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課題 34 妻に突然、三行半を突きつけられたらどうすべきか
どうすべきか と いったってどうしようもないでしょう
あなたが信じてきたあなたの生き方は結局そういうことだったのです
あなたが 愛だと思い込んできた妻へのおもいやりは
妻にとってはそうではなかったのです
あなたの愛が伝わってなかったのではなくて
あなたが妻を理解していなかったのです
高度経済成長のなかでシャカリキに働いてきた男たちには
このタイプが実に多い
一家の大黒柱として
仕事に生きる会社人間として
男として
という 共同幻想に人生を委ね
その結果として
共同生活の最も大事なパートナーである
妻 そして 子供達 を軽視してし生きてきた
本人に言わせれば軽視したのではなくて
そのために 仕事頑張ったんだ ということであろうが
それでは 妻は満たされてはいなかったのである
妻は 居直って生活の糧のために亭主と共生した
ってことだろうが
長い人生のほとんどを共生する配偶者として考えると
あまりに さびしい結末であり
あまりに さびしい 人生(半生)である
いずれにせよ
外で働いてより多くの給料を持って帰ることが自分の役割だという
だんな の思い込み価値観により
人生を さびしく過ごしている夫婦は決して少なくはない
そして そのような夫婦が
突然の三行半 候補としてワンサカと存在している
仕事
家庭
自分(個人)
この3つは決してバランスを崩してはいけないものと私は考えている
仕事と家庭とどっちが大事か
なんてナンセンス
自分を犠牲にしてまで会社に奉仕すべきか
なんてナンセンス
家庭の団欒を重んじ個人の時間を犠牲にすべきか
なんてナンセンス
であると思う
もちろん 物理的・瞬間的には軸足が仕事に傾いていたり
家庭に傾いていたりするが
全体的にはバランスをとり
どれを犠牲にすることもなく
どれを特に重んじることもなくやっていくのが理想であろう
どれも大事でありどれも犠牲にしてはならない
このことに気付いていない人ほど
突然の三行半を突きつけられる
そして
自分の気持ちを判ってもらえない と嘆く
おそらく
その夫婦は 配偶者として共生のしかたをまちがってる
だんなの思い込み
奥さんの居直り
そんなの 夫婦じゃない・・・・・
もっと 喧嘩すべきだ
もっと 自分はどうありたいかを相手にいうべきだ
そこから 二人はどうあるべきかを一緒に考えるべきだ
ただ
本課題のように
突然三行半を突きつけられてからでは イッツ・ツー・レイト である
どうすべき というまでもなく
あきらめましょう
実は
私の妻は この三行半を楽しみにしている
運良く 私が定年を迎える時がきたら
長い間 ご苦労様でした
では 私はこれで失礼します
退職金は半分分けにしましょうね
マンションは私がいただきます
と いうのだそうだ
その時 私は ああやっぱりそーなったか
と納得し
それからは
お互い
個人の時間を充実させる方向で人生を歩いていこうと思っている
私の妻が三行半を突きつける時
それは
ふたりが 大過なくそれまで生きて来れた証なのだから
そう思うと
私もその日が来るのが楽しみである
(JUNE 19, 2001)