子供の気持ち
会員No53 前原


我が家の末っ子男の子(二歳児) 同い年の女の子(Aちゃん)と遊ぶのが大好きです。お互いに上手に会話をして、要求と譲歩で延々と楽しそうに遊び続けます。もちろん "Aちゃん好き?"と問えば、元気良く、"うん!"と応えます。

ところが先日の夕食後に、末っ子がいきなり、 "Bちゃん(ご近所の一つ上の女の子) の三つ編みが良かったねぇ!"と日中出会ったBちゃんについて口を滑らせました。

同じ男として"ピン"と来たので、"もしかして、 Bちゃんが好き?"とたずねたら、"・・・"、なんと返事がありません!

いよいよ怪しいので、"AちゃんとBちゃんのどっちが好きか?"と一時間もかけて 問い詰めたところ(大人がつまらないことで幼児を問い詰めるなって?)根負けして小さい声で 告白しました。"Bちゃん..." 私はさらに調子に乗って、 "でも、Bちゃんは一つ上のお姉ちゃんで大きいよ?"とさらに追い込むと (幼児を追い込むなって?)、なんと末っ子は"大きくてもいいじゃん!"ときっぱりと言い返しました。

私は末っ子の気持ちに大変、感動して、"そーだよね、大きくてもいいよね!"と答えました。 二歳児と言っても侮れない感情の深さがあるものだと改めて 関心、感動しました。

一週間後、不意に"Bちゃん好き?"ととぼけてたずねてみたら、 "..."、なんと返事がありません。更に問い詰めると小さい声で、 "この前言ったでしょ!"と答えました。うーん、なかなか深いものが...

<父の思いに戻る>


無差別テロ
会員No53 前原


昨日'2001/9/11にアメリカで大規模な無差別テロがあり大惨事になりました。

中東問題になんの関係もない一般市民の命がテロにより奪われました。

世界中の人が私と同様に怒りに震えていると思います。

ただ冷静に認識すべきことは、テロを起こした側の一般市民はこの大惨事を大喜びしているし、その一般市民は悪魔ではなく普通の人間だと言うことです。

テロを起こした側の感じ方は、アメリカ(とイスラエル)は日々我が 民族を滅ぼしていく悪魔だから、民族とその自由を守るために戦ったという 聖戦、我が民族も無差別に殺されているのだから無差別テロは単なる報復というものです。

中東問題は、憎しみが憎しみを呼ぶ泥沼の状態になってしまっているので、どう話し合っても 互いに理解が出来ない最悪の問題になってしまっています。

アメリカは、このテロに対する報復を行わざるを得なくなりましたが、テロを起こした側から見ると報復とはまた 悪魔がやってきたことであり、更なる聖戦を行うことになります。

想像できる結果としては、アメリカの軍事力による占領、力で押さえつけることでしかなく、 憎しみが憎しみを生む悪魔のサイクルを止めることが出来ません。(立場が違うと事実の捉え方も 絶望的に違います。)

日本人の考える"平和"意味は仲良くするというレベルでしかありませんが、中東問題を見る限り、仲良くすることが 絶対的に困難な場合の"平和"の意味は定義できそうにありません。

中東以外にも世界中には民族独立などの火種が多々あります。

仲良くするという"平和"の認識では生き残れない時代が近づいてきている様に思います。

<父の思いに戻る>


ウルトラライトプレーン
会員No53 前原


先日、"グース"という映画がTVで放映されていたので、子供たちと一緒に見ました。

主人公がグースの卵を拾い、ふ化させ、育てたけれど、人間が育てた為に "渡り"が出来ないという問題を、主人公のとそのお父さんが"飛行機"を操縦してグースの道先案内をして "渡り"をさせるという子供の成長、親子のきずな等を上手く描いた面白い映画でした。 (なおこの映画は実話に基づいています。 本当に飛行機でグースの"渡り"を案内したとか...)

ところで、映画の出来の良さとは話題がずれますが、この映画に出てくる "飛行機"=ウルトラライトプレーンは大変出来が良い一流品であり、 設計者の私の心に強く響くものがありました。

この様な飛行機を設計することは、現在の様に情報、資料が豊富に入手可能な時代ならば、学習と検討を行うことで 可能なことですが、それを実際に製作するには、場所、道具、費用、時間の 問題を解決しなければならず、普通のお父さんでは困難なことです。

ところがアメリカでは数十年も前から、DIYで自宅で" 軽飛行機"=セスナクラスを自分で作ることは普通のお父さん 趣味らしく、"軽飛行機"の作り方というHow to本や、"軽飛行機"の設計図が普通に販売されています。

アメリカは広大な土地があるから飛行機も飛ばせると思ったら、大間違いで、アメリカと日本を比較すると" 単位面積"あたりの飛行機保有数では、アメリカは日本の30倍以上密度で飛行機が存在しています。つまり日本で飛行機が一機飛んでいる状態ならば、アメリカではなんと30数機も飛んでいます。

飛行機を特別なモノとする日本と楽しい道具とするアメリカの 文化の違いです。

(ちなみにF4ファントム等のジェット戦闘機の中古なんかも普通のお父さんが買える値段 (格安)で取り引きされています。もちろん武器は積めませんが...)

日本でも普通のお父さんDIYで" 飛行機"を作って飛ばせるようにならないかなぁと思っています。

ちなみに、うちの子供は"グース"を見て、 "僕も大人になったら手伝うから、一緒に飛行機が作れるような大きな家を買おうよ!"と言い出しました。

うーん...楽しみかも...

<父の思いに戻る>



    こどもは超能力者
    会員No53 前原


先数年前、我が家の真ん中の子が一歳になり立ての頃、よちよち歩きで太田川放水路の散歩をしていましが、ふと足を止め、 空を見上げました。雲の形でも眺めているのだろうと思い、"何を見てるの?"と聞くと、一歳になり立ての子は "ん!"と答えて天空の頂点を指さしました。
  何を指さしたのか理解しようと必死に眺めること20秒、なんと 高度一万mを巡航する旅客機がかすかに見えました。

 "良く見つけたねぇ!すごいねぇ!"と子供をほめながら、大人の目でもすぐには見つけられないものを一歳の子供の未完成の視力で 見えるはずは無いのになぁと疑問に思いながら、更に子供をほめました。すると今度は子供が私の顔を見たまま "ん!"と言い、指だけで背中の方向の天空45度を指さし、続けて"ん!"と左側天空60度を指さしました。 大あわてで指さした先を見ると背中の方向には低い高度を飛ぶ輸送機らしき影があり、左側は20秒は見ないと見つけられない 高度一万mを巡航する旅客機がありました。
 
  どうやら、この子は目で飛行機を見ているのではないけど、でも天空を飛ぶ飛行機の位置が理解出来る様だということです。

ちょっと凄い能力に内心ビビりながら子供をほめていると、子供はよたよたと後ろを振り返り "ん!"とほぼ水平を指さしました。でもその指先を30秒も必死に見つめても飛行機が 見つかりません

こどもにどう応答しようかと悩んでいると、また同じ方法を指さして"んっ!"と言います。何も見つけられないけど テキトーに良く見つけたねぇと答えようと思ったその時、指さした方向から微かにヘリコプターのローター音(パタパタ)が聞こえてきました。その後1分もすると私の目でも低空をこちらに向かって 飛んでくるヘリコプターの姿が見えるようなりました。

  やはり、この子は目で見なくても、心で見えているようです。 

 小さい子供は皆超能力者という話を聞いたことがありますが、本当でした。  凄いなぁ、羨ましいなぁ、そんな能力を自分が持っていたら良いなぁと思いました。

その後もこの子のこの能力は確認出来ましたが、3才になる頃には能力は無くなり 普通の子供になりました。(がっかりと同時に安心!) 
 小さい子供の超能力は、一人では何も出来ない、生存出来ないという不自由で危険な頃にだけ、 特別に与えられる期間限定のようですね。

<父の思いに戻る>