岳見の家(1/2)

当初この敷地は、道路と最大3mの擁壁で囲まれた傾斜地で、その擁壁が旧基準のため作り直さないと建物が建ちません。その工事費として、約500万円程余分にかかり、施主が予算のやりくりに悩んでいたところ、「それならば、擁壁と建物を一緒に造れば」という設計提案が採用されて、設計が進みました。
建物は、同じサイズのコンクリート打ち放しのボックスを道路の勾配に合わせて2個配置、それを渡り廊下でスキップフロアーとなるように繋がれています。さらに、変形敷地であることを考慮して、中庭をとることでどの部屋にもまんべんなく通風・採光を確保できました。
(ニューハウス2000年8月号・2001年11月号掲載)