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突然の手紙でびっくりしてるかもしれないけど、今伝えたい事を手紙で伝えます。
私、結婚したい人がいます。 彼は外国人でオーストラリア人で日本に来て3年、この先もずっと日本で暮らす予定です。 同じ歳で仕事は英語講師をしてます。日本語はあまりしゃべれません。 本来であれば、会って直接話すものだと思うけど言えないことが多くなりそうなので手紙にしました。 良い言葉一つも書いてないです、これが私が心の奥底に閉じ込めていた想いです。 私は、私の家族が好きではなかった。ずっと。 親のケンカでどれだけ子供に影響を与るか。 高校卒業と同時に一人暮らしをしたいって言ったのはケンカをみたくないから。 私が物心ついてから親の前で涙を見せたことがないのは良い子でいれば仲良くなると思ったから。 全ては「夫婦ケンカ」が問題なの。 たぶん、この手紙を読むまでは何も感じなかったことでしょう。 「お母さんをいじめないで、お父さんなんか嫌い」と言えたなら、どんなに私の心が楽になったことだろう。 自分の気持ちを押し殺すことで、だんだんと自分の感情そのものが消えていってしまったんだよ。 ケンカのない家族になりたい。楽しい家庭でいたいって願えば願うほど、ほど遠い現実を見せられ、願っても叶わない んだという事を知ったの。 それなら、もう何も願わない。私の感情をなくせば、悲しくもならないだろうと。 だから、どんな時でも私はいつも冷静で家族内で何があっても他人事のように見てみぬふりをしていたの。 子供の小さな頭で必死に見つけた答えだよ。 でも、やっぱり私のお母さんが悲しい顔をしているのは耐えられなかった。 そんなのどうだっていいじゃんっていうようなケンカが多いし、明らかにお父さんが悪いのにお母さんが怒られてしま うことも。 私が電子レンジのボタンに「クーラー」という紙を貼ったの知ってる?夏、クーラーとエアコンを付けてブレーカーが 落ちるのを防ぐようにしたの。 でも、これはブレーカーが落ちないようにじゃなくブレーカーが落ちてまた怒鳴り声が聞こえてケンカを見るのがイヤ だから私なりに考えたことなんだよ。 ケンカが始まると私は部屋の襖にピッタリと耳を付けてお父さんとお母さんのケンカを聞きながら泣いてたんだよ。 ただただお母さんは黙って聞くしかできず、耐えられなかった私は喉が渇いてないのに水を注ぎに台所へ行ったり、手 をあらう必要がないのに手を洗いに行ったり、トイレに行きたくないのに、トイレに入ってみたりしてたの。 ケンカをやめてっていうメッセージだったの。 お母さんが家のカギを締めて、お父さんが後から帰ってきてカギが閉まってるとガチャガチャするよね。家の中へ入っ てくるなりまたケンカしてたよね。 ドアをガチャガチャするくらいならうちのカギを常に持っていれば済む話でしょ。 年寄りが最近自宅で殺害されるニュースが多い中、カギを閉めなかったせいでもしもお母さんが殺されてしまったら「 仕方ない」で済まされる話なの? 「いつもどんな時でもカギを閉めたほうがいい」って言ってるお父さんの言葉と矛盾してるよね? 私の周りの人間に聞いても、おかしいって言ってたよ。 鍵を閉めないと怒られるなら分かるけど、鍵を閉めてて怒られる意味が分からないと。 そのケンカがあったせいで私は今一人暮らしをしていても、鍵を閉めないでいることが多いの。 自然と身についてしまった「鍵を閉めない」という行為。きっと頭の中で恐怖が残っているのだろう。 昔、お父さんは私が家にいるとき鍵を閉めていて、後からお父さんが帰ってきたときは何も言わなかったでしょ? 人によって態度を変えるって"いじめ≠チて言うんじゃないの。 私からみてもお父さんのお母さんに対する態度は悪質ないじめにしか見えないよ。 親子で会話なんてなく育ってきたのに、私がやりたいことは全て否定された。 高校3年の時も。進みたい学校に対し「女の子は資格があるほうがいい」この一言で否定されたんだよ。 海外へ行く時も、仕事の内定がきまった時も。いつも反対してたよね。 「心配なんだよ」この言葉は私の中にはまったく入ってこなかった。 子供の頃、傍にいてほしい時期にお母さんもお父さんも家にいなかったでしょ。 私は独り部屋で留守番してなきゃならなかったんだよ。晩御飯だってラップにかかった冷たい食事。 お姉ちゃんが生きていれば相談できたのにって何度も思ったよ。 親がいない子供よりも、傍にいる親なのに孤独を感じる子供の方がつらい。 私の怒りは何処へも発散できず自己解決していくしか方法はなかったんだよ。 自分は強いから大丈夫って自分に言い聞かせてたけど、体が限界でじんましんがでるようになったんだよ。 このじんましん何が原因だか知ってる?ノミでもダニでもなく精神的ストレスが原因なんだよ。 12年薬を飲み続けてるのに、一日でも薬を飲むのを忘れたりすれば体がかゆくなってみみず腫れになるんだよ。 この先いつか誕生するであろう自分の孫にまで影響を与えてしまったことは忘れないで欲しい。妊娠中は薬を飲めない どころか子供に母乳だってあげられない。 お母さんはお人形じゃないわ。感情があるの。たくさん傷つく言葉をかけられたり、人間扱いされないお母さんをみて 本当に強い人なんだなって心から思ったわ。 一度でいいからお母さんにはちゃんと謝って欲しい。 もっとお母さんを尊敬して欲しい。 お母さんに「ありがとう」って言葉をかけてあげて欲しい。 最後に、中傷的な言葉ばかりでしたが、これが私の心の奥底に閉じ込めていた心情です。 私はこの両親の元生まれてきて感謝しています。 私は、今本当に幸せです。 人から愛されること、人を愛することに不慣れだった私の全てを受け入れてくれて、 人から愛されてる事を本当に実感できてそれが「私の幸せ」だということ。 この幸せを、祝福してもらいたい。 ただそれだけ。 外国人だからということで、親がいろいろ言いたいことは分かる。 でも、 幸せを見つけた相手が外国人だった。 ただそれだけのこと。 私たちの結婚を喜んで欲しい。 |