|
皆さん、こんにちは。
カテンベ近況報告です!
大ニュース。なんとカテンベ、体重が30キロに!
そして、ヘモグロビンの数値が14に!
貧血は完全に解消であります。
2月9日時点では、ヘモグロビンが4という、極度の貧血でした。
腎臓移植手術後、2ヶ月が経過しましたが、人間の臓器ってほんとにすごいですね。身体全体のためにいっぱいいろんなお仕事をしてくれているんだなぁというのを実感します。
この2週間ほどで、カテンベはまたしても劇的に力がついてきたように思います。
あの華奢だったカテンベが、最近では、ちょっぴり「オヤジ顔」に・・・(笑)
なぜかなと思ってよく顔を見てみたら、どうも、眉毛が濃くなったせいではないか、という気がしました。
そして、顔の輪郭もたくましくなったような気がします。
足取りもかなりしっかりしてきました。
とはいっても、体力がまだ十分ではないので、1月の新学期からの復学は無理そうです。
「いつから学校行けるのかなぁ〜」と、カテンベはうずうずしています。
カテンベはとにかく陽気でよくしゃべり、常に冗談を飛ばし、朝から晩まで弾丸トークでしゃべりまくり、夜になったら突然、「眠い」と言って寝てしまいます(笑)
さて、ジェニアちゃんですが、ついに、クリスマス直前に、故郷ルワンダに帰ることができました。
結局、最後まで心無い主治医には泣かされ通しだったのですが、ジェニアちゃんは強いです。いつも決してへこたれずに前向きでした。
出発当日、ナイロビのお友達有志でお金を出し合って1年分の薬を買い、ジェニアちゃんに渡しました。
ルワンダに到着してすぐに、かわいい声で「着いたよ!」との電話があり、その後も、村に帰りついたよ!という電話がありました。
いつかルワンダに会いに行きたいと思います。
そして、とりあえず1年分の薬を何とか渡せたので、これから1年の間に、みんなでまた相談していきたいと思ってます。
ちょっと希望が見えてきたのは、素敵な提案をくださったお友達がいることです。
子供たちが自分たちでステキで優しいお金を作っちゃえばいいじゃん!ということで、子供たちが絵を描いて、独自の通貨を作り出して、それを流通させることで収益を生み出して、それによって困難な状況にある子供たちを支援する活動をされている方が、カテンベたちにもそれに参加できるように提案をしてくださいました。
具体的にそれがどのように機能するのかというのは、またお知らせしますが、なにしろ、ワクワクするようなアイディアではありませんか。
カテンベ、ジェニア、クレアも、それにとっても乗り気になり、さっそく絵を描き始めました。はがきサイズの紙に自由に絵を描くのです。いろんな楽しい絵ができあがってきました。
さらに、カテンベたちのお友達のユニスとパメラも加わりました。ユニスは15歳、パメラは10歳です。(キベラ在住。)
シングルマザーのお母さんがとっても貧しくて、ユニスはセカンダリースクールに進学したいけどお母さんはそのお金をどうすることもできません。でも小学校を終えたユニスは、進学したくてたまりません。お金をどうしたらいいのか途方に暮れていたのですが、絶対あきらめないぞ!と言ってます。
というわけで、現在、カテンベたちは、朝に夕に、さかんに絵を描いているわけです。
みんなが描く絵は、とってもカラフルでかわいくて、村の生活や好きなものなど、いろんな気持ちが詰まっていて、見ていてとても楽しいです。見ていると、幸せな気持ちになってきます。
年明けには、マゴソスクールの子供たちとジュンバ・ラ・ワトトの子供たちもお絵かきプロジェクトに参加します。とりあえず、どんどん描いてみよう!そのあとのことは追い追い考えよう!というかんじです。
さて、このプロジェクト、うまくいきますかどうか!
どうぞお楽しみに。
さて、カテンベの手術後の危険期間、3ヶ月間が経過した時点で、手術費用を集めることを目的としていたカテンベ救済基金は一度整理をしてけじめをつけ、その後、あらたに発足する「カテンベ子供の未来基金」に移行することに決まりました!
3ヶ月経過後の、1月31日をめどにしています。
「カテンベ子供の未来基金」は、
仙台のNPOアマニ・ヤ・アフリカ代表の石原邦子お母さんが代表となり、神戸と東京のカテンベ応援団の仲間たちが中心になって活動を開始することになりました。
カテンベの命を救いたい!という呼びかけからはじまったつながりが、新しい命をもらったカテンベのこれからの人生を応援するのと同時に、他にも困難な状況にいる子供たちに支援の輪を広げていきたい、ということで、「カテンベ子供の未来基金」として、新しくスタートすることになりました。
日本の子供たちともつながりあって、みんなで子供たちのための幸せな未来を作っていこう、という動きです。
具体的には、カテンベが自立できるようになるまでの医療費、薬代、教育費を支援することと、
困難な状況にあるケニアの子供たちの食事、医療、教育の支援、
そして、日本の子供たちに対しても良い影響を与えるような企画を作っていこう、というものです。
私も、これからも張り切ってチャリティグッズやCDの売り上げ、イベントやスタディツアーなどなどから、支援をしていきたいと思っています。
そして、ケニアの仲間たちも支援グループになってくれています。キベラスラムのマゴソスクール、マシモニユースグループ、ドゥルマのマテラ長老のチームが、主に音楽活動を通じて、収益の一部で「カテンベ子供の未来基金」に貢献していくことを決めました。
すでにCDの印税からの寄付をはじめてくれています。
従来よくある形だと、「支援する人」と「支援される人」というのが、日本とケニアの関係性になってしまうことが多いと思いますが、「カテンベ子供の未来基金」ではそうではなく、キベラやドゥルマの人々も「支援する側」になっています。
マテラ長老が、この前日本で交流をしたとき、「世界中の子供たちはみんな、世界中の大人たちの子供たちだ。みんなで大切に育てていこう」と言ってくれました。
ほんとにそうだと思います。
みんなで手を取り合っていければいいなと思っています。
ただいま、「カテンベ子供の未来基金」は、ブログや会則などを準備中です。準備ができ次第、公開することになりますので、もうちょっと待っててくださいね。
カテンベ救済基金は、1月31日時点で最終的な精算と報告を行い、残金を「カテンベ子供の未来基金」に移行させます。
とりあえず今のところ、カテンベの薬代の数か月分は何とかなるくらいの残金があります。
カテンベ救済基金とカテンベ子供の未来基金は両方ともアマニ・ヤ・アフリカが代表窓口ですので、移行期にも混乱はしません。今までと同じ口座で継続して募金の受付をしています。
これまでかかわってくださった皆さん、本当にありがとうございます。これからも引き続き、さらに強くつながっていけると嬉しいです。
これからのカテンベの成長も楽しみだし、そして、カテンベが先輩となって多くの子供たちに影響を与えていくことも楽しみです。
それと、クレアが待ち続けていた妹が、もうすぐルワンダからナイロビに到着することになりました!
腎臓移植手術のための、腎臓提供者となる妹です。
早ければ年明けまもなく、手術を行うことができるかもしれません。クレアはやる気まんまんです。カテンベやジェニアの様子に励まされてきたのだと思います。
今年も残すところあと数日になりましたが、新しい年に向けて、たくさんの希望と夢をお祈りしています。
2007年もどうかよろしくお願いいたします。
早川千晶
|