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課題 3 部下が命令に従わないときはどうすべきか
「えっ、私がやらなればいけないんですか?」
「ちょっと勘弁してください」
などと不服従の気持ちや言動を示すわがままな部下が増えてきている
(「プレジデント」誌 2001.1.29日号 P.48)
そうだ
幸いにも モロにこういうことを言われた経験はないが
さもありなん
という気がする
ちなみに誌上では
優柔不断な態度だけは断じてしてはならず毅然として対処せよ
と
管理職研修の模範解答的な解決方法が記載されている
この回答に反論する気はない
最終的にはそれが解決策であると私も思う
そうでなければ組織が成り立たない
但し 私の場合あくまでも それは最終的には
である
ということで
しゅうおじさん的にこの課題にアプローチしてみることにする
まず
それが 命令か指示かが問題である
よく命令と指示を混同してらっしゃる管理職の方を見かけるが
命令であれば組織に身を置く以上、絶対に服従させなければならない
ただ
命令が多く飛び交っているような会社は
組織としては強固であるが
企業としての活気はなく
従業員も硬直的になっているものと思料する
私は 命令は最後の手段だと思っている
上司として
指示を拒否されたら
自分は信頼されていないのではないかと
まず 振り返って考えてみるべきである
課題1 の 「飲み」 でもふれたが
職場のコミュニケーションができていれば
ひとりひとりが
今 グループとして何をやらなければならないのかが
理解できているはずである
受ける立場を無視した一方的な命令は
職場の活気を削ぐ原因となる
命令を出す側はそこまで考えた上で出すべきである
引用
問題なのは、上司の前では 「はい、わかりました!」と
命令に従うフリをしておきながら、陰で 「こんなのやって
られないよ」 と不満を言う部下。
真剣に取り組まず、いい加減な成果を出し、 「全力を
尽くしました」 なんてぬけぬけと言う。 こういう部下は、
ベテランに多いのだが、命令にいやいや従う部下より
質が悪いと言える。
(「プレジデント」誌 2001.1.29日号 PP.48ー49)
引用終
現実は 上に引用した部下が大多数ではなかろうか
だから 職場がギクシャクして
ストレスがたまるのである
しかるに 「飲み」が必要になってくるのである
そんな組織からは 新しい芽は出て来ない
私は 基本的に人は仕事をしたがっているものだと信じている
近時 よく話題にのぼる新人類の若者も
自分が興味をもつことについては
寝る間もおしんで一所懸命やるのが特徴だ
会社の仕事に ソッポをむくのは
命令が一方的で 彼らにとっては理不尽であるからだ
そこをふまえて改善していかないと
彼らの代では会社は潰れてしまう
最も完成された組織
それは軍隊組織だ
命令と服従 それしかない
ひとりひとりの構成員を考慮していたら戦争に負けてしまう
しかし 私は軍隊組織ほど人間性を無視した組織はないと思っている
そして
会社は軍隊ではない
利益配当を待つ株主と
生きる証がほしい従業員のためのものだ
そこで働くひとりひとりが伸び伸びと働いて利益を出し
株主に配当できたら こんないいことはない
管理という立場にある 中間管理職の人々が陥りやすい穴
それは
その組織を守ること
組織を守ることは 手段であって目的ではない
えてして 組織を守ることを目的として構成員(株主および従業員、
場合によっては一般市民)を無視してしまいがちだ
それを忘れて
命令を出してはいけない
70年代だったと思うが
ナイン トゥ ファイブ という映画がヒットした
ジェーンフォンダ が主演して 硬直した旧態米企業を風刺した映画だ
彼女らは
企業の理論、性差別等に立ち向かって
従業員の働きやすい会社にしようと努力する
たとえば 女性だからといって差別されない
会社内に託児所を設けて子供のいる女性が働きやすくする
エトセトラ
映画の中で
会社の男性上司の命令に立ち向かっていったわけだが
結局
現代では その夢物語が現実になっている
命令を拒絶された上司は
その理由を
謙虚に受け止める姿勢も大事だ
現代の日本企業を牛耳っているのは
高度経済成長を支えてきた ベビーブーマーの世代だ
彼らは競争を勝ち抜くために
自分というものをかなり犠牲にしてきたはずだ
よって
命令に従うために自分を犠牲にすることに関しては
そんなに抵抗はない
一方、
新人類はそんな人たちが 育ててきた世代だ
仕事に没頭しているがために
家庭では甘やかし気味に育ててきている
ベビーブーマーが ないないづくしできているために
モノをはじめ 環境やら おだてやら
与えられることが 当たり前の世代だ
さあ、それが 上司・部下の関係になったらどうなるのでしょう
命令に服従するために自分を犠牲にしろ
と 言えますか
私としては
なんとか その中間点を見つけ出したいところであるが・・・・・
それにしても
理不尽な命令を受けたために
理不尽な命令を自分の部下にも出さなきゃいけない
中間管理職のつらさよ・・・・・
これが 現実
嗚呼 ジャパニーズ・ビジネスマン !!
(JANUARY
24, 2001)