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2003年2月のトークページです。

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2002年以前のトークはこちらです。

2/17 オイラ 「ゴム」 2/20 オイラ 「ビビる→ビニール」


2003.2.20 オイラ「ビビる→ビニール

『ビビる』

この言葉は皆さんも使うことがあるでしょう?意味は言わずもがなですが、パーカッションでもよく使います。

「ちょっと大太鼓ビビってる!」「マリンバビビリ始めたよ!」ってわかります(^_^;)?
もちろんマリンバが怪力マリンビストを前にして、力任せにひっぱたかれて腰が引けている様子、ではありません。僕らの使う『ビビる』は、楽器が演奏中に、楽器音ではないノイズを発生させることを言います。これ、最近知ったんですけど、他の楽器では使わないようで。先日「ねぇ、木管のキィがビビって来ることあるの?」と友人に聞いたところ、「何言ってんのっ?意味が分からないっ?」と半分馬鹿にされた口調で言われてしまいました。楽器が違うだけで人種も言語も相当違うんですねぇ (:_;)。

たとえば、家の前を大型トラックが通過したときに窓ガラスが「ビリビリッ」って震えますよね?アレと同じ事が楽器で起こります。パーカッションには多くのネジやビスが使われていてそれが緩んでくると、楽器を叩いたときにノイズが走ります。

もともとパーカッションは楽器に振動を与えることで、付属するものをビビらせる楽器が少なくありません。小太鼓・タンバリン・シズルシンバル・ヴィブラスラップetc.だから他の楽器に比べてノイズがでる確立の高い楽器です。

ビビったときの対処法は楽器ごとにいろいろありますが、もっとも良い方法はやはり予防です。普段からオイルを差したり、ガタが来ているところがないかチェックすることで、突然のビビリに対処することが出来ます。

で先日、シンバルのビビリ予防にビニール交換したので、ご報告。

シンバルとシンバルスタンドが接触している中心部分。ここがシンバルのビビる箇所です。バッシャバッシャ叩いていると分からないこともあるけれど、ロールなんぞした暁には「ビリビリガチガチ...」ということがよくあります。

フエルトの間にシンバルを挟みこみます。

ネジを外してみると、黄色みがかったゴムチューブが出現。シンバルとの摩擦で穴が空いているのわかります?これでビビるんですね。
左は以前付け替えたものですが、素材はシリコン。触り心地がよくて、しっとりしているのでベストチョイス!と思っていたんですが、このシリコン、耐久性がなく、少し使用しただけでパッカリと割れてきてしまいます。そこで今回使用したのが、塩化ビニル製のチューブ。東急ハンズで70円/メートル。
内径8ミリのものを2メートル買いました。大体一本につき3センチで足りるので、20年分くらいか?それでも140円ですから、楽器用の純正品を買ってはいけない!
スタンドに差し込んで、早速シンバルを装着。確かにシンバルの重みが一カ所に集まるパーツなので、切れるよなぁ。

このスタンド、パールですが、実はヤマハとタマはこのビビリが起きないシステムになっています(^_^;)。機能はタマ、使い勝手はヤマハ。オススメです。

パールも頑張ってね。これからも使いますので。


2003.2.17 オイラ「ゴム

オイラは演奏するときにいくつかの靴を履き分けています。特にクラシックのステージでは基本的に「革靴」という制約があるので、その時々で演奏しやすい靴を用意しています。

その中で最もよく使用するものが、「歩いたときに音のしない靴」。ステージ上で演奏中に楽器間を移動したり、ティンパニやドラムのペダルに足を乗せるたびにコツコツと音がしては演奏になりません。

この靴は、演奏旅行の時に靴を忘れて、確か岡山当たりで買ったんですが、靴底にゴムシートが張ってあって、非常にいい感じ!

ウォーキング用をうたっている革靴も最近はたくさん見受けられるけど、どれも重いし靴底が厚すぎてなかなかいいものがないけど、この靴はとても重宝していました。

7年くらい履いて(ステージ用の靴は普段履かないので、10年くらいは平気でもちます)。このたびかかとのゴムがはずれてきてしまいました。これではさすがに履けないので、買い替えか修繕を考えていました。

修理屋さんで話を聞くと、ゴムの張り替えで1万くらいかかるらしく、この靴4千円してないのにそりゃ困る!と思っていた矢先、渋谷の東急ハンズで妙ちくりんなものを発見!

「リキソール」という靴修繕用ゴムで、チューブから絞り出して破損個所に塗るらしい。約1日でゴムになるという、微妙なシロモノ(^_^;)。\1,980なので失敗覚悟で購入しました。

もしこれが上手くいったら、靴底はオイラの思い通りのものが永遠に手に入る!しかもこれなら楽器のノイズ対策にも使えるかも知れないし!

家に帰って早速修繕!今回は靴音がやや気になる、お気に入りのリーガルにも塗ってみることに。

かかとに向けてチューブを押すと、相当硬い!
セメダインのようだけど、もっと粘性の高いもので、しかも匂い強いしベトベトするし、糸は引くわで悪戦苦闘でした。

取りあえずムニュルッっと出して、それをヘラでならしていきました。

でもですね、写真に撮る余裕がなかったんだけど、このあと2時間くらいしたら、とろけるチーズのようにダラダラたれていてですね、しずくの形で半分ゴムになりかけていたりしてですね、最初楽しんでいたオイラもさすがに、辟易としてまいりまして、ホントはこのページでみなさんに「これいいですよ!」ってオススメするつもりだったのに、四畳半ほどの大きさのピザの上を歩いたようなとろけゴムを目の当たりにしたオイラは、「とにかくはやく固まってくれぇ!」と心の中で叫びつつ現実逃避!そのまま寝ることに(^_^;)。

後日、履いてみました。

はみ出たゴムをはさみでちょん切って、本番のステージでも使用してみました。

これ、ダメダメ (:_;)。

靴の修繕失敗・コツコツ音を消せるほどの厚みに塗れない・半日で剥がれてくる、と三拍子揃ってしまいました。

でもきっと他に使い道があるはず!と残りのリキソールは今でも冷凍庫の中(だって説明書に書いてあるんだもん!)で出番を待っています。

あの、だれかいいアイディアありませんかーっ!


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