課題 41 近親者がガンになった場合告知すべきか
   

    基本的に告知すべきである
    
    基本的に とことわったのは
    わたしはガンであることを知らないまま
    死にたい という人がいるかもしれないからである
    
    これだけ検診やドックを薦められている中
    いざ ガンと判ったら本人に隠すなど
    ルール違反である
    
    そもそも
    告知が治療の前提ではないか
    
    インフォームド・コンセント
    ということがずっといわれているが
    命をかけて闘う者は
    今 自分がどういう状況にあって
    それに対処するにはどういう選択肢があって
    その メリット・デメリットは何で
    だから自分がどれを採るのか は
    自分で選択すべきであるし
    自分の人生は自分で決めたいものである
    
    そうではないか?
    
    一部の人を除けば
    ガンになるという恐怖感をずっと抱いて生きている
    統計的には50%以上の確率でガンになる
    どこかが悪くて入院する
    治療が始まる
    大抵の場合
    ガンではなかろうか と疑う
    ところが医者からは ガンという言葉は聞かれない
    しかし自分の知る限り治療は ガンに対するものに近い
    そのうち ベッドから起き上がれなくなり
    痛みを和らげるためのモルヒネにより
    人生の幕を自分で引くことなく生命が途絶える
    それは あんまりなことだ
    もし 元気なうちにわかっていれば
    他にすべきことがあったのに・・・・・ である
    
    見苦しいウソをつかれながら
    もしかして自分はガンではなかろうか
    余命はどのくらいなのだろうか
    もしガンだとしたら今のうちにこれをしておきたいのだが
    医者は否定するものを いいやガンだというのもヘンだし・・
    でも ガンだったらどうしよう
    なんて夜な夜な思いながら過ごす方が
    患者の精神には絶対よくない
    
    感覚的な発言で申し訳ないが
    初期ガンの治療すれば直る確率が高い場合は
    告知し、
    末期ガンの余命を医者が予言できるような場合は
    告知しないように思う
    しかし 末期ガンであるからこそ
    告知すべきなのである
    
    貴重な人生の残りの時間を
    自分でアレンジすることが必要なのだ
    
    そうではないでしょうか
    
    
                  (SEPTEMBER 16, 2001)