ターボエンジンの自動車


ターボは高性能、大馬力の代名詞となっていますが、最近、ターボ付の自動車は 激減しました。つまりブームは去ったと言うところです。

技術者側から見るとターボ付のガソリンエンジンは、ひどく熱効率の悪い不経済なもので好きではありません。 (ターボ付ディーゼルエンジンは効率を良くすることが出来るので好きです。)

ターボの理屈は、大気ガスの残留エネルギーを利用して、吸入側の混合気をポンプで圧縮して、エンジンに押し込む (過給と言います。)もので、押し込んだ分だけより多くのガソリンと空気を燃やせるので、エンジンの排気量が大きくなったことと同じに 大きな馬力が出ます。

2000ccの排気量のエンジンでもターボで1.5倍の混合気を押し込めば、3000ccの排気量の馬力が出せるし、ターボを動かすのは、本来捨てる排気エネルギーだから 良いことばっかりとメーカーは言いましたが、もちろん裏があります

実際のエンジンは、いろいろな制限がある為、ターボ付ガソリンエンジンはひどく熱効率が悪いモノのが真実です。 (ただし、レース用のターボエンジンは、制限を克服する為の特殊技術を使うので、効率が悪くない場合があります。) ガソリンエンジン(レシプロエンジン)の熱効率アップ、馬力向上は、 "ノッキング"との戦いです。何の対策も無しで、ターボ過給をするとノッキングが発生してしまうので、市販車は大抵、エンジンの圧縮比を通常よりも低くしてノッキングを防止しています。なお、エンジンの圧縮比を低くすると、ほぼ比例して燃費、熱効率が低下します。例えば、圧縮比9.0のエンジンにターボが付くと普通圧縮比6.5まで低くしてあります。熱効率が比例すると単純に1.3倍ガソリンを消費します。(11km/L→8km/L) またターボ過給で大馬力を出せば、当然、出した分のガソリンは消費します。 さらに追い打ちをかけるのが、ターボ過給時の冷却性能の問題で、小さいエンジンに大きいエンジン並のガソリンを燃やすため大量の熱が発生します。これを冷却する簡便な方法として市販車の大半は、なんとガソリンでエンジン内部を冷却して、エンジンが壊れることを防いでいます。(ターボ過給で全開運転なんて、滅多にしないから簡便な対処方法しかしていません。もちろんレース用のエンジンは常時ターボ全開で設計してあるので、圧縮比もほとんど低くしないし、ガソリン冷却なんてほとんどしません。) この時はガソリン垂れ流し状態ですから、燃費は最悪になります。

つまりターボ付ガソリンエンジンは、環境問題から考えると大馬力を出す為だけに熱効率、燃費を犠牲にしている悪玉です。自動車メーカーもこのことは当然知っているので、ターボブームが去ったら、ターボ付の自動車は激減しました。今では、マッチョなスポーツカーと軽自動車にしか残っていません。

でも、個人的には、理論と良い面だけを歌い上げて、実体を隠し、ターボブームを煽った自動車メーカーのやり方は大変イヤだと感じています。

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世界唯一の軽自動車


軽自動車という規格は日本独自のモノで、 世界唯一です。

でもアメリカなどの先進国の安全規格は上手く通らないので、先進国への輸出は僅かです。中国、インドなどの発展途上国向けには低価格を武器にそこそこ販売されています。 (安全性は二の次の国ですね...)

最近、安全性を増すという理由で、軽自動車の大きさが、また大きくなりましたが、気が付くと二十年前のカローラ(パブリカ)あたりの大きさと同じになっています。またターボ付の軽自動車は、1500
ccのカローラよりも最大パワーがあるという逆転現象もあります。(替わりに1500ccのカローラよりも燃費がひどく悪い、不経済なものですが...)

もともと軽自動車は、カローラに手の出ない低所得者が入手しやすい様に超小型、低価格、低税金の規格を日本経済復興の為に作られたはずなのに、 現在では低税金だけが残っています。

軽自動車という規格はとうの昔に無くなるべきモノですが、いろいろな利権(既得権)を維持したい圧力が強くて、無くなりそうにありません。 (税金だけは、小型車なみに払って欲しいなぁ)

今となっては、非常に変な規格ですが、現在の"小さい車は環境に優しいぞ!"の流れにのって、まだまだ元気です。 ホンダあたりも先進国の安全規格に通るミニミニ経済車という路線で世界相手に勝負をするようだし、トヨタも支配下のダイハツへの援助を強くして、世界に出るみたいだし、近い将来には、ソニーのウォークマンの様に 小さくて高性能な日本製という軽自動車が全世界に走り回るのかも...

いずれにしても車を取り巻く将来は厳しいものと感じます。現在の先進国レベルの自動車は、技術的には完成されており、環境に優しい=経済性=燃費は実質、 車両重量に比例します。この為、より環境に優しいモノを作るには、飛行機の様な超軽量の車にしないとダメです。このことは安全性、耐久性を低くし、販売価格が上がることにもなるので、出口が見えないとも言えます。

(個人的には、ミニミニカー、軽自動車は、この出口を探すまでのつなぎ役に使われるのかなと思います。)

経済最優先で発展してきた自動車が、環境問題に対してどのように変化していくのか心配ですが楽しみです。

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4WD、大型RV


4WD、四輪駆動車については力強さ、安定性などを強調して販売されていますが、技術者から見ると大変不思議に感じます。

極悪路での駆動力は4WDが適しているという理屈も理解できますが、これも 乗用車レベル(一般的なFF:前輪駆動) 4WDの必要性があるのは、坂道かつ凍結路で発進する際の一瞬のみです。

個人的には、この発進の一瞬の為には、後輪を電気モータで回すのが最適と考えています。 (時速10kmまで電気モータで後輪を駆動、もちろん後輪のスリップはセンサーで検出し、モータ駆動力をコンピュータ制御なんていかがでしょうか?)

逆に4WD機構の為に車体重量が60〜100kgも増加 することで、凍結路等で滑りやすくなってしまうという矛盾があります。 (発進の際の一瞬の駆動力 の為に通常走行時の安定性が低下... )

また乗用車タイプ以外の大型クロカンタイプ(ランクル、サファリ、パジェロ、ジープ等)の大型 4WD-RV の場合は、もっと深刻な問題があります。

これらの車は大径で重量の重いの車輪を駆動するために車軸駆動関係のメカが乗用車の何倍も大きく重たいものになっています。この為、乗用車タイプに比較すると、走安性に関わるばね下重量が大変重くて、タイヤの 路面追従性が悪く、根本的にスリップしやすいという性格を持っています。

またリア車軸がトラックと同じように 大きく丈夫そうな姿をしていても、走安性では乗用車タイプに劣るということを隠して、 大きくて安全ですよという売り方は、イヤなものに感じます。

どこかのメーカーの様にクロカンタイプでも取り回しが良いし、雨でも スリップしないし、丈夫だから奥様ドライバーでも 安心、お勧めというとんでも無く嘘を並べた広告には、怒りさえ感じました。 (どうりでクレーム問題を起こす訳だ!)

また4WDは四つの車輪で駆動するから力強いというものの各々の車輪に動力をいかに配分するかは大変難しく、古いタイプのジープの様にヘビーな4WDでも四輪中、 一輪でも空転すると駆動力がゼロになります。(とほほ...)

4WDだからいつでも2倍の駆動力という訳にはいきません。凶暴なサイボーグと化したスカイラインの4WDは基本がリア駆動でリアタイヤが大きくスリップした場合にフロントを駆動して安定性を保つという人間離れしたサイボーグ技術の固まりです。 (優れた技術というより、なんで車の運転に、こんなサイボークが必要であるかの目的を失った、技術倒れというべきか...)

いずれにしても、4WDの駆動力が絶対必要であり、買うべき理由がある方は、世の中に僅かしか居ないと感じています。4WDの ブームを煽って、日本の道路に巨大4WD-RVを大量に走らせた自動車メーカーの責任は大きいと感じています。

なお、本当の極悪路を走破出来る車は、超軽量で凍結路でもスリップせず、もし下回りを岩にぶつけても壊れにくいスズキ "ジムニー"、または多国籍軍にも採用される真のヘビー級耐久性を誇る "サファリ"、または、ばね下重量を徹底的に軽減してあらゆる路面で卓越した走安性を誇るアメリカ軍用車 "ハマー"、もしくは林道用(4WD)4tonトラックでは無いかと感じています。(日本の道路、農道、ぬかるみ、積雪、凍結等の条件で考えると、実質は "ジムニー"以外の選択は無いかも...)

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ソーラーパネル発電


最近、一戸建ての家に"ソーラー発電" の売り込みが多いように感じます。

設備費用の半額程度に公的な援助金 が出るらしく2-300万円とか。私は技術者ですので、この設備の概略な能力を理解することが出来ますが、あまりお勧めではありません。と言うか "ソーラー電池パネル"を一般家庭用の補助電力にすることに 賛成出来ません

理由 ソーラー電池の寿命はたいして長くありません。また晴れた日を100%出力とすると曇りでは10-5%程度に 出力が低下してしまいます。また一般家庭用の"ソーラー電池パネル"は太陽の動きに追従しないので、太陽の位置による 出力低下も凄いモノがあります。 さらに真夏のカンカン照りでは"ソーラー電池パネル"の温度が上がり、日に照らされているのに熱的に 出力が低下します。
さらに"ソーラー電池パネル"の出力は、出力
制御装置 を通して、バッテリー充電、または電力会社に売る(売電)、自分の家庭で消費しますが、この 制御装置を通す時に20-30%、条件が悪いと50%以上を ロス(自己消耗)します。(もちろんカタログには最も良い条件の値ばかりが並んでます。)

私は、
"ソーラーパワー"をクリーンなエネルギーだと宣伝し、 あまり効率的でない"ソーラー電池パネル"を一般家庭に売ることが大変イヤなことだと感じています。また公的なお金を援助金としてつぎ込むこともイヤなことと感じています。

クリーン、環境に優しい と表現すれば、何でもまかり通るとすれば、霊感商法の壺なども心がクリーンになるとか言って売りつけることが可能です。

勿論、私は家庭用"ソーラー電池パネル"販売を拒否しているわけではありませんが、何も判らない一般家庭にきちんとした値を見せずに、 最も良い値ばかりを見せて、真実を正しく説明せずに "クリーンだよ"のイメージだけで営業を行うことは、技術者から見ると モラルに反することと感じてしまいます。

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三菱車クレーム問題


クレーム隠しにより、メーカへの信頼は無くなりました。私が三菱の車を購入することは、 今後15年は無いでしょう。 (今から心を入れ替えたとしても大きな組織が変わるのには社員の世代交代分の15年はかかるはず)

お客は良い品質の商品を買う為にお金を払います。不具合があり必ず壊れる商品にお金を払う者は決して居ないでしょう。事実を隠して販売した行為は、 詐欺にあたります。会社の体質として詐欺がまかり通るメーカが作る商品に私は絶対に近づきません。

私は技術者(設計) という職業柄、自動車メーカーのクレーム内容については鼻が利き ます。(逆の言い方をすれば私が設計する機械もクレームが発生することがありますので...とほほ!)

メーカは基本的にはクレームを隠そうとしますが、隠して
自然と消滅する 訳ではないので、通常はちゃんと対処 します。ただメーカの面子を出来るだけ保つように言い訳 だけはします。

たとえば、数ヶ月前に目にした日産のクレーム発表 は、とても言い訳が上手で怪しい ものです。

怪しいクレーム発表
その1 :セレナのワイパーモータ一式交換、理由=組立工場での耐水試験(シャワーテスト)の手法に不具合がありモータ内部に水が浸水した可能性がある為。

怪しい点:耐水試験は数十年前から同じ手法で行っているはずなので、セレナ専用の手法など 実際には無いはず。つまり、試験方法が悪かったと 言い訳して、ワイパーモータの設計ミスという事実を上手に隠しています。

怪しいクレーム発表
その2: キャラバンの燃料ポンプの選定に問題があり、エンジンを低速で運転した場合、回転が不安定になる可能性があるので、対策済みの燃料ポンプとトランスミッションに交換する。
怪しい点:小さい不具合の燃料ポンプ設計ミスまでは
正直 だけど、ついでにとても大きい不具合のトランスミッションを抱き合わせることで、とても 大きな不具合の方を隠しています。 上手い!

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マツダのロータリーエンジン


最近、NHKの"プロジェクトX" という番組で、マツダのロータリーエンジン開発 が取り上げられて感動しました。

私自身が技術者 であり、かつ私の親がマツダに勤務 していたという関係もあり、ロータリーエンジン についてはかなり詳細に知っているつもりでしたが、人間ドラマとしての側面は初めて知り、 大変感動しました。

設計担当者は一日中、ロータリーエンジンのコトばかりを考え続け、かつ徹夜で突貫の実験ばかり....。 ひとつひとつの
問題をクリアしていき、 ロータリーエンジンを誕生させたという達成感は、 感動的なドラマです。 (心が震える情熱と感動のドラマですが、ドラマだけで、お金にならなかったという欠点もあります...)

でも一番びっくりしたのは、
開発が成功 して、僅か数年の時間でほぼマツダ全車種にロータリーエンジンを搭載したという 仕事の速さです。

私自身も大きなプロジェクトを操る難しさを知る年令 になり、あれだけの仕事をこなすことはどう考えても奇跡 に感じます。

現在とは時代が違うのかもしれませんが、 一気に駆け抜けることが出来たロータリー誕生の時代 羨ましく感じます。

現在、奇跡に近いプロジェクトを駆け抜けているのは、携帯電話関係かなぁ? やっぱり
羨ましいぞ!

追記:
ロータリーエンジン の特許は世界中の自動車メーカーが購入しており、トヨタや日産も当然作れますが、発売したのは マツダだけです。 日産などは画期的なデザインの新車にロータリエンジン を搭載し大々的に発売する直前のオイルショックでボツ になり、急遽、普通エンジンに載せ替えている間にトヨタセリカが発売 されて、登場するタイミングを失った悲劇の車 があります。(発売したけど、ほとんど売れず...稀少車の価値はあります。) ちなみにその名は、シルビアです。

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カー用冷蔵庫


最近、車に積める冷蔵庫 という商品があります。
ほとんどの場合は
ペルチェ素子 という半導体部品を利用した簡単なもので、その原理はペルチェ素子に電気を流すと表面が冷えて、裏面が熱くなるという 半導体ヒートポンプです。

もともと軍事用部品(ミサイル誘導センサー冷却部品) でしたが近年市場に出回り、一時期はパソコンのCPU冷却用に使われたこともあります。

私もこの
ペルチェ素子を入手していろいろと実験してみたところ、なんと 車載ペルチェ素子冷蔵庫の大半の製品が 設計不良ということが判りました。よくこんな製品を市場に出すものだとあきれてしまいます。

パソコンCPU冷却用の製品も一瞬で市場から消えました が、理由は冷蔵庫と同じく設計不良 です。

ペルチェ素子自身には問題は無いのですが、それからの
放熱を考慮しない設計 であることが最大の問題です。

充分な放熱が出来る状態では、ペルチェ素子は一枚で、60度近い温度差を出せるので、冷蔵庫であれば、室温マイナス60度での冷却が可能です。

(車内温度30度ならば庫内温度マイナス30度!!!、ちなみに軍事用では複数枚を重ねてマイナス180度に冷却しています。)

ところが、この場合の充分な放熱を行うには、
とんでもない大きさの放熱板が必要 です。

ちなみに車載冷蔵庫として店頭に並んでいる製品の大半は、 必要な大きさの1/10以下の放熱板しか無いため、絶対的に放熱量が足りません。この為、定格60Wのペルチェ素子の1/10以下の能力(6W以下)しか出せず、実質的には タダの箱です。

更に悪いことには、大半の製品では放熱量不足でもペルチェ素子に60Wの電気を流す為( 制御回路が安物)、冷蔵庫としては意味のない 6W以下で冷やし、冷蔵庫の外では 54Wの電熱ヒーターで暖めるという、 全く意味不明の箱になります。(つまり庫内は冷えずに車内温度が上昇...)

もし、車載冷蔵庫を買うならば、買う前に
必ず動作テスト をすることをお勧めします。大半のモノは使い物になりません。

追記1:ちなみに私はペルチェ素子を応用した電気冷却
鉢巻き を作ってみました。いつでも電気さえあれば頭をクールに してくれる便利モノのつもりでした。

確かにきーんと額が冷えます 。ただ、最大の欠点は、冷えた分以上の熱が発生することで、額だけは冷えても周りの雰囲気はどんどん熱くなり、不快で使い物になりません。とほほ。

追記2:ペルチェ素子は電気を流すと表面から裏面に温度の移動が出来ますが、実は
可逆的反応ですので、裏面と表面に温度差を付けると電池(発電機)になります。

これを応用して、ローソクで走る車 を作ってみました。水を入れた空き缶にペルチェ素子の片面を貼り付けて冷却、もう片面をローソクであぶり熱すると、低消費電力タイプのモータが回せます。 ただそれだけですが、思いっきり感動できます。

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フェアレディ240Zと300Zのドラッグレース


自分が小学校の頃に売られていた古いフェアレディ240Z とバブルの頃に売られていた巨大戦艦フェアレディ300Z のドラッグレース対決を数年前にTVで見ました。

240Zはそれは
古い設計の直6エンジンを細かく手入れと改良を施し、ドラッグレース専用の一発勝負用に180馬力をぎりぎり出していました。また、か弱いシャーシに細かい改良を加えて、何とか壊れないように車体重量800kgに仕上げていました。

300Zは最新最強の設計のエンジンにドラッグレース専用ターボチューンを施し、600馬力をたたき出し、加えて最新最強のタイヤとサスペンションで
サイボーグと化していました。ただし車体重量は1300kg。

どう見ても、最新ジェット戦闘機とプロペラ零戦ぐらいの違いがあり、対決させるのは可愛そうな気がしましたが、ドラッグレースの結果はほぼ同タイム!
凶暴なPowerを誇る300Zが、そのPowerをちゃんと活かしきれていないのに対して、繊細なPowerの240Zが、僅かなPowerを活かしていたのが印象的でした。

見かけ倒しの強さというのは良くあることですが、
自動車の世界 では、数値だけの"見かけ倒し"がまだまだ通用しています。

"本当の力 "が通用するようになれば、自動車の世界も本物といえるのでしょうが、
まだまだ時間がかかりそうで...

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スポーツカーの体重


体重の重い方がスポーツ が苦手という訳ではないですが、スポーツカー の場合はタイヤの摩擦だけで姿勢を維持するので体重が重いことは、コントロール性能上、 ハンディを背負うことになります。

最近フルモデルチェンジした三菱のランサーエボリューションは前のモデルよりも重くなり、車体重量が 1.4tonもあると聞いてびっくり。華奢なランサーのボディに強力なターボエンジンを積んだ 軽量ハイパワーマシンと思っていたので、すかさず前の 軽量なモデルの車体重量を調べると なんと1.2ton! こりゃ見かけのイメージとずいぶんと違い 重たい車だと感心しながら他の代表的な スポーツカーの車体重量を調べてみました。

・すっかりサイボーグ、ロボット化した現行 スカイラインRSは、なんとも重たい1.7ton!!
・個人的に欲しいと思っているユーノス
ロードスター は、納得の0.9ton
・最近人気の'80年代の低価格スポーツ車トヨタの
AE86レビン納得の0.9ton
・羊の皮をかぶったオオカミとして名車と呼ばれる
箱スカ は、時代的に当然の0.8ton

やはり
1ton以下じゃないと スポーツカーとは呼べないぞ!と思いつつ重たそうな アメ車を調べると

・由緒正しいアメリカンスポーツカー、 コルベットは、たったの1.3ton
・軟派な巨大ボディのフォード
ムスタング1.7ton

どう見ても現行スカイライン1.7tonは重すぎる

さらに調べて、

・イタリアの跳ね馬、フェラーリテスタロッサ 車幅2mを超えるワイドボディと V12気筒の巨大なエンジンとF1顔負けの 幅広タイヤをつけて、 驚異の1.3ton

三菱が
ランエボ1.4tonでいくら頑張ってもV12気筒エンジンの フェラーリのテスタロッサ1.3tonには到底勝てそうにないなぁ。

また、日産がスカイラインRS1.7ton でいくら頑張っても伝統のV8エンジンのコルベット1.3ton には到底勝てそうにないなぁ。

スポーツカーの意味を忘れて、巨大なパワー をたたき出すターボエンジンとサーキット のラップタイム0.01秒を縮める強力なサスペンションとブレーキを装備しながら 体重をどんどん増していく国産ハイパワー車達はどんどん スポーツカーから遠ざかって行くみたい...

その点、
コルベットは半世紀に渡り基本的な指向を変えず、アメリカンスポーツカーとして輝いていると思う。

またユーノスロードスター のように0.9tonというスポーツカーとして適正な体重 を現在でも維持していることも輝いていると思う。

ちなみに車とは呼べないかも知れないけど、恐ろしく古い設計をベースに現代に生存する
シーラカンスの様なロータス(ケイタハム) スーパー7は2000ccエンジンを積めるけど体重は 僅か0.55ton!!! 急発進でもホイールスピンが起こせないぐらいにダッシュが良い、一般道路を走れる 究極のスポーツカーと思います。(欲しいなぁ...)

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ソーラー床下換気扇


念願のマイホームを長く維持するために 床下換気扇を取り付けることが一般的になっています。

最近は環境問題 を売り物にして、ソーラー床下換気扇 という商品もあります。
このタイプはソーラーパネルとその電力を利用するとかで電気配線工事が一部省略できるとか...

しかし、ソーラーパネルで発電できる電力は僅か なので、換気能力も僅かという トホホな商品です。 また床下換気扇は日の当たる南側が吸い込み側で、日の当たらない 北側が排出側ですが、ソーラーパネルは日の当たる 南側にしか取り付けられないので、実は 配線工事が膨大なモノになるという オチがつきます。

もともと天気の悪い日に動かない床下換気扇というのは ちと問題だと思います。対策として天気の悪いときにも動作する 電源供給型のソーラー床下換気扇というのもありますが、ここまでくると 何がソーラーなのか判らなくなります。

もし床下換気扇を取り付けるならばソーラー式は避ける ことをお勧めします。



また内緒 ですが、床下換気扇を作っているメーカーは、実質一社のみです。(あとは全てOEM、同一型番ならば性能はみな同じ)

でもその販売価格は 数倍も違います。(もちろんTV-CMを打てる大手有名業者が最も高値であることは 秘密です。)

さらに床下換気扇を単品で買うと、たった****円しかしないことは 絶対に秘密です。(つまりDIY日曜大工で自分で取り付けるとTV-CM大手有名業者見積額の僅か *十分の一の費用で済むことも 絶対に秘密です。)

※なぜ秘密 かというと、その法外な利益で生活している方々が存在しているからです。でも個人的には 平凡な換気扇を良く知らない消費者にとても高く売りつけることをイヤに感じています。

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衛星デジタル放送


アナログ放送からデジタル放送 への移行は時代の流れです。もちろんアナログ放送設備よりも、デジタル放送設備の方が低価格であり、維持費用も少なくてすむので実質的には、放送局側の コスト低減策です。

ただし、最近開始された衛生デジタル放送は
大失敗 と感じています。

その理由:
放送する側の
コスト低減の為にデジタルへの移行を急いでいますが、テレビを受信する側にデジタルに移行する メリットがあまりないこと。

双方向の情報通信を売り物にした為、
テレビにTEL回線をつなぐ必要がある こと。

テレビ製造メーカーが、NHKのハイビジョン普及失敗で
イタイ目にあった ので、衛生デジタル放送に本腰を入れていない 、期待していないこと。

近い将来、5〜10年以内に
高速情報通信網が普及 した場合、その通信網を利用したケーブルテレビと同様な放送サービスが 容易に安価に実現出来そうなこと。

結局、有料BS放送、ケーブルTV、レンタルビデオ等にじわじわと攻め込まれている地上波放送が
反撃をしたつもりなのでしょうが、デジタル放送の 存在理由を含めて、決定的な差別化が出来ていません。むしろ 近い将来にデジタルなパソコン機器などに 食われてしまいそうです。

なんか地上波放送の利点を生かしていない気がします。これって冷静に見て
失敗だ と思います。

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スポーツカーはスポーツする車


サイボーグみたいな、日産スカイライン、三菱ランサーエボリューション、スバルインプレッサに対する 苦言ですが、モータスポーツ とは違い、"スポーツ"する車(カー)に電子制御4WDや電子制御動力分配機構をつけるのはちょっと...
(電子で人よりも速く走れても運転(
スポーツ )が楽しいという訳には...)

先日、往年の名車=
いすずのベレッタ を数年ぶりに見かけました。車体サイズは現在の よりも小さく、当然車体重量も600kg 程度と思います。(詳しく調査していないけど) この車に2000ccDOHC,100馬力を超えるエンジンを積んでいるのだから "スポーツ"が出来る"カー" で、あることは間違いないでしょう。

30年ほど昔、呉に向かう31号線は交通量が少なく、場合によるとたまにしか車が通っていませんでした。
たまにやってくるホンダ
初代シビック1300 などは、大抵120km/hr程の速度で走り抜けていきました。あの非力な車で、その速度を出すには、それなりの技術と "根性"が必要だったと思いますが、当時の おじさんは普通にこなしていました。それって、 "スポーツ"かなぁと思います。 (カミカゼという言い方もありますが...)

車を取り巻く
環境が変化した、 時代が違うという気もしますが、大きな車体に高級なタイヤと大馬力のエンジンで速く走れることが "スポーツカー"というのは、やはり 違和感を感じます。

そういう意味でも、平凡なパワーでも車体重量が 900kgと軽いユーノスロードスターが、登場して10年間にわたり、世界中に強い 影響力を与え続けているということは、 スポーツ出来る車の条件は"軽い" ことではないかと個人的に感じています。
(我が家に子供が居なかったら間違いなく、ユーノスロードスターを所有しています。)

でも、究極の
"スポーツ"が究極の "軽さ"で可能なのは、バイク(単車)でしょうけどね...

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究極のスポーツカーは、単車(バイク)


スポーツカーの絶対条件が "軽い"ことだとすると究極の"軽さ" で究極の"スポーツ"が可能なのは、 バイクだと思います。

ちなみに私の愛車
( バイク:自動二輪)は中古 (走行僅かに7000km)で16万円で購入しましたが、その ダイレクトで思うままに操れる基本性能と 俊敏な動力性能と手のひらの中にエンジンある様な 一体感は、自動車(四輪車) の名馬フェラーリ、精密機械 ポルシェ匹敵します。 僅か16万円でフェラーリの快感を得られるのだから止められません。
(ただフェラーリ見たいな見栄えやステータスとは 無縁ですが...)

バイク(二輪車) と自動車(四輪車)を比較すると
最高速度="自動車"の勝ち ←バイクには大きなエンジンやタイヤが詰めないことと、バイクの空気抵抗がとても大きい為 (といっても大抵のバイクは200km/hrは出ます。)

加速力 ="バイク"の勝ち ←バイクの軽さの為、(バイクの後輪に荷重をかけて加速出来るのでタイヤ駆動力で有利)

コーナーリング ="基本的にバイク"の勝ち ← 派手なドリフト状態でコーナリングしない領域でバイク勝ち (コーナーリング中にタイヤに上手く荷重がかかる為)

究極の走り ="自動車"の勝ち ←ドリフト状態で姿勢制御が出来る為、ただし相当な改造と技術が必要です。 (レース車両相当に改造)

一般道で
レースをするような時、または 峠で集会して腕を競う様な時を除外すると" バイク"はシンプルピュアで気持ちの良い "スポーツ"が出来る楽しい乗り物 です。(加えて燃費が良く、道路を傷めない 環境に優しい乗り物)

"
バイク"で環境に優しく" スポーツ"をすることをお勧めします。

また"
バイク"は若い人が新車を購入して、ほとんど乗らずに中古に出してくれるので、中古上物品が 格安で購入出来ます。(もちろん人気車は高いですが...) 我が家の実績では、走行7000kmの中古16万円を購入後、約25000kmも走行しましたが消耗品はタイヤ前後とドライブチェン&スプロケットの合計4万円程度です。
つまり、中古上物を選択すると
カーナビ程度のコスト (20万円)でフェラーリ級の"スポーツ" が楽しめますよ。(幸せ!!)

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