ケニアの大統領選挙5

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更新日 2009-02-27 | 作成日 2007-09-17

ケニア大統領選挙5

報道規制がひかれました

2007/12/31

いま、政府からの発令で、すべての生放送が禁止となりました。
これは法律の中にそういう条項があるんだそうですが、国家にとって危険だと判断されるときに報道規制をしけるというのがあるんだそうです。
ですからこれからしばらくは、これがとかれるまで、すべての生放送が禁止されるということで、ナマの情報が入ってこなくなるらしいです。反政府の動きが広がらないように、国が情報操作するっていうことなんでしょうね。
まるで絵に描いたような展開ですね。
あれよあれよという間に次から次にです。

とりあえずキベラのマゴソのまわりの火も消され、ひとまず落ち着いたようです。ひとまずほっとしました。これから夜の間にまたどうなるかわからないけれども、すごい数の警察が出ているようなのでひどい騒ぎには発展しないと信じたいです。みんなカンヅメ状態になっています。

もう就任式も終わってしまったし、こうして厳戒態勢下で身動きも取れないのですから、とりあえずは世間に落ち着きを取り戻してもらい、あとは反対派の皆さんにも正当な方法で冷静に行動を起こしてもらいたいものだと心底願っています。

いずれにしても、国民の約半分の支持を得られたライラさんたちなのだから、どうかこれがいかに不正であったと思ってもここは辛抱して、これから先の政治活動で自分たちの信念を表現していってくれればいいし、リーダーとしての責任感で国民を最悪の状態におとしいれないだけの理性を持ってもらいたいと願います。

今は、次がどう出るかというのがまったくわからないですが、ネガティブに思うとネガティブを引き起こしてしまうと思うので、どうか大事にいたりませんよう、ケニアの国民の皆さんが無事でありますよう、前向きに考えて祈り続けましょう。
これまでケニアの一般庶民は、がまんにがまんを重ねてきている国民だと思うので、また悔しくてもぜひとも歯を食いしばって、国中が闘いに巻き込まれるような事態にだけはなりませんよう。
1992年の選挙のときも、1997年の選挙のときも、不正があったということがありありとわかるようなことがあっても、それでもケニア国民はがまんして闘わず、希望を捨てずにきたではありませんか。
何が一番大事かって、やはり、日々の暮らしの中の平和ですよね。
昔と違って世界は全部を見てくれているから、それを信じてケニアの人々がんばって欲しいです。


5年前の2002年に腐りきった政権を打倒して、大群衆から大歓声を受けてキバキ新大統領が輝かしく就任したときの映像が流れました。
あのときは、ケニア中が、新しい政府、希望に満ちた未来と、すごくわきたっていましたね。
5年たって今日は、さっさとコソコソとステートハウスで一般客もなく少人数での就任式をさっさとやっちまえとばかりに行っていた。すごいコントラストです。
人間の欲望とはいったい・・・とどまるところを知らないですね。
こんなだとほんとに、もう誰が大統領になったって同じじゃん。と
思ってしまいますね。私は、ケニアという国は、ひとりひとりの人間が、いかに正しい心で生きようとするかということが、とても顕著にあらわれる国ではないかと思います。
そんなひとりひとりの心のありようにだけに、光があるように思います。それはケニアだけじゃなくて世界みんな同じかもしれないですね。

どうかケニアの皆さん、悔しいと思うけど辛抱してくださいますよう。
闘いは命を失うだけで、何も得るものはないんだから。
暴力での闘いではなくて正々堂々と発言して、正々堂々と国際社会にもアピールして、正々堂々と政治の舞台でも発言して、そういうことでこの国を変えていってもらいたいものだと思います。
ケニアの人々はきっとそれができると信じて、私も不安に思わずに平和なケニアをイメージして前向きに考えたいと思います。
キベラの子どもたちは今回いっぱい怖い想いをしたと思うのですが、早く社会が平静を取り戻して子どもたちが怖い想いをしなくてすみますよう。
すべての人々が無事でありますよう。
そして世界も平和でありますよう。2008年を目の前にして、心から祈ります。