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課題 2 部下が不祥事を起こしたときはどうすべきか
この課題自体が面白い
どうすべきか
などと議論の余地もない
ごめんなさい
それ以外の何があろうか
それが上司の管理責任ってもんである
そのために給料たくさんもらっているのである
それが 監督者の責任なのだ
と、
これで終わっては
わざわざこのサイトをクリックしてくれた方に申し訳ないので
蛇足を少々・・・・・
蛇足その1
そうはいっても
素直にごめんなさいとは
みんな 言ってくれない
正直ベースでいえば
俺がやったんじゃない というのがホンネだろう
実際
ワタクシノ カントク フイキトドキ ノ イタス
トコロデ アリマシテ・・・
ホントニ コイツ ガ ワルイ ノデ アリマス
コイツサエ コンナ コトヲ シナケレバ
コンナ コトニハ ナラズニ スンダノデスガ・・・・
などとわけのわからぬことをならべて
結局 監督不行届き という語を使っていながら
すべてはこいつが悪い
俺は悪くない
と みなさん おっしゃいます
実は 私自身 もし部下がやっちゃったらどうすべきか
考えることがある
(幸いにも現在もこれまでもいい部下に恵まれてきたが)
部下ひとりひとりの行動を 24時間監視できるわけではないので
自分の見えないところで やっちゃう
ってことは 十分ありうることだ
もし そんなことに遭遇してしまったら
運がわるかった としかいいようがない
腹をくくって ごめんなさい しかないでしょう
そもそも 上司とは
与えられた人材をフルに使って業務を遂行するのが仕事である
自分に与えられた人材は自分自身の範疇と認識すべきである
すなわち
部下の仕事も自分の仕事であり
部下がやったことは自分がやったことだと認識すべし
だから
部下が営業成績を上げてくれれば
(実は自分は何もやっていなくても)
自分が誉められるのである
監督責任は その対価であると認識せざるをえない
それがいやなら
部下を持たず 全部ひとりでやるしかない
そうじゃありません?
蛇足 その2
それにしても
これまで 数多くの 不祥事とやらを
聞いてきたが
「トカゲのシッポ切り」 と
感じることの多いことよ・・・・・・・・
不祥事 といえば 究極の状況であるが
通常の業務内でも
コイツ ノ セイデス
を上手に使える人が ある程度偉くなっているように
思うのは私の偏見であろうか
いわゆる重大ミスや不祥事には
それなりの 理由がある
場合によっては 情状酌量の余地もあろうかと思う
誤解してほしくないのは
私はここで不祥事を正当化するつもりは全くない
ただ
これまで 会社関係の不祥事や重大ミスに対して
犯人の弁護に回った上司を見たことがないのが残念なだけだ
不祥事を弁護するとは何事だ と
お叱りの言葉も聞こえる気がするが
不祥事に対する 処分
に全てが回って
結局犯人が全てを背負い
その背景にある 状況の解決(根深いもの)には
知らんぷり で事件が終わってしまう
本当は その事件の背景には
根深い状況が流れているのに
犯人を処分して オシマイ
という いわゆる トカゲのシッポ切り
で片付いていく
という現実があることを改めて認識したい
罪は罪として 落とし前をつける必要があるが
罪をおこさせない
罪を犯すまで個人を追い詰めない環境作り
は もっと大事だ
一緒に働く同僚じゃないですか
スケープ・ゴーツ (黒い羊)という心理学用語がある
不祥事という大きな問題にまで至らなくても
通常の業務(生活)の中でも
何か非のある者に
その「非」以外の全てのものをなすりつけて
こうなったのは こいつのせいだ
と言ったり考えたりする
そんな ことが ないか みなさん考えてほしい
いっぱい あるはずだ
スケープ・ゴーツにされたやつは
もともとの原因の何倍も何百倍もの非難をあびるようになるのです
非難するものにも
本当はその原因の一端があったりするのですが
世の中
非難する方が勝つようにできてるようです
さあ みなさん
みんなで 責任逃れをしましょう
まわりに スケープ・ゴーツ にできそうな人はいませんか
そうです
その人が悪いのです
あなたのセクションの能率が上がらないのは
その人のせいですよ
そのひと(トカゲのシッポ) を切っちゃいましょう
そして
その人が切られると次のスケープ・ゴーツ探しが始まります
次は 今これを読んでる あなた
あなた自身の番かもしれません・・・・・
(JANUARY
23, 2001)