ケニア大統領選挙21
ケニアの状況 報道より
2008/1/3
明日、1月3日は朝から動けなくなるようで、今日のうちにギリギリ
カテンベの薬調達が間に合って本当に良かった。
だけど何軒も薬局を渡り歩いてやっと調達できた。
こんなことでは、こんな時に病気の人たちはどんなに大変だろうか。
国中物資が不足して、店の棚もガラガラになっている。
物資が流通できなくなって、生活が麻痺するのは一瞬なのですね。
先ほど、Mathareの人々の声がTVで流れました。
Mathareスラムのいろいろな人が発言していた。
74歳のおばあちゃんが、
「私はこの年までこのスラムで生きてきて、こんなことは今まで見た事もない。
毎日ご飯を作り、ご飯を食べて、そうやって一生懸命生きてきた。
大事なことは、それだけじゃないか。
なんでこんな風にめちゃめちゃにするのかい!」
さらに年寄りのおばあちゃんも発言していた。
「このMathareスラムで私達は愛し合って、助け合って暮らしてきたんだよ。
いったいどうしてしまったと言うんだい!」
普通のおじさんも発言していた。
「政治家同士がこうしたと言うことは、国のトップの大きな人たちの
お仕事だ。我々には関係ない。私達はただここでこれまで通り、
兄弟姉妹として仲良く暮らしていきたいのだよ!」
昨日今日と急激にこうして次々といろいろな方面の人々の声を国民達に
届かせるための試みがメディアを通じて行われている。
リタイアした元大使などが作っている“平和を大事にする市民達の会”も
しきりと平和を呼びかけている。TV局は彼らの声の短いCMを作り、それを
ひっきりなしに流している。
スラムの人々の声と言うのは普段はなかなか国内でひびかない物だが、
今回は偉い人々に混ざって、スラムの住人達が呼びかける平和への願いの
声が何度もケニアのTV局で流されている。
ケニアのメディアは自分達の役割でこの状況に対して何とか働きかけを
したいと真剣に思って動いていることが伝わってくる。
まだ状況は全く落ち着いていないが、こうやって困難な中にもさまざまな
希望が見える。
光と影をまざまざと見せつけられているような気がする。
希望とは、人の心の中にあるのだとつくづく思う。
ケニアの国民が実際にどれほど平和を願って求めている国民かと言う事が
今回、本当に痛感している。
もっとも、恐ろしいことが次々と起きているのと同時に、凄い勢いで
平和や調和を呼びかける動きも起きている。
何が何でも平和の声を挙げ、続けていくことはとても、とても大事だと
痛感しています。
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