課題 9 取引先への礼状は手書きかワープロか電子メールか
      

    私の答えは
    ケースバイケース
    です
    
    1.基本的にはワープロ
    2.電子メールを使っている人には電子メール
    3.やはり手書きのものじゃないと心が伝わらんと思っている人
      向けにのみ手書き
    
    がいいのではないでしょうか
    
    ましてや取引先です
    ということはビジネス文書です
    ビジネス文書において手書きというのはどうでしょうか
    もし これが英文なら
    絶対に タイプ文書で署名のみ直筆サインですよね
    
    実は
    去年の8月に転勤したのですが
    その新任挨拶に行った時
    ある取引先の役員が
    ちょっと ワシのパソコンをみてごらん
    といって
    一通の電子メールを見せてくれた
    それは
    某銀行の行員からのメールだったのだが
    訪問して会ってくれたお礼 と
    これからもよろしく というあいさつ(お願い)
    が 記された短いメールであった
    
    忘れた頃に来るハガキより
    その日のうちに
    こうして(=電子メールで)来る礼状の方が
    うれしいねえ
    
    彼はそう私に言った
    
    その通りだと思う
    
    今やビジネスは
    時間とタイミングが大きなウエイトを占める
    
    本来なら
    本日はありがとうございました
    と電話(肉声)するところだろう
    しかし 
    電話ってヤツは相手が見えないだけに
    もしかして 相手は電話に出られないほど
    忙しかったりするが それが見えない
    電話することが 逆に迷惑な場合もあり得る
    
    そこへいくと
    電子メールは相手が好きな時に読めるし
    読みたくなければ ゴミ箱にポイも可能である
    どうせ
    せっせ書いて捨てられる文書を出すなら
    ホットなうちに Eメールしましょう
    運良く
    受取人が自分のメールアドレスを
    アドレス帳に登録でもしてくれたなら
    成功の第一歩です
    
    但し
    残念ながら
    仕事で Eメールが使える取引先はまだ多くありません
    そこで
    ビジネス文書たるワープロ文書が登場してくるわけです
    そして そこには
    人とは違った自分のスタイルをちょっと入れてみましょう
    せっかくの礼状です
    市販されている 雛型文書では自分の顔が出てきません
    
    最後に
    相手が やはり文書は手書きでなくちゃいかん派
    だと わかっている場合
    残念ながら
    相手に合わせて 徹夜で手書きしましょう
    
    最後に
    プレジデント誌の回答を
    田坂広志 氏 が書いているのだが
    これが実に イー事を書いているので引用したい
    ちなみに彼はワープロ派である
    
    引用
    例えば年賀状、手書きで一筆添えられる方は多いのですが
    その言葉は慣用句的なものばかり。
    試しに、宛名と住所を隠して年賀状を眺めてみてください。
    そのうちの何通が 「ああ、誰々にいただいたものだ」 と
    認識できるでしょうか。
    これは、「手書きで書くほうが心が伝わる」 という一種の
    思い込みがあるからです。
    そして、その自己満足のために肉体的エネルギーを使っている。
    だったら、心の汗をかいて、考え抜かれた文章を、ワープロ文で
    記したほうがよほど相手に 「真心」 が伝わるのではないか、
    というのが私の考えなのです。
    引用終
    (プレジデント誌 2001.1.29号 P.55)
    
    
                        (FEBRUARY 5,  2001)