2002年7月21日(日) 大阪.BIG CAT/Progression@2002

だててんりゅう

 ▽ 2002.7.21 だててんりゅう BIG CAT セット・リスト 

1

ONE NITE

2

NADA  

3

寒い季節   
4

東福寺   

5 IN THE SKY
6

くる日もくる日も

Sugimoriさんのライブレポ!(Sugimoriさんありがとう!)

“だててんりゅう”!
関西の様々なバンドの川上に表記される、伝説のグループ。
再結成の話題そのものは何度か耳にしたものの、正直ピンと来るものが無く、ライブに足を運ぶ機会は今までありませんでした。
今となっては、そのような「伝説言うてもナンボのモンやねん」だった態度を、全面的に改めたいと思います。

今日このステージを見た人達には、「熱い熱いロックであった」という以外には言葉を要しないのではないでしょうか。

自分の10代の頃の記憶を辿っても、70年代においてロックとは、確かにこういうモノを指していたと思います。
プログレッシブロックですら細分化されすぎて、一部は形骸化してしまったような今日の状況とは異なり、それ以前の時代で有ったような「ロック」という一言だけであらわされるべき、骨太の強烈な音楽。
当時の録音を元にした音源なども販売されていますが、このようなバンドこそはライブを体験していただきたいと思います。

「あの頃」の音なので、ブルーズの影響が色濃く出ていますし、あまつさえ後乗りビートの曲もあります。プログレファンの中には、黒っぽいノリに拒絶反応を示す方も少なからずいらっしゃるかと思いますが、このライブを見れば、そのような拘りも吹き飛ぶのではないでしょうか。
「憂歌団」にも通じるようなソウルフルなボーカルからも、とてもダイレクトに歌が伝わってきます。


1.ONE NITE 〜シンセソロ〜ギターソロ
2.NADA 〜オルガンソロ〜ピアノソロ〜ギターソロ
脈動するシーケンスフレーズと唸るキーボードから一転、ジャジーにパワフルにブルーズロックが始まります。リズムの溜めも見事!シンセソロではチックコリアもかくやの手数振り。ギターソロも熱く弾きまくり。
一曲目にして、既に多くの観客が演奏に引き込まれているようでした。


3.寒い季節〜ギターソロ〜オルガンソロ
ボイス系の音で教会音楽を思わせるイントロに、ピアノとアコースティックな響きのギターが乗り、再びブルージーな世界へ。
創世記のフォークソング的な歌詞にも視覚的なイメージが伴われ、叙情的なブルースが歌われて行きます。
後半は烈しいオルガンロックに。
エンディングのそっけ無さも、このバンドには似合っていると思えます。

4.東福寺〜オルガンソロ〜シンセソロ
今日のセットリスト中、もっとも「プログレ」っぽいインストナンバー。
クリムゾン的な「タメ」と、英国のジャズロックのような曲想を持ちます。
このような曲があるので、「プログレ」というジャンルに括られたのかもしれません。

5.IN THE SKY
跳ねるリズムとブンブン唸るベースサウンド。
黒っぽいノリとギターサウンドのマッチングが見事。

6.くる日もくる日も
再び緩やかなシンセに導かれて、「寒い季節」同様にブルージーなロックが。
関西の音楽シーン特有の、ジャンルを越えた肌触りを感じます。

●LINK→ SUGIMORIさんのライブレポート!!

Boc KEN さんのLive Repo!(Boc KENさんありがとう)

昨年復活した京都の伝説のプログレッシヴバンド、だててんりゅう。実を言うとまったく知りませんでした(大汗)。なので、まったくの初体験。逆に予備知識が全くない分、率直に音に触れれるかなとか思ったが、ほんとまだまだ未知の領域が果てしなく広がっているものだとプログレの深さと、まだまだ聴かねばな〜と個人的に思った次第。さて、そのだててんりゅうのステージ。これが、・・・・凄い!! ダブルキーボード、ギター、ベース、ドラムと5人編成のだが、とにかくダイナミック! 動きが激しく、ちょうどパンクかロックかという激しさを感じた。話によると、村八分とかパンクとかとも交流(実際、村八分のメンバーの方がゲストで出てたりしてるようだし)ということで、幅広い音楽性というのがあるのだろうか。THE ROLLING STONESが日本人だったら村八分になったのではと思っている好きなバンド村八分(といってもアルバム1枚しか聴いてないですが・冷汗・・)ですが、その村八分がプログレやったら、だててんりゅうになるのではというような、うねる様な躍動感溢れるステージだった。全員の演奏力については改めて言うまでも無く緊迫感のある凄まじい演奏だった。個々の楽曲については、不勉強の為詳しくは語れませんが、ぜひともまた観たいと思わせる素晴らしいステージだった。終わってから早速ライブアルバム「凪」を購入。今年秋には京都でのライブを収録したライブアルバムも出るらしい。再結成、復活というものの理想的な形、だててんりゅうには、それが確かに存在していて、生で体験できたことは貴重だったし、良いものを見せて貰った。

Photo By Kohei Ito & Keiko Nabeshima & Kumiko Furubayashi & Sugimor

top of page

 前のページに 戻る

Copyright(c) 2008 BANANA SONGS Allrights reserved