課題 37 家計は妻より夫が管理すべきか
   

    ここまで来ると
    もう勘弁してよおー と言いたくなってくる
    
    そんなこと 夫婦の勝手でしょう
    どうも ジャパニーズ・サラリーマン は
    「こうあるべき」 または 「こうした方がよい」
    という 姿があって
    それに向かって生きていくしかできないのではないか
    と思えてくる
    
    本課題のような問題は
    夫婦がどういう個性を持っているかによる と思う
    よって
    同じ人間でも 配偶者がどんな人なのかによって
    結論は様々に違って来ると思うし
    違ってくる「べき」だと思う
    
    ふたりの適性の相対判断により決定すればよい
    
    夫婦共働きの場合なら
    基本的に別勘定として
    家庭に関するものを 供出し、
    共同家計費については当番制で管理しても構わない
    
    ホントにいろいろなバリエーションが考えられるし
    10組の夫婦がいれば 10通りの管理の仕方があってしかるべきである
    
    むしろ問題は この妻が管理すべき あるいは 夫が管理すべき
    という画一的な考え方であると思う
    調査資料によると
    家計を妻に任せている家庭が圧倒的に多いそうだが
    
    もともと 家計管理が苦手な女性に
    結婚したからといって
    家計のやりくりは妻の大事な仕事よ
    といって プレッシャーをかける 親たち
    そして
    お前のやりくりが悪いからこんなことになるんだ
    と どなる夫
    そんな中では 妻が行き詰まってしまう
    
    私はダメな奥さんなんだわ とか
    あー もー 結婚生活なんて ヤダヤダ とか
    思うようになったり
    挙句の果てには
    ノイローゼになったり
    子供を虐待する方向に走ったり
    不倫してみたり
    夫のことまでもがいやになったりするようになる
    
    そういうふうに
    個人の個性を無視して
    あるべき 姿 を押し付けてしまうことに
    むしろ問題はある
    
    きめられたバジェットの中で
    いかに資金を割り振ってそれを効率的に使うかという
    家計管理が苦手な妻(あるいは夫)は
    逆に そうではない面、
    例えば 外交(社交)とか 創造とか 躍動とか
    そんな面を生かして生活し
    配偶者のほうに家計管理を任せればよい
    要するにどっちがやらなければならないなんてことは
    ないのだ
    
    社会生活の中で
    あるいは
    夫婦生活の中で
    夫婦どっちが家計管理をするのか
    なんてことは大した問題じゃない
    
    大事なことは
    そのことについて
    ホンネの面でお互いが納得しているかどうかであり
    その家庭にとってそれがいい形でワークしているかどうかである
    
                            (JULY 20, 2001)