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第28話:ジャイアン! |
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とても行動力があるお方らしく、一ヶ月も立たない内に会社の中で模様替えが行われた。 もともと私達の部署には二つ部屋があった。 とてもきれい好きな(?)彼は、休日に男性職員を使って倉庫部屋のロッカーをこちらのへやに移動させた。 季節外れの大移動に、みんなのブーイングはおきたが、部屋が整頓されるのは監査以外こんな時しかないと渋々ロッカーの整理をさせられた。 きれいになった倉庫を見た彼は、何を血迷ったのか次の日には、彼の私物のギターが置かれていた。 ある日の夜、あれは7:00すぎだった。 さぁて、もうそろそろ帰ろうかなと思い、部屋を出ようとした時、『設楽さんちょっと来て』と呼び止められた。 (えっ、いったいなに?) 部長 『おっ、そこに座って』 設楽 『はぁ・・・(座る)』 部長 『どうだ、たくみ。このギターいいだろぅ。50万するんだぞ、これ』 たくみ『へぇ〜、すごいですねぇ』 部長 『いい音するぞぉ。ちょいと聴かせてやる』 そう、たくみさんが音楽(エレクトーン)をやっている情報を聞き、彼を呼びよせていたのだ。 設楽 『へぇ、部長上手いですねぇ』 部長 『そうだろ、もっと聴かせてやる』 (えっ!?もう帰ろうとしてたのに) よく上手いかどうか分からなかったが、とりあえず誉めておこうと思いそういったのだが、彼はノッてしまった。 30分、1時間・・・ 終わる気配がない。。。 何かがふと頭をよぎった。 あっ! ドラエモンのジャイアン!! 気がつくと、その部屋に何人か来ていた、いや呼び寄せられていた。 小橋リーダーは・・・あっ、自分の席で頭を抱えてる。 時刻は8:30。 たくみ『(小声で)お客さんのアポがあるっていって設楽さんだけでも逃げな』 !!! 神の声だった。 小橋『・・・お疲れさんな。・・・なんとかしていね、アレ』
後から聞いた話では、そのリサイタル(?)は10:00まで続いた様だ。 そしてついに、小橋リーダーと彼がぶつかることになる。 |
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