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家政学部

更新08/07/30


注意:頭痛と食品の関係は個人差が大きいものです。
日本人は食品に鈍感のようです。
あまり神経質にならないようにお願いします。

永年片頭痛に悩む方からの個人的意見

頭痛の原因となる食品

頭痛の原因となる薬品

お酒と頭痛

コーヒーと頭痛 (カフェィン) 頭痛によい食品 (レシピ) 以下は参考的な内容です 文献 最後へ

永年片頭痛に悩む方からの個人的意見

  • 片頭痛と食べ物の関係、私も大変疑問におもっております
  • 私自身、チョコレートやチーズ それに柑橘類等で 誘発されたことは ないと思っています
  • 教科書的には そうなのかも知れませんが、
    少なくとも 日本の状況とは 合っていないような 気がします
  • 甘いものがほしくなる というのは、そのとき 既に 片頭痛が 始まっているのだと
    五十嵐先生が お書きになったものを 読んだ記憶があり、
    私も 多分そうではないかと 思いました
  • 私のところに よく電話してくる人が、
    「無性に甘いものが食べたかったので、
    いろいろ食べ過ぎてしまったら、片頭痛が始まり、
    たべるのではなかったと 後悔している」ということがあります
  • 気持悪いのは そのせいではないか、
    我慢してたら、こんな吐き気に襲われることは なかったのではないかと いうのです
  • でも私は、「それはもう既に 予兆だったのかも知れないから 余り後悔して、
    我慢できなかった自分を 責めないほうがいい」と言います
  • 私なども、いやにアンコが食べたくなったり
    ケーキが欲しくなったりして
    その両方とも食べてしまうことがあります
  • また始まるのかなあと 嫌な予感を覚えながら、
    そのときは 美味しく食べて、その後 あたまが爆発します
  • 私が関係あると思うのは アルコールだけです。
    それもビールが一番よくありません。
    やはり 間違いなく 血管が拡張するんだなあ と思います
  • (1999.12.05)
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頭痛の原因となる食品

  • 赤ぶどう酒、チョコレ―ト、チ―ズなどで誘発されるのは有名です
  • 片頭痛患者の5〜25%が食品(チョコレート、チーズ、ワイン、柑橘類)と関係があるとされています
  • (dietary migraineといいます)

●片頭痛の原因となる食品一覧

  • 熟成チーズ/乳製品
  • チョコレート
  • 柑橘類
  • 脂肪に富む食物
  • 豚肉
  • アルコール(ワイン、シャンパンなど)
  • 熱帯果物tropical fruits(バナナ、アボガド)
  • キャベツ
  • タマネギ
  • カフェイン含有飲料(コーヒー、コーラなど)
  • 塩漬けにしん
  • 保存肉製品(ホットドック、ベーコン、サラミ)
  • 鶏レバー
  • 以上scope35(6):14-15より引用
  • ほかにヨーグルト、ビール、レバー、酵母
  • 食事と頭痛については⇒国際協力部の頭痛と食品にも詳しく書かれています
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  • これらの食品に含まれるチラミンなど「血管作動性アミン」が原因の原因とされています。
    • チ―ズや赤ぶどう酒は、thyramine, phenylthyramineなど血管作働性アミンを含むため
      片頭痛を誘発します
    • 赤ワインの片頭痛誘発作用は血小板セロトニンの遊離促進作用によるとする説もあります
  • ホットドックやハムの防腐剤に使われる亜硝酸塩も頭痛の原因に挙げられています (ホットドック頭痛
  • これに対する考察は⇒ハム・ソーセージは頭痛の原因となるか
  • コ―ヒ―を多飲するとカフェイン禁断性頭痛caffeine withdrawal headacheをおこします
  • 調味料の主成分であるグルタミン酸monosodium glutamateも頭痛の原因となります
    • 中華料理店症候群Chinese restaurant syndrome
      • 中華料理には調味料を大量に使う場合があります
      • 大量のグルタミン酸は、頭痛や動悸の原因となることがあります
      • 敏感な人は3グラムのグルタミン酸で発作が起こります(ワンタン一杯分)
      • 食べてから20分〜30分後にあらわれて、1時間ほど続きます
      • 空腹のときに飲むグルタミン酸を含むスープが頭痛を起こしますので、
        頭痛を起こしやすい人は、グルタミン酸を含まないものをまず食べるとよいです
  • 日本人は、西洋人ほど、食事に敏感ではないようです
  • 片頭痛患者は頭痛に悪いと聞くだけで、神経質に食べないようにしている人も多いものですが、
    特別に敏感な人以外は、食品に気にしすぎるのは よくありません
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  • チョコレート摂取の二重盲検によると「犯人説」は否定された。
    Blau JN. Migraine: Lancet 339:1202-1207, 1992
  • Sandlerらの挑戦試験(chalenge study)(1995)によると食品摂取後、頭痛が起こるのは
    • チョコレート   3.5〜27時間(平均22時間)
    • 赤ワイン     0.5〜8時間  (平均3時間)
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片頭痛の原因となる薬品

  • ニトログリセリン(硝酸塩)、カルシウム拮抗薬、ペルサンチンなのような強力な血管拡張剤は、
    血管性頭痛をおこします。
  • 降圧剤のレセルピンは、セロトニン減少のため血管性頭痛を誘発します。
  • 鎮痛薬のインダシンは、連用により25〜50%に絶えず鈍い頭痛が起こります。
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お酒と頭痛


●お酒と頭痛、とくにぶどう酒と頭痛の関係

  • ローマ帝国時代には、ぶどう酒は片頭痛のもとといわれてきました。
  • 紀元前30年ころ、ケルススは「ぶどう酒を飲むと頭痛が起こり・・・生涯のうちくりかえして起こった」と書いています。
    • Aulus Cornelius Celsusについて
      ( 生没年不詳。1世紀中ごろに活躍した古代ローマの著作家。
      医学、レトリック、歴史、哲学、戦争、農業の分野に関する百科事典風の著作をあらわした)
  • 赤ぶどう酒にはヒスタミンがとくに多く含まれています。
  • ヒスタミンは血管を拡張させ頭痛を起こします。
  • これとチラミンのせいで頭痛が起こるのです。
  • 白ぶどう酒はこれらの物質が少ないので、頭痛の原因にはなりにくいのです。
  • 蒸留酒にはヒスタミンが含まれません。
  • 飲酒で頭痛がするのはアルコールの分解産物であるアセトアルデヒドのせいです。
  • 少量の飲酒をしても顔面紅潮、頭痛、嘔気がする体質の方は、この分解酵素が先天的に欠乏しているせいです。
  • 分解酵素欠損症はとくに東洋人に多く(30〜45%)、これをoriental flushといいます。
  • 片頭痛発作の直後、あるいは数日間は赤ぶどう酒も頭痛を誘発しません。
    おそらくは血管がくたびれはてて無反応期にあるためと思われます

●アルコール中のヒスタミン含有量(単位はmg/L)

  • フランス・ワイン白       0.19
  • フランス・ワイン赤      14.6 - 15.6
  • ドイツ・ワイン白        0.04
  • イタリア・ワイン赤       2.5 - 2.8
  • カリフォルニア・ワイン白    0.6 - 11.4
  • カリフォルニア・ワイン赤    0.3 - 15.5
  • オーストリアワイン白      0 - 0.7
  • オーストリアワイン赤      1.1 - 3.0
  • スペイン・シェリー       2.0 - 2.9
  • ポート・ワイン         0.05
  • カリフォルニア・シェリー    0.6 - 3.1
  • シャンパン           0.3 - 1.9
  • デンマーク・ビール       0.3 - 1.5
  • ブランディ           0
  • スコッチ・ウイスキー     0
  • 出典はランス「頭痛に強くなる」
  • ヒスタミンはぶどう酒でも「赤」に含有量が多い。銘柄によって異なる
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●二日酔いの頭痛はなぜおこるのですか。楽になる方法はありますか

  • アルコールは血管拡張作用がありますから、片頭痛や群発頭痛を誘発します。
  • しかしお酒を楽しく飲んでいるときには頭痛はありません。
  • 二日酔いによる頭痛は分解産物(アセトアルデヒド、酢酸による)の作用です。
  • アルコールに対してフラッシング反応(顔面紅潮や頭痛など)を示す人は
    アルコールやアセトアルデヒドを代謝する酵素系の力が貧弱なのです。
  • それだけではなく夜更かし、大声での会話、音楽、興奮、タバコなどの要因が関与すると思われます。
  • 二日酔いには鎮痛剤も効きますが、血管収縮作用のあるカフェイン含有飲料(コーヒーや濃いお茶)が効きます。
  • アルコール飲料の中では、赤ワインが頭痛を誘発しやすいといわれております。
  • これはヒスタミン(血管拡張作用あり)を大量に含むためです。
  • 蒸留酒にはウイスキーなどの蒸留酒はヒスタミンを含みません。
  • それで蒸留酒の方が覚めごこちがよいのでしょうね。
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頭痛パラドックス

  • フランス人は肉や乳製品などの動物性脂肪をたくさん摂っている(年間1人当たりの肉消費量はヨーロッパでトップ)にもかかわらず、虚血性心疾患による死亡率はヨーロッパで最下位、イギリスの1/3以下、ドイツの約1/2です。
  • これを「フレンチ・パラドックス」といいます。
  • 「フレンチ・パラドックス」の有力な説明が「赤ワイン説」です。
  • フランス人の1人当たりの年間ワイン消費量は約67リットル世界一、イギリス人の6.5倍、ドイツ人の2.5倍、日本人の70倍です。
  • そして各国ワインおよび乳脂肪消費量と虚血性心疾患死亡率との関係を検討したところ、
    ワイン消費量と虚血性心疾患死亡率の間に逆相関のあることが明らかになりました(Renaud,S.ら、1992)。
  • まさに「酒は百薬の長」のとおりです
  • 赤ワインを400〜500ミリリットル/日、2週間飲ませたところ、LDL-コレステロール(悪玉コレステロール)の酸化抵抗性が有意に上昇しました(板倉、Lancet、1994)
  • 赤ワインの抗酸化作言用は、渋味物質タンニン、赤い色素アントシアンなどのポリフェノールによるものとされます。
  • これは赤ワインがぶどうの果肉だけでなく、果皮や種なども一緒につぶして発酵させることから多量に含まれるといいます。
  • ですから皮や種を取り除いて発酵させる白ワインでは強い抗酸化作用はありません。
  • この健康によい赤ワインが頭痛の原因とは皮肉な結果ですね。
  • さしづめ頭痛パラドックスとよんでおきましょう
  • [参考]近藤和雄、板倉弘重赤ワイン建康法、1995.ごま書房.
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酩酊度

  • 血中アルコール濃度(mg/dl)と症状
    0〜100 軽度酩酊
    • 顔面紅潮、快活、陽気、多弁、直立時の体の動揺、呼吸促進、脈拍増加、軽度の血圧上昇
  • 100〜200 中等度酩酊
    • 感情不安定(怒る、泣く、叫ぶ)、判断力低下、運動失調(千鳥足)、記憶障害
  • 200〜300 麻痺期・強度酩酊
    • 運動失調が著明で歩行困難、言語不明瞭、悪心・嘔吐
  • 300〜400 泥酔期
    • 意識障害、大小失禁、諸反射は消失、呼吸は深く緩徐
  • 400〜 昏睡期
    • 昏睡、450以上になると呼吸麻痺により死亡
  • (出典:堤晴彦アルコールによる外傷とその対応.JIM4(7):596-598,1994)
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アルコール血中濃度の推定

  • 飲酒患者を診察する場合、初めに患者の酩酊度、あるいはアルコールの血中濃度を推定する.
  • 筆者らが血中濃度と臨床症状、すなわち、
    • (1)アルコール臭
    • (2)結膜充血度
    • (3)意識レベル
    • (4)協同運動
    • (5)局所症状(運動麻痺、脳神経症状)
    • (6)言語明瞭度
  • との関係を検討したところ、アルコール血中濃度は、
    (1)アルコール臭、 (2)結膜充血度の2つの因子で推定し得ることが示された
  • Y=101X1+30X2-126
    Y:血中濃度(mg/dl)
    X1:アルコール臭の程度(1:なし、2:わずか、3:かなり、4:ひどく)
    X2:結膜充血度(1:なし、2:軽度、3:あり)
  • (出典:堤晴彦アルコールによる外傷とその対応.JIM4(7):596-598,1994)
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二日酔いとは

  • 定義
    • アルコールにより引き起こされた急性中毒が翌日まで遷延した状態である。
    • アルコール離脱症候群でもある。脱水も関与している。
  • 自覚症状(片頭痛の症状と類似します)
    • 頭痛 頭重〜ガンガン頭重
    • 音光過敏
    • めまい、耳なり
    • 口内乾燥、嗄声
    • bad mouth
    • 悪心・嘔吐
    • 全身脱力、倦怠感
  • 検査所見
    • 脱水
    • 低血糖
    • アシドーシス
    • 低カリウム血症、低カルシウム血症
    • 胃内視鏡  胃粘膜の浮腫、発赤、ビラン、出血
  • 二日酔のメカニズム
    • 1.アセトアルデヒド
      • アルコールは肝臓で分解される。
      • 脱水素酵素と補助酵素のNAD(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド)が関与。
      • アルコール⇒がアセトアルデヒド⇒酢酸塩⇒炭酸ガス+水
      • 日本人はアルコール処理能力が低く分解が遅い。
      • アセトアルデヒドが処理しきれないと全身の血中へ溢れだす。
      • アセトアルデヒドは強い毒性があり、二日酔の原因になる。
    • 2.コンジナー(混入物)
      • 酒には酒の風味を演出するコンジナーが含まれている。
      • (酵母残留物、フーゼル油、有機酸、アルデヒド、糖類や色素)
      • これらには毒性があったり、肝解毒に負担をかける。
    • 3.低血糖
      • 肝臓からの糖の放出は抑制され血糖は低下する。
    • 4.脱水、電解質異常
      • アルコールは体内の水分を奪う脱水作用と尿の排泄をうながす利尿作用がある。
      • カルシウム、マグネシウム、カリウム、ビタミンB1/B2/Cなどを体内から排出する。
      • 嘔吐や下痢により、カリウム、マグネシウムが失われる。
      • その結果、脱力、消化管機能障害、不整脈の原因となる。
  • 二日酔の対策
    • 予防
      • アルコールは毒物であると認識すること。飲まなければ完全な対策になる。
      • コンジナーの少ない純粋なアルコールに近いものにする(蒸留酒がよい)。
      • アルコール濃度の高いものと低いものは吸収に時間がかかることを知る。
      • 肝臓でアルコールがスムーズに代謝されるようにゆっくり飲む。
      • 吸取を遅らせるには油脂に富んだ食べ物は有効で胃粘膜の保護にもなる。
      • 炭水化物も胃からの吸収を遅らせる。
      • またビタミンA/B1/B2/Cは飲む前も補給しておく
      • キャベツ、ビタミンCはアルデヒドを吸着する。
      • キレート化剤で食物繊維を多く含むこんにゃく、海藻もよい。
    • 対策
      • 1.吐く
        • 胃炎があれば水も受け付けないでひたすら吐くしかない。
        • こんな時には静かな暗い部屋で暖かくする。
        • じっと我慢してアルデヒドの分解を待つ。
        • 胃炎であれば胃が空になれぱある程度落ち着く。
        • 胸やけには胃薬(制酸剤)で緩和できる。
        • 牛乳は胃粘膜を被覆するので吐血の際にも勧められる。
      • 2.風呂やシャワー
        • 塩類と水分を充分に補給しておいたほうが安全である。
        • ぬるい風呂を勧める。熱すぎは有害
        • サウナは勧められない。
      • 3.水分糖電解質補給
        • ミネラル入りのドリンク剤、カリウムを多量に含むオレンジやトマトのジュース類
        • 暖かいスープ類、粥
        • 糖類は果糖がよい。蜂蜜や果物とくにぶどうがよい。
        • 水だけのガブ飲みと冷たすぎる水は胃を刺激する。
        • ビタミンA/B1/B2/Cの補給
      • 4.薬物治療
        • 鎮痛薬はアルコール胃炎を悪化させる。
        • カフェイン(コーヒー・緑茶)は頭痛を軽減させるが、胃の状態と相談する。
        • 薬用炭はアルデヒドを吸着する。
      • 5.迎え酒
        • アルコール離脱症候群にはそれなりに有効であるが・・・・
        • 強い酒よりもビール(気の抜けたもの)が良い(フェルネブランカなどビタースをたらす)
        • 臭いのないウオッカベースのカクテルも使われる。
      • 6.病医院受診
        • 重症、早期回復希望の場合は受診
        • 点滴
        • 酸素吸入
  • 出典:Dr.木住野の『Webの医学』 二日酔い講座  http://www.j-mac.co.jp/medi/drunk/
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  • お酒の飲める人、受け付けない人の差
    • 飲酒による頭痛の原因物質はアセトアルデヒドだ。これは主に肝臓で代謝される
    • アルコール⇒アセトアルデヒド⇒酢酸⇒水と二酸化炭素に分解される
    • ALDH2はアセトアルデヒドを分解するのに重要な酵素である
    • ALDH2をつくる遺伝子の型の違いにより酒に強い、弱いができる
    • この遺伝子には、分解能力の強いN型と働きの弱いD型の2種類がある
    • 両親から一つずつ受け継ぐ遺伝子がともにN型(NN)なら「飲める体質」
      • 男性は1時間で約10グラム分解できる。ビール小瓶半分
    • NとDの両方を受け継いでいると「あまり飲めない型」
    • ともにD型(DD)だと「全く飲めない体質」
    • お酒の強さを判定するパッチテストについてはhttp://www.a-h-c.jp/bookstaihan.html
    • 2002年(平成14年〕12月23日 朝日新聞より
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  • アルコールの適量
    • 厚労省は節度ある量として1日約20グラムを薦める。
    • アルコール健康医学協会(http://www.arukenkyo.or.jp)は
      日本酒活1合に含まれるアルコール22グラム1単位として、2単位までを許容。
    • 2単位は、ビール大瓶2本、ウイスキ一ダブル2杯。
    • 多種の酒を次々と飲むと、口当た:りが変わって飲み過ぎになりやすい。
    • 詳しく知りたい人はオールアバウトジャパンの「家庭の医学」
      (http://allabout.co.jp/health/familymedicine/closeup/CU20021118M/)
      は、酒量と酔いがさめるまでの時閲の関係を具体的に説明。
    • アサヒビールのhttp://www.asahibeer.co.jp/8_19htm/gbook.htm
      も参考になる。
    • (朝日新聞2003.7.7
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  • 二日酔いのときのと頭痛
    【2005国際頭痛学会】 ふだん飲むアルコール量が多いと二日酔いのとき頭痛は起こりにくい
    Yokoyama Y et al. Hangover headache in Japanese male workers. Cephalalgia, 2005; 25:988
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  • 二日酔い:勝つ知恵 久里浜アルコール症センター副院長に聞く
  • 飲酒後のアセトアルデヒドの血中濃度の研究から「アセトアルデヒドが二日酔いの原因とは考えにくい」。
  • 二日酔いの原因は「別にある」。
  • 二日酔いの原因は四つ▽アルコールが残っている▽低血糖状態▽疲労▽アルコールの離脱症状。
  • 二日酔いを防ぐには▽酒量を抑える▽食べながら飲む▽アルコールの分解を速める果糖が含まれる果物を食べる
  • 出典 毎日新聞 2008年4月25日 東京朝刊
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適正飲酒の10カ条 (アルコール健康医学協会作成)

  • 〈1〉笑いながら、ともに楽しく飲もう
  • 〈2〉自分のペースでゆっくりと
  • 〈3〉食べながら飲む習慣を
  • 〈4〉自分の適量にとどめよう
  • 〈5〉週に2日は休肝日を
  • 〈6〉人に酒の無理強いはしない
  • 〈7〉くすりと一緒には飲まない
  • 〈8〉強いアルコール飲料は薄めて
  • 〈9〉遅くても夜12時で切り上げよう
  • 〈10〉肝臓などの定期検査を
  •  (近く、妊産婦と激しい運動後の飲酒禁止を呼び掛ける内容も盛り込む)
  • 毎日新聞 2008年4月25日 東京朝刊
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コーヒーと頭痛


カフェインは片頭痛によい

  • カフェインは眠気・疲労感をとり、思考力や注意力が増します。
  • 17世紀、スイスのSamuel Andre Tissotは神経学の教科書でコーヒーを片頭痛の治療薬として薦めています。
  • 片頭痛患者が濃いコ―ヒ―飲むと頭痛が取れる経験をします。
  • カフェインは、コーヒーとお茶にともに1カップ当たり50〜150mgがふくまれています。
  • 市販鎮痛薬やドリンク剤などにも含まれています。
  • 「片頭痛がドリンク剤を飲むと楽になる」という方がいましたが、それはカフェインのせいです。
  • 片頭痛治療薬にはカフェインが配吾されています。
    • カフェインはエルゴタミンの効果を増強します。
    • カフェインはエルゴタミンの吸収を促進します。
    • カフェインは脳血管を収縮させます。
  • 下記の研究によればカフェイン自体が強力な片頭痛治療効果があるということです 。
    • Ward N et al: The Analagesic Effects of Caffeine in Headache. Pain 44:151-155, 1991
      A direct analgesic effect of caffeine in patients with nonmigrainous headaches.
      Caffeine acts by stimulating D2 or alpha-2 receptors in the CNS.
    • カフェインは緊張型頭痛にもよいようです。
      Diamond S, Balm TK, Freitag FG: Ibuprofen plus caffeine in the treatment of tension-type headache. Clin Pharmacol Ther 2000, 68: 312-319
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カフェイン禁断頭痛の国際頭痛学会定義

  • 新基準(ICHD-U) 8.4.1 カフェイン離脱頭痛 診断基準:
    • A. CおよびDを満たす両側性 および・または 拍動性の頭痛
    • B. 2週間を超えて、1日200mg以上のカフェイン摂取があり、それが中断または遅延されたもの
    • C. 頭痛は最後のカフェイン摂取後、24時間以内に発生し、100mgのカフェインにより1時間以内に軽快する
    • D. 頭痛はカフェインの完全離脱後、7日以内に消失する
  • 旧基準
    • A. 月に15g以上(500mg/日)
    • B. 最後のコーヒー飲用から24時間以内に起こる
    • C. 100mgのカフェインによりにおさまる
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カフェイン依存性頭痛

  • カフェインは解熱鎮痛剤、総合感冒薬、鎮咳去痰薬、鼻炎用内服薬、乗り物酔い予防薬、鎮痛剤、
    かぜ薬、ドリンク剤、コーヒー・茶に含まれています。
  • 巷はカフェインだらけです。
  • カフェインに精神依存性があります。
  • 知らず知らずのうちにカフェインを取りすぎてしまいます。
  • 例えば、コーヒーを一日3杯、ドリンク剤を2本、鎮痛薬を毎日のむと
    一日500mgのカフェインをとることになります。
  • そして一日500mgを毎日のように摂るとカフェイン禁断頭痛が起こります(新基準では1日200mg以上)。
  • 日ごろカフェインの摂り過ぎに心を配りたいものです。
  • そしてどの飲料にどの程度のカフェインが入っているか知っておきたいものです。
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巷はカフェインだらけです

  • 一月に15g以上(500mg/日)で禁断性頭痛発生します
  • カフェイン含有量の目安
    • ドリンク剤  50mg
    • 鎮痛薬    50mg程度
    • コーラ1杯  50mg
    • コーヒー1杯 100〜150mg
    • お茶1杯   50〜75 mg
  • ついつい知らない間にカフェインを取りすぎています
  • そのような方は最後のカフェイン摂取から24時間以内に頭痛が起こります
  • カフェイン禁断頭痛はカフェインで取れるのが特徴です
  • ですからまたまたのみすぎてしまいます
  • 思い当たる方は注意してください
  • 文献:小児、若年者のコーラの摂り過ぎからカフェイン誘発頭痛が起こる
  • 文献Headache World 2000, London, UK 3-7 Sept 2000 no.50
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カフェイン禁断性頭痛

  • カフェイン使用中止は反銚現象として血管拡張を招いて頭痛を引き起こします
  • カフェインがきれてくると一時間後に脳内充満感、そののちに頭痛となります
  • それから3〜6時間後にピークとなります
  • 頭痛は最初、後頭部あるいは中心部に始まり、全般化していきます
  • 頭痛とともに眠気、疲労感が現れます
  • 運動で悪化します
  • 時に悪心・嘔吐をともないます
  • 「退薬性の頭痛」を示す人の摂取量1日平均616 mgです(個人差大)
  • カフェインの副作用(急性症状)
    • 1日250 mgから 神経過敏、興奮、睡眠障害、顔面紅潮、利尿および悪心、嘔吐などの胃腸症状
    • 1日1000 mgから 筋肉の不随意のれん縮、不整脈、精神活動高揚、多弁
    • それ以上(カフェイン症)  耳鳴り、閃光などの感覚障害
  • 参考図書:「薬物依存」 富里勝政著 岩波新書
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  • Cephalalgia 2004;24(4):241 Caffeine-withdrawal headache. The Vaga study of headache epidemiology
    O Sjaastad, Ls Bakketeig
    ⇒カフェイン離脱頭痛についてのVaga study。1日につき平均4.7杯。離脱頭痛の頻度は0.4%。コが)10杯/日(n = 31)は週末の間、カフェイン離脱頭痛様頭痛を起こした。一般大衆のレベルのカフェイン-離脱性頭痛は、むしろ珍しい、一般に漠然とした、症状の少ない頭痛である可能性がある。
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各種飲料、薬剤のカフェイン含有量

  • ドリンク剤のカフェイン量
    • 製品名/規格/製造元/カフェイン/アルコール
    • リボビタンD/100ml/大正製薬/50mg/−
    • リボビタンゴールド/50ml/大正製薬/40mg/○
    • リボビタンDスーパー/100ml/大正製薬/50mg/−
    • リボビタンA/50ml/大正製薬/−/○
    • アリナミン∨/50ml/武田薬品/50mg/−
    • リゲイン/50ml/三共/50mg/○
    • 新グロモント/100ml/中外製薬/30mg/−
    • グロンサンDX/50ml/中外製薬/50mg/○
    • グロンサン内服液/20ml/中外製薬/50mg/−
    • チオビタドリンク/100ml/大鵬薬品/50mg/−
    • プラセントップ液/30ml/エスエス/50mg/−
    • ローヤルグロンビター内服液/30ml/常盤薬品/40mg/○
    • ビタシースーパーゴールド/50ml/常盤薬品/50mg/−
    • ユンケルD/50ml/佐藤製薬/50mg/−
    • ユンケル黄帝液/30ml/佐藤製薬/50mg/○
    • 出典:健康スポーツドクターへの道(南山堂) 資料4.市販ドリンク剤のカフェイン含有量
  • 各種茶類のカフェイン含有量(浸出液)
    • カフェイン(%)
    • 玉露 0.16
    • せん茶 0.02
    • 番茶 0.01
    • ほうじ茶 0.02
    • 玄米茶 0.01
    • ウーロン茶 0.02
    • 紅茶 0.05
    • レギュラー・コーヒー 0.04
    • ※ソリュブル・コーヒー 0.05
    • 資料:四訂食品成分表及び※はネスレ日本(株)調べ。
  • 鎮痛薬のカフェイン含量
    • バファリンA錠(ライオン)  なし
    • ナロンエース錠(大正) 2錠中 50mg
    • ノーシン錠(アラクス) 2錠中 70mg
    • イプA錠 (エスエス)  2錠中 80mg
    • 新セデス錠(シオノギ) 1錠中 40mg
    • ナロン錠(大正)    2錠中 50mg
    • ハッキリエース顆粒(小林)3包 225mg
    • セデスハイ 錠(シオノギ)1錠中25mg
    • ケロリン散(内外薬品)1包中  60mg
    • 小児用バファリンCU錠 (ライオン)なし
    • カフェルゴット 無水カフェイン100mg
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カフェイン関連障害 Caffeine-related Disorders

  • DSM-IV 精神疾患の分類と診断の手引き 医学書院によるとカフェイン誘発性障害
    として下記の4種類が挙げられています。
    • 305.90 カフェイン中毒(基準は下記を参照)
    • 292.89 カフェイン誘発性不安障書
    • 292.89 カフェイン誘発性睡眠障害
    • 289.9  特定不能のカフェイン関連障害
  • 305.90 カフェイン中毒Caffeine Intoxicationの定義は以下のとおりです。
    • A カフェインの最近の消費で通常250mgを越えるもの(例:沸かしたコーヒー2、3杯以上)
    • B カフェインの使用中または使用後まもなく発現する以下の徴候のうち5項目(またはそれ以上).
      • (1)落着きのなさ
      • (2)神経過敏
      • (3)興奮
      • (4)不眠
      • (5)顔面紅潮
      • (6)利尿
      • (7)胃腸系の障害
      • (8)筋れん縮
      • (9)散漫な思考および会話
      • (10)頻脈または心拍不整
      • (11)疲れ知らずの時間
      • (12)精神運動興奮
    • C 基準Bの症状が、臨床的に著しい苦痛または、社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている
    • D 症状は一般身体疾患によるものではなく、他の精神疾患(例:不安障害)ではうまく説明されない
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カフェインの作用機序

  • 緑茶やコーヒーなどに含まれるアルカロイドで、キサンチン誘導体と呼ばれる。
  • カフェインはドーパミンを制御している『アデノシン』と構造が似ている
  • カフェインはアデノシン受容体に結合する
  • そのためにドーパミンを制御出来なくなる
  • その結果、ドーパミンの興奮作用が強くなる
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コーヒーのご利益

  • ピロリ菌を減らす。胃潰瘍、胃がんを減らす。
  • 眠気が消え、集中力が高まる
  • 発がん性物質を抑える
  • 活性酸素を消去する
  • 出典(朝日新聞 2001.10.22)
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  • カフェインは高齢者の記憶力を高める 出典:Caffeine boosts memory in older adults (Psychol Sci 2002;13.)
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  • コーヒー摂取とパーキンソン病は反比例の関係 (Benedetti MD, et al. Neurology 55:1350 2000.)
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  •  2003.2.26 「コーヒー愛飲者は日本人でも糖尿病が少ない」
     1日7杯以上コーヒーを飲む人は、1日2杯以下の人よりも、2型糖尿病発症率が5割少ない(のオランダの研究、Lancet誌11月9日号に掲載)、厚生労働省多目的コホート研究でもコーヒーを週1回以上飲む人には、空腹時血糖が高いケースが少ないという(MediPro掲載記事)。
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  • コーヒー摂取で胆石の発生が減少 医学のあゆみ 2004;208(9):776
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  • 最近の研究では日常的なコーヒーの飲用で糖尿病やパーキンソン病といった疾患発生のリスクが小さくなる可能性が指摘されているが、日常的なコーヒーの飲用で肝癌と結腸癌が予防できる可能性があるという研究が発表された。日本の研究者によれば、定期的にコーヒーを飲む人の肝癌の発生率が、まったく飲まない人のおよそ半分であることが判った。また、ハーバード大学公衆衛生学部の研究によれば、カフェイン抜きのコーヒーも結腸直腸癌に対して変わらない効果がある。毎日もしくはほぼ毎日コーヒーを飲む人の肝癌リスクは、コーヒーをまったく飲まない人のおよそ半分であるという。
    Michels, K. and Inoue et al. Journal of the National Cancer Institute, Feb. 16, 2005; vol 97: pp 282-292 and 293-300.
    WebMD Medical News: "Coffee: The New Health Food?"
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  • コーヒーで痛風のリスクが低下
    コーヒーを多飲する男性は痛風になりにくい。
    1日4杯以上で痛風のリスクが40%低下することがカナダ/米国の研究で示されている。
    コーヒーは強力な抗酸化物質であるフェノールクロロゲン酸の主な供給源であり、これが痛風リスクに影響を及ぼしている。
    出典:専門医療ニュースm3.com 2007年5月31日
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  • ◆コーヒーと紅茶が脳卒中(脳梗塞)を予防する可能性がある
    平均13.6年間の追跡期間における大規模プロスペクティブ(前向き)観察研究によれば、1日にコーヒーを8杯以上飲む者は、飲まない人に比べて脳梗塞のリスクが23%低くなり、紅茶を1日に2杯以上飲む者は、21%低くなった。理由は「コーヒーや紅茶はフェノール化合物を含み、それが抗酸化作用を持っていてアテローム性動脈硬化を予防するから」。この報告は『Stroke. 2008;39:1681-1687.』に掲載されている。コーヒーも紅茶は、いずれも抗酸化物質である。コーヒーは炎症および内皮機能障害に対してよい連関があり、インスリン感受性を改善して2型糖尿病のリスクを減らす。ポリフェノール類を含む紅茶も同様であり、コレステロールの酸化を防止し、血小板活性化と、炎症のマーカーであるCRPを下げる。2008年07月10日
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カフェインの摂り過ぎが頭痛・めまいの原因に-摂り過ぎに気を付けましょう

  • 鎮痛剤、かぜ薬、ドリンク剤には1錠(本)あたり薬50mg、
    コーヒー・茶には100mg前後のカフェインが含まれています。
  • 250mg/日とると興奮症状が明らかとなります。
  • 一日500mgのカフェインを毎日とると禁断症状として頭痛が現れます。
  • カフェインはひごろ無意識に摂取しています。
  • 頭痛もちの方はカフェインの摂取量にも気を配りましょう。

○コーヒーの飲み過ぎがめまいの原因に

  • テレビ番組制作会社の20代の女性は締め切り間近になると連日コーヒー5、6杯とドリンク剤2、3本を飲んでいた。
  • カフェインを控えるよう指導した結果、めまいは軽減した。
  • 1日にとるモが600ミリグラム以上になると、イライラや不眠などの症状が出るとされる。
  • 目安は、
    • コ―ヒー1杯  70〜150ミリグラム
    • 緑茶  1杯  50〜100ミリグラム
    • 紅茶  1杯  30〜 50ミリグラム
    • ドリンク剤1本 50〜100ミリグラム
  • 濃いコーヒー2杯、紅茶3杯、ドリンク剤1本を1日に飲むと、600ミリグラムを超える計算だ。
  • 報告した石井部長は「おそらくカフェインそのものというより、カフェインに頼らなければならないストレスの多い生活環境が原因。心労たりのある人は生活を見直してください」と話している。
  • めまいについては、2001.2.4 朝日新聞日曜版の記事より
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カフェイン関係文献

  • カフェインの競技能力向上作用はプラセボ効果?(2008/7/28)
    北京オリンピックでも,選手のドーピング疑惑などが世間をにぎわせるであろう。
    7月28日付のBMJ Clinical Evidence プレスリリースでは,カフェインの競技能力向上作用に関する話題が取り上げられた。
    カフェインの競技能力向上作用はプラセボ効果ということである。コーヒー党には朗報ですね。
  • 報告相次ぐコーヒー派のがんリスク低下
     膵臓(すいぞう)がん■コーヒーを1日1〜2杯以上飲む男性は、膵臓がんにかかるリスクが、ほとんど飲まないグループより低かった。
     結腸がん■コーヒーを1日に3杯以上飲む女性は、ほとんど飲まない人に比べ、結腸がんにかかるリスクが約半分に下がる。
     肝臓がん■コーヒーを1日に5杯以上飲む人は、ほとんど飲まない人に比べ、肝臓がんの発病率が約4分の1に低下する。
     (出典:日本経済新聞 - 2007年10月22日)
  • コーヒー派に膵がん少ない 1日3杯以上の男性
    コーヒーを1日に3杯以上飲む男性は、ほとんど飲まない男性に比べ、膵臓(すいぞう)がんになる危険度が低いとの疫学調査結果を、
    厚労省研究班津金昌一郎先生がまとめ、日本癌学会で2007年10月に発表した。【2007年10月9日:共同通信社】
  • コーヒーの摂取が肝細胞癌(HCC)のリスク低下をもたらす
     イタリアのグループによりHepatologyの 8 月号に発表された。(2007-08-31)
  • カフェインを含む鎮痛薬は、依存や薬物乱用頭痛の発生を増大を進めるか?答えはNO
    Feinstein AR, Heinemann LA, Dalessio D, et al.: Do caffeine-containing analgesics promote dependence? A review and evaluation. Clin Pharmacol Ther 2000, 68:457-467.
  • カフェインが頭痛によいとわかったのはいつごろから
    • 17世紀末にはスイスのティソットSamuel Andre Tissotが
      神経学の教科書の中でコーヒーを片頭痛の治療薬として薦めています。
      (片頭痛エッセンスより)
    • ウイリスThomas Willisという先生が1873年に臨床神経学の最初の教科書を書きました。
      卓越した観察眼と記述したすばらしい本です。この本には群発頭痛らしき頭痛が記載されています。
      片頭痛の予兆としての空腹、前兆もかかれています。血管説(収縮ついで拡張)に言及してます。
      治療法としてナツシロギク、そして、コーヒー(17世紀の中ごろにオックスフォードに伝えられる)を紹介しています(Isler)
    • 1889年にはガワース Gowers がカフェイン有効と書いています。
  • PPA (塩酸フェニルプロパノールアミン)含有一般用医薬品とカフェイン
    • 交感神経作用薬:塩酸フェニルプロパノールアミン (PPA)は、鼻炎・かぜ薬に含まれています。
    • カフェインの代謝を阻害します。
    • 併用によりカフェインの効果が著しく増強させ毒性をます可能性があります。
    • (参考)厚生省医薬安全局報道資料http://www.mhw.go.jp/houdou/1211/h1120-1_15.html
  • メカニズムは、脳アデノシン受容体の拮抗による(リンク)
  • ◆ 2002.11.11 コーヒー愛飲者は糖尿病になりにくい
    http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/a030/216138
  • 2003.2.28 やはり控えるべき、妊娠中のコーヒー
     妊娠中にコーヒーを1日8杯以上も飲んでいた妊婦では、全く飲んでいなかった人と比べ、死産のリスクが2倍以上にもなることが、およそ1万8000人の妊婦を対象としたデンマークの調査で明らかになった。
     調査結果は、British Medical Journal(BMJ)誌2003年2月22日号に掲載。
  • コーヒーの愛飲家は飲まない人に比べ空腹時高血糖の人が有意に少ない
     多目的コホート調査の結果。
     コーヒーを週に1回以上飲む人の方が、飲まない人よりも空腹時高血糖の比率が有意に少なかった(オッズ比0.614、p<0.001)。一方、緑茶、紅茶、ウーロン茶の摂取との相関は無かった。摂取カフェイン量の推定から、1日当たりのカフェイン摂取量が100mg増加した場合、空腹時高血糖の出現頻度は有意に低下した。摂取カフェイン量ではなく、コーヒーを飲むこと自体が、空腹時高血糖の抑制と関係しているようだ。
     (Nikkei Medical 2003;3:34)
  • R Hering-Hanit, N Gadoth: Caffeine-induced headache in children and adolescents,
    Cephalalgia 2003;23(5):332
    ⇒★カフェイン誘発性頭痛(小児、思春期)とくにコーラの飲みすぎ。慢性連日性頭痛の原因となる。
    若年者はカフェインの摂り過ぎで慢性連日性頭痛になっている
    5年以上、コーラ類過飲料の慢性連日性頭痛若年者(6-18歳) 36名 (f:m = 17 : 19 )
    典型例 9歳 
     慢性連日性頭痛 1.8年
     1.5 L/日 ( 193 mg caffeine)
    11 L/週 (1415 mg caffeine)
    コーラを徐々に減らすことにより頭痛寛解
  • ◆ 2003.9.25 コーヒーが運動中の筋肉痛を防ぐ−−米研究 the Journal of Pain誌2003年8月号に掲載された。
  • ◆ 2003.9.25 コーヒーに胆石予防効果 朝日新聞2003.9.25  男性では約半分に減った。
  • ◆コーヒー摂取は2型糖尿病発症が少ない。医学のあゆみ 207:268, 2003
  • コーヒーの目覚めを解明  記事:共同通信社 【2005年6月20日】
    コーヒーや紅茶に含まれるカフェインは、脳の細胞膜上にアデノシンA2A受容体タンパク質と結び付いて目覚め作用を起こすことを、大阪バイオサイエンス研究所の裏出良博(うらで・よしひろ)研究部長らが確認、米科学誌ネイチャー・ニューロサイエンス(電子版)に20日、発表した。
  • コーヒーが肝癌と結腸癌を防ぐことを示した2件の新しい研究
    【2月15日】最近の研究では日常的なコーヒーの飲用で糖尿病やパーキンソン病といった疾患発生のリスクが小さくなる可能性が指摘されているが、日常的なコーヒーの飲用で2種類の癌が予防できる可能性があるという研究が発表された。コーヒー飲用が癌リスクに及ぼす影響を調べた最新の研究2件は別々のものであり、『Journal of the National Cancer Institute』2月16日号に発表された。(2005/07/22)
  • 【カフェイン】なぜ眠気がなくなるの?疲れがとれる,は本当?
    協力 栗原久・東京福祉大学社会福祉学部教授
    Newton 2009-9:112-113
    神経に情報が伝わると,その突起末端から末端から「ATP(アデノシン三さんリン酸)」や「グルタミン酸」が放出され,次の神経に情報を伝える。情報を次へ伝えたあとの神経には「アデノシン」が結合して過剰に「ATP」や「グルタミン酸」が放出されるのを防いでいる.カフェインはそのアデノシンの結合を邪魔するはたらきがある。
    そのために「ATP」や「グルタミン酸」が放出され続け、次の神経に多くの刺激をあたえるる。
    カフェインは,さまざまな神経にはたらき,多様な作用を生みだす。通常の摂取量であれば,眠気を覚ます覚醒作用や,利尿作用,骨格筋の持久力を高める作用などがあるが,過剰に摂取すると不眠になったり,不安感があらわれたりすることもある。
    カフェイン摂取は仮眠前がおすすめ
    疲労感や眠気を解消しようとカフェインをとるのは,ときにとても有効である。しかし注意すべきは,カフェインが疲労を解消するものではないということだ。疲れを感じないようにして無理に動いた分,疲労はきっちりと体に蓄積している。栗原教授のおすすめのカフェイン活用術は昼寝に利用することだという。仮眠は確実に疲労を回復させる。昼食後にコーヒーを飲んで仮眠をとると,約20分くらいでカフェインが吸収される。すると覚醒効果によって,すっきりと目覚められるという。試してみてはいかがだろうか。
  • ◆ コーヒーは米国において抗酸化物質の最大の摂取源
     〜米国人は他の食物や飲物よりコーヒーから抗酸化物質を多く摂取〜
    米国人の抗酸化物質の摂取源
    コーヒーに次いで、米国人の食事における抗酸化物質の摂取源として10位以内に入ったのは次のようなものであった。
    ・ 砂糖を入れない紅茶
    ・ バナナ
    ・ 乾燥させた豆類
    ・ トウモロコシ
    ・ 赤ワイン
    ・ ビール(ラガービール)
    ・ リンゴ
    ・ トマト
    ・ ジャガイモ
  • 運動後の筋肉痛をカフェインが緩和
    • 運動前にコーヒーを2杯飲むと、その後の筋肉痛を50%近く減らすことができることが新規の研究で示唆された。
    • カフェインが最も効きやすいのは普段カフェインを摂らない人や運動しない人である。
    • 研究結果は『Pain』オンライン版に12月11付けで掲載され、同誌2月号に掲載予定である。
  • コーヒー摂取により原発性眼瞼痙攣リスクが軽減
    • Coffee drinking tied to reduced risk of primary blepharospasm against blepharospasm by blocking adenosine receptors,
    • J Neurol Neurosurg Psychiatry 2007 online.
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頭痛によい食品


片頭痛の予防によいマグネシウムたっぷりのハンバーグ

  • 最終警告!たけしの本当は怖い家庭の医学より(片頭痛の予防)2007年放送
  • 材料
    • 豚ひき肉
    • ひじき
    • おから
    • 煮干の粉
    • ゴマ
    • 玉ネギ
    • ケチャップ、ウスターソース、塩、胡椒、ナツメグ(香辛料)
  • 作り方
    • 1.手に油をつけて、豚ひき肉にねばりが出るまでまぜる。
    • 2.いためた玉ネギ、とき卵、おから、ひじき、煮干の粉、ゴマを加える。
    • 塩、胡椒、ナツメグを少々加えてよくまぜる。
    • 3.形を整えて、しっかり温めたフライパンで両面こんがり焼く。
    • 4.蓋をして15分弱火で焼く。
    • 5.ハンバーグをとりだしたフライパンにケチャップ、ウスターソース、塩を入れてソースを作る。
    • 6.他の野菜とハンバーグを盛り付け、ソースをかける。
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健康維持のための食事

食事は病気の予防、治療の根本です。
下記は頭痛と関係なく、健康を保つための食事の注意です。

  • 1.キーポイント
    • (1)脂肪、蛋白質、糖質、食塩、エネルギーのすべてに注意する。
    • (2)脂肪、蛋白質は動物性食品、植物性食品の両方から摂る。
    • (3)動物性食品は肉に偏らず魚も摂る。
    • (4)糖質は米などの穀類から主に摂り、砂糖頼の摂取は控える。
    • (5)食塩は1日10g以下にして
    • (6)野菜は1日2回以上
    • (7)乳製品は毎日摂る。
    • (8)アルコールは日本酒換算で1日2合未満にする。
  • 2.食べかたの観点から
    • (1)食事はよくかんで食べる。
    • (2)食べすぎない、飲みすぎない。
    • (3)食事は生活のリズムにあわせて規則正しく。
    • (4)好き嫌いいをいわない。
    • (5)和風、洋風、中華風などいろいろの料理形態のものを食べるようにする。
    • (6)熱すぎる食物、飲物は過度に摂らないようにする。
  • 3.栄養摂取の観点から
    • (1)エネルギーは自分のからだと活動量にあわせて摂ること。(標準体重を維持すること)
    • (2)蛋白質は十分に摂ること、動活性蛋白質の摂取比率は、おおむね50%程度とすること。
    • (3)脂肪は摂りすぎても不足してもよくない。
    •    総摂取エネルギーの20−25%が望ましい。
    •    飽和脂肪酸の割合は多価不飽和脂肪酸と等しいか、やや少なめにする。
    • (4)炭水化物は総摂取エネルギーの55〜60%が望ましい。
    •    その中で、砂糖類の割合はできるだけ少なくし、でんぷん質や繊維の割合を多くする。
    • (5)ナトリウムは食塩に換算して10g以下にすること。
    • (6)カリウムを十分に摂る。
    • (7)ミネラルとビタミンは十分に摂取すること。
  • 4.食品摂取量の観点から
    • (1)1日に30種類以上の食品を摂るように心がけること。
    • (2)大豆製品または魚類を1日1回とる摂るようにすること。
    • (3)緑黄色野菜を1日1回は摂ること。
    • (4)牛乳、乳製品を摂るようにすること。
    • (5)肉類と魚類はほぼ半々に摂るようにする。
    • (6)油を使う料理では植物油をよく使うようにする。
    • (7)砂糖分の多い食品は摂りすぎないようにすること。
    • (8)食塩の多い食品は控え目にすること。
    • (9)食塩の摂取な少なくするため、なるべくうす味にしたり、香辛料の使用などによる味つけを工夫する。
    • (10)アルコールは適量(1日2合程度まで)にとどめること。
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片頭痛によい食べもの

  • 片頭痛は野菜をたくさんとってマグネシウムを補うとよい。
    • マグネシウムが足りないと片頭痛がおこりやすくなります。
    • 片頭痛のひとは、緑黄色野菜や葉物野菜の摂取が不十分なため、
      マグネシウムが不足がちといわれています。
    • 片頭痛患者の30〜50%はマグネシウムが不足しているというデータがあります。
    • そのような場合、偏食をなおすとよいでしょうね。
    • くわしくは⇒マグネシウム
    • 出典:Medical Tribune 1999.8.26
    • 参考 慢性頭痛患者は緑黄色野菜、魚、大豆製品の摂取が有意に少ない。
      竹島多賀夫ほか(鳥取大学医学部‐脳神経内科): 片頭痛の有病率とQOL:鳥取県大山町における全住民調査。日本頭痛学会会誌 2002;29(1):66-68より
  • ▲top
  • ヒジキは頭痛によいといわれています。しかし英国食品規格庁(FSA)は7月28日に「ひじきを食べるべきでない」と勧告しました。
    なぜならご微量に砒素がふくまれるからです。MedWaveは、2004.8.2付けの記事で「妊娠女性と3歳未満の子どもはヒジキを食べるべきでない、その他の人も週に小鉢1杯まで」(http://medwave2.nikkeibp.co.jp/wcs/leaf?CID=onair/medwave/tpic/323166)とのコメントを発表しております(2004.10.12)。
●そのほかの片頭痛の食事治療のヒント

大豆

  • イソフラボンは大豆に大量に含まれます。
  • イソフラボンは最近女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。
  • 片頭痛を起こりにくくします。
  • 子宮がん、乳がんのリスク低減します。
  • コレステロールを低下させます。
  • 骨粗鬆症を低下させます。
  • 更年期障害を軽減させます。
  • イソフラボンの摂取量は一日に40mg〜50mgが理想です。
  • 豆腐なら150g(半丁)、きな粉なら20g、納豆なら60g(1パック)です。
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参考


片頭痛と消化器症状

  • 片頭痛は食欲や消化器の異常に気づくことがある
  • 吐き気と嘔吐は多くの患者に見られる
  • 腹痛や下痢が起こることもある
  • 食欲が異常亢進することも、低下することもある
  • 甘いもの、たとえばチョコレート(片頭痛誘発物質)を食べたくなることもある
  • 便秘を訴えることもある
  • 吐き気の原因(仮説)
    • セロトニンのせい
    • セロトニンの95%は腸管に含まれる
    • セロトニンは腸管の動きを亢進する
    • カルチノイドという腫瘍は下痢を主症状とするが、これは大量のセロトニンを作る
    • 片頭痛は体内の貯蔵場所からセロトニンが放出される
    • セロトニンにより腸管の動きが活発化するとさらにセロトニンが放出される
  • 片頭痛は体内に水分が貯溜する。指輪がきつくなり、顔・足がむくむ
  • 片頭痛が収まると大量の薄い尿が排出される
  • ▲top

Spierings ELH /寺本純訳「片頭痛の治療」1997より

  • 食物(n=500) Peatfield RC et al 1984
    19%はチョコレートが明らかな誘発要因
    18%はチーズ
    11%は柑橘類
    29%はアルコール
  • 片頭痛患者に対する調査(n=429)Peatfield RC 1995
    16%がチーズあるいはチョコレートによって頭痛が発現(多くは共通して誘発)
    18%の患者ではアルコールを含むあらゆる飲料で頭痛が増強
    12%の患者は白ワインOK、赤ワインで頭痛
    28%はビール
    チーズやチョコレート感受性と、ワインやビール感受性は明らかな相関。
    食物に関する感受性と、アルコール感受性には相関関係なし
  • 頭痛発作を起こす前24時間の飲み物と食べ物について3か月間にわたって調査
    片頭痛を有する1,883例の女性アンケート調査 Dalton K 1975
    合計2、313回の頭痛発作のうち
    40%チーズの摂取
    33%チヨコレート
    23%アルコール、
    21%柑橘類
    67%絶食
  • 絶食による誘発効果は、低血糖によるものではないPearce J 1971.
    インスリンの注射で高度の低血糖症(血糖値が20mg/100ml)により片頭痛を起こしたのは2/20例だったから
  • チョコレート(二重盲検)Gibb CM 1991
    実薬:プラセボ=42%:0%
    頭痛発作が起きるまでの平均時間は22時間(3.5〜27時間)
    チョコレートは生物学的アミンであるβ―フェエルチラミンを多量に含んでいる。
    このアミンはα-アドレナリン受容体を刺激するGonsalves A 1977.
    →外頸動脈の収縮、効果消失時、反動性血管拡張による頭痛をおこす
  • 熟成チーズ、
    チラミン(チョコレートとは異なる生物学的アミン)を産生する.
    これもやはり、カテコールアミンを交感神経終末より放出させ外頸動脈を収縮し、あとで頭痛を引き起こしうる.
  • チラミン
    二重盲校比較試験 Ziegler DK Neurology 1977; 27:725-726.
    25%(チラミン):29%(プラセボ)で頭痛効果はなかった
  • 柑橘類
    オクトパミンを含んでいる。
    このアミンは交感神経終末でカテコールアミンに置き換わる
  • 食品添加物
    亜硝酸塩、グルタミン酸ナトリウム、アスパラギン酸が頭痛を起こす。
    添加物によって引き起こされる血管拡張
    交感神経系を刺激した結果として血管収縮をきたす。
    頭痛は交感神経系の活動性が低下し、反動性に血管拡張が起きたときに生じる
  • 亜硝酸塩
    肉に対して赤色を保つために添加され、
    フランクフルトソーセージ、ベーコン、サラミおよびハムなど
    亜硝酸塩は血管拡張薬で、投与30分以内に顔面発赤を生じる
  • グルタミン酸ナトリウム
    中華料理の素材に多量に用いられている。
    血管収縮作用を有する
    この血管収縮効果がチラミンによって強められる.
  • アスパラギン酸
    人工甘味料で、砂糖より150〜200倍甘味が強く、ダイエット食品に使用される.
    アスパラギン酸が誘発要因の例あり
  • カフェイン
    血管収縮物質
    コーヒー〔約250ml当たり50〜100mg〕
    紅茶〔約250ml当たり25〜50mg
    コーラ〔350ml当たり15〜25mg〕
    カフェインは体内から消失するときに頭痛をもたらす.
    カフェインの禁断症状はよく週末に起きやすい。
    寝過ぎによりコーヒーを飲用が遅れることも原因する.
  • 週末頭痛のアンケート調査(n=101)
    30%は週末に頭痛発作があり
    週末頭痛患者は1日当たりそれ以外の患者の約2倍のカフェインを摂取していた
    週末頭痛患者のカフェインの平均摂取量は1日当たり734mg(510〜1253mg)
    週末頭痛患者は土曜日や日曜日に平均1.8時間(30分〜3時間)長く寝ている.
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ハム・ソーセージは頭痛の原因となるか

  • 結論「ならない」
  • 「ハム・ソーセージ・サラミが頭痛の原因となる」と頭痛の本に書いてあります
  • これをホットドック頭痛といいます
  • その根拠は外国の文献の受け売りです
  • 頭痛の原因はそれらに含まれる硝酸塩(血管を広げる作用がある。狭心症治療薬に使われている)のためだとされています
  • しかしわたくしの経験では、食肉で頭痛が起ったという話を実際にはきいたことがありません
  • そこで某ハムメーカに今も食肉に今も硝酸塩が使われているのかを質問しました
  • わかったことは日本のハムの硝酸塩使用量は外国よりも少ないうえに、
    口に入る段階では残存量はきわめて少なく、
    むしろ野菜からのほうの摂取量が多いくらいである、
    したがって頭痛の原因とはならないだろうということです
  • 頭痛持ちの方も安心してハムやソーセージを食べてください
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●補足
  • 亜硝酸塩の使用目的は
    発色と風味の醸成、防腐の三点です。
  • ハムやソーセージ等の食肉製品の製造工程には塩析(えんせき)という工程があり、
    この工程では原料食肉に食塩と発色剤を添加して冷蔵し、
    熟成風味ほ醸成させるとともに肉色を発色させます。
  • この発色剤に亜硝酸塩を使用します。
  • これは着色料のように色を付けるのではなく、肉中の色素を固定し、褪色を防ぐものです
  • 具体的には、亜硝酸ソーダを食肉に添加すると、
    リン酸あるいは乳酸の作用で遊離の亜硝酸(HN02)となり、
    さらに還元されて酸化窒素(NO)となります。
  • このNOが、ミオグロブリン(肉の色素)やヘモグロビン(血色素)と結合して、
    ニトロソミオグロブリン(MbNO)、ニトロソヘモグロビン(HbNO)となり色素が固定されます。
  • したがって亜硝酸ソーダは発色剤というよりは色素固定剤と呼ぶのが正しいようです。
  • 亜硝酸塩には細菌の増殖を抑える働きがあります。
    特に、最も恐ろしい食中毒菌であるボツリヌス菌の増殖抑制効果があります。
  • なお亜硝酸塩の発癌性はいまでは否定されています。
  • 亜硝酸塩は、食品衛生法により残存根として「70ppm以下の基準」があります。
    この基準は諸外国に比べ低くなっています(米国ではソーセージ100ppm)。
    X社では、その半分の35ppm以下を基準としています。
  • さらに食肉製品の亜硝酸残基は、製造されてからで短時間の間(1週間以内)に10ppm以下に減少します。
    加熱でさらにこの過程は促進されます。
  • 結局、亜硝酸塩は頭痛を起こすほどの量にはなりえないと思われます。
  • 文献:ホットドック頭痛の初出論文
    Henderson WR, Raskin NH: "Hot-dog" headache: individual susceptibility to nitrite. Lancet 12.2:1162-1163, 1972
  • 1999.12.15掲載
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亜硝酸塩・硝酸塩

  • 亜硝酸は水溶液としてだけ存在し、弱い1塩基酸である。これを加温すると容易に分解して、酸化窒素から硝酸を生じる。
      3HNO2 = HN3 + 2NO + H2O
  • 亜硝酸は還元剤に対して酸化剤として作用し、また酸化剤に対しては還元剤として作用し硝酸となる。
  • 食物中の亜硝酸
                             NO2-(ppm) 
       肉製品:ウインナーソーセージ   12〜80
            プレス・ハム         14〜29
  • 硝酸カリウム(KNO3 )、硝酸ナトリウム(NaNO3 )、亜硝酸ナトリウム(NaNO2 )の形で肉製品の発色剤として使用されている。
  • 食肉類のミオグロビン、ヘモグロビンなどの赤色色素は、酸化してメトミオグロビン、メトへモグロビンなどの褐色色素に変型する。
  • ヘモグロビンやミオグロビンは亜硝酸塩から生じた酸化窒素(NO)と結合して、
    美しい赤色のニトロソヘモグロビンやニトロソミオグロビンを生じ、
    肉の桃赤色を保持する。
  • 硝酸塩も肉中の酸素などによる還元作用を受けて亜硝酸塩を生じ同様に作用する。
  • 出典:国際学院埼玉短期大学・卒業研究論文抄録集・硝酸・亜硝酸に関する研究より
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L-トリプトファン

  • 片頭痛は脳内のセロトニンの欠乏と関係があるといわれてきた
  • 従って、セロトニンの前駆物質であるL-トリプトファンは片頭痛の予防に有望かもしれない
  • 治験1
    • スタイル:二重盲検クロスオーバー法
    • 対象:治療抵抗性片頭痛患者8人
    • 治験薬:6時間ごとに500mgのL-トリプトファン/プラセボ(L-ロイシン)
    • 治験期間:3ヵ月間
    • 判定基準:平均頭痛指数(発作回数×発作強度)
    • 効果:L-トリプトファンの方がプラセボに比べて32.8%低かった(ns)。
      頭痛指数はL-トリプトファン治療中は患者8人中4人でプラセボに比べて著明に低かった
    • 結論:L-トリプトファンがある種の片頭痛に一定の価値を有する可能性のある
  • 治験2
    • 二重盲験試験
    • 対象:片頭痛患者
    • 治験薬:3g/dayのL-トリプトファン/プラセボ
    • 治験期間:1ヵ月間
    • 結果:L-トリプトファン群60人はプラセボ群に比し片頭痛が有意に少なく持続時間も短かった
  • この所見はL-トリプトファンが片頭痛患者の一部に対しては予防的価値を持っていることを示唆している。 
  • L-トリプトファンは重大な副作用をひきおこすとは報告されていない。(不純物の混じったL-トリプトファンは危険)
  • 純粋なL-トリプトファンは調剤薬局から入手可能である(日本では不能)
  • 出典: ミグラリーブのサイトからの引用です
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魚油

  • 片頭痛患者は、血小板や赤血球膜のオメガ-3脂肪酸の濃度が有意に低い
  • オメガ-3脂肪酸は主として、魚油、アマニ油、ある種植物油・木の実油に含まれる
  • オメガ-3脂肪酸は血小板の凝集を阻止する
  • この作用により血小板のセロトニン放出を減少させ、さらには脳動脈の攣縮と片頭痛の発作を軽減させる
  • 治験
    • スタイル:ランダム二重盲検クロスオーバー法
    • 対象:片頭痛薬に反応しない片頭痛患者15人
    • 治験薬:魚油濃縮物(植物油)/プラセボ
    • 投与期間:6週間
    • 効果:平均頭痛強度を有意に低下
    • 副作用:胃腸症状
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●欠食習慣

  • 欠食は片頭痛のもとです。現代人は欠食する人が多いeのですね。
  •       ほとんど毎日欠食 週2-5回欠食
  • 15-19歳  9.8/ 6.9 11.5/12.5(男/女%)
  • 20-29  23.4/13.6 22.9/21.1
  • 30-39  20.8/ 9.3 18.0/15.7
  • 40-49  12.0/ 6.8 12.6/ 8.6
  • 50-59   9.0/ 5.7 10.2/ 7.3
  • 60-69   4.0/ 2.9 5.2/ 4.0
  • >70    4.5/ 2.9 2.5/ 4.5
  • 出典(SCOPE 2003;42:26)
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食事の摂取頻度 大山町の住民調査(鳥取大学)

  • 〜片頭痛と緊張型頭痛の者、頭痛のない者との間で〜
  • いずれの病型
    • 魚や大豆食品の摂取が少ない
    • 油料理の摂取が多い
  • 片頭痛
    • 緑黄色野菜と海藻類の摂取が有意に少ない
    • コーヒーや紅茶の摂取が有意に多い
  • Medical Tribune [2003年8月7日 (VOL.36 NO.32) p.22]
  • ▲top

魚と相性が悪いのは?

  • 魚には、ヒスチジンが多く含まれています。
  • ヒスチジンは腸内細菌によってヒスタミンに変化します。
  • ヒスタミンはアレルギーのもとになります。
  • ヒスタミンを多量に摂取するとアレルギー様の食中毒、じんましん、胃かいようなどを引き起こすともいわれています。
  • これらの魚と、抗うつ薬や結核治療薬を一緒に取ると、体内にヒスタミンが蓄積してヒスタミン中毒になります。
  • 症状としては頭痛、発疹、吐き気、動悸、発汗などですが、ひどい時には危機的な状況に陥ることもあります。
  • ノリトレン、アモキサン、トラフニール、トリブタノール、テトラミドなどを服用している患者さんは、くれぐれも注意してください。
  • スチジン含有量は高い魚から順に、マグロ、ブリ、ハマチ、サバ、サンマ、イワシ。干物では、サンマ、イワシ、アジの順になります。
  • 柳川 明 市販薬の危険「食べ合わせ」 より
  • 食中毒による頭痛(京都新聞)
    2008-03-13日昼に食堂で出されたマグロのバター焼きを食べた男女に発疹や頭痛などの症状があり、
    マグロからアレルギーや頭痛の原因物質ヒスタミンが検出されたということです。

薬物―食物相互作用による中毒
―抗結核薬ヒドラジッドと魚(カジキ)によるヒスタミン中毒の経験から―
 

  • 結核病棟入院中の29歳の女性は昼食後13分位から 「金づちでたたかれたような」あるいは「頭がわれるような痛たみ」が発症した。
  • 頭痛のほかに、顔面紅潮、発汗が著明であった。
  • 食後30分位には悪心・嘔吐が出現し、神経学的異常所見は認められなかった。
  • CTは異常所見は無かった。
  • 魚のヒスチジンが細菌によりヒスタミンに変化する。
  • 抗結核薬INAはMAO抑制作用があるために体内ヒスタミンの蓄積がおこりヒスタミン中毒を起こしたものである。
  • ヒスチジンを高濃度に含むマグロ、サバ、イワシなど赤みの魚に要注意である。
  • 抗ヒスタミン薬で予防可能である。
  • 三上理一郎ほか日本医事新報 No.3235(昭61.4.26日);26-32(堀美智子先生提供)
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文献

  • New onset migraine associated with use of soy isoflavone supplements
    Peter A. Engel    Neurology 2002 59: 1289-1290.

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