の仕方については、丸元淑生さんの本が大変参考になりました。栄養についてわかりやすく書いてある上、食材の持っている栄養をなるべく生かす調理方法が出ています。王宮料理などは、おいしければ何でもよいのかもしれませんが、家庭料理は、家族の健康を守るためにするのです。栄養をなくしてしまうような調理方法では困るわけなのです。つまり、素材の味を生かす。・・・結構そのほうが手間がかからないのですよ。だから、私がやる気になったのです。ただ、そのとおりとは行きませんので、できるところだけね。栄養のことを考え出すと、自然と甘いものをあげたり、おやつにスナック菓子とか、そういうことがしたくなくなったのです。栄養はバランスです。何かの栄養素だけ、大量に取れば、それを消化吸収するためにほかの栄養素も大量に必要になり、足りなければバランスが崩れるのです。家庭の中では、栄養のバランスを考えて食べ物をあげるようにしています。 ただ、我が家はお出かけ好きなので、もちろん外食もします。外食産業はそれこそ食品添加物たっぷりでしょうし、栄養だって「?」ですが、そういう時は気にせずに上げ膳据え膳を楽しみます。少しでもできるだけという考えです。 丸元淑生さんの本 悪い食事とよい食事 新潮文庫 丸元淑生のクック・ブック 文春文庫 丸元淑生のシステム料理学 男と女のクッキング8章 文春文庫 |