警察大学跡地利用について

(Tさんからのご意見と私からのお返事)
〇はTさんのメール、☆は佐藤の返事です。

☆ いろいろご心配をおかけしてすみません。「土と緑の広場にしたい。」との私の想いが強く出すぎてしまい、聞いている方を混乱させてしまったのだと、メールをいただいて反省しております。いただいたメールにそって、整理したいと思います。

〇 昨日の警察大学等跡地の委員会を傍聴し、佐藤さんの一連の発言を聞いて大変驚きました。まず、「4haなりの自然の土を主体とする公園を区が想定しており、整備担当がそれをきちんと伝えないために、間違ったイメージが区民の中に浸透している」ことを、何度も前提として発言をしておられました。

☆ そういう風に聞こえてしまったとしたら申し訳なかったと思います。「自然の土を」は私からの提案です。区の検討素案ではそこまで書かれていません。検討素案では「3〜4ヘクタールの公園と空地からなる一団の緑豊かなオープンスペース確保」と面 積が提案されています。それをきちんと区民の方々に伝えていないのではないかと、質問しました。その時に私の意見として「土と緑のまとまった広場と武蔵野の林の再現された緑地スペースとして、地区計画決定をかけて確保する方針をきちんと打ち出すべきだ。」と提案しました。

〇 今一度区から出されてきた検討素案などを見てください。公園として新たに示されているのは0.5ヘクタール。3〜4ヘクタールは明らかに公園とは差別 化された「公開空地」とされています。もし、佐藤さんの前提とするとおり、「タイルなどの敷かれた道に少しだけ木が生えているものではない」のであるならば、この二者「公園」と「公開空地」にはどこに差別 化されるべき相違点があるのでしょうか。

☆ 検討素案では民間の整備する「公園空地」として約2〜3ヘクタールと提案されており、囲町公園と新たな提供公園を合わせて3〜4ヘクタールの緑豊かなオープンスペースを確保するという提案です。もし「公園空地」が土と緑が主体で整備され、一般 にも開放されるのであれば、中身の差はあまりなく、行政が所有し整備するのが「公園」、民間が所有し整備するのが「公園空地」と、所有と整備主体の違いが相違点になると思います。土と緑が主体との前提で「公園空地」が整備されればいいと思いますが、残念ながら検討素案ではそこまで見えていません。「公園空地」というならば、「土と緑が主体の公園」との考え方をとるべきであると私は考えます。

〇 この点について、整備担当窓口では比較的ストレートな説明をしています。「公開空地は皆さんが考えているような公園のようなものではありません。建ぺい率や制限上発生する空地の利用ですから、まとまったものになるか、建物の高さや面 積、業態によっては、分散し広い道程度のものなってしまうかもしれません」私には、この解釈は大変正直なものに思えます。

☆ 「公開空地」のほとんどは、「タイルなどの敷かれたスペースに木が生えているもの」になっています。だから、整備担当窓口の職員の方の説明は、一般 的な「公開空地」の説明として、私も正しいと思います。それで、このことを豊川担当課長に再度確認してみました。「警大跡地の場合は一般 的な公開空地ではなく、まとめて地区計画をかけ、オープンスペースを一団として確保する手法である。」とのことです。特別 委員会でも課長はそのように答弁しています。つまり、オープンスペースの面積は、法的には地区計画という手法で、一団として3〜4ヘクタール確保するということです。その一団のイメージが、検討素案では「二つの公園とそれをつなぐ幅広い緑道」となっているので、「まとまった」というなら、「まとまった楕円形などのイメージであるべきではないか」とか思い、質問していました。

〇 佐藤さんのおっしゃるとおり、区長がイメージする公開空地は公園のようなものかもしれない、しかし現実には、それは約束できるイメージとして素案に示せるほど、法的に可能なものではないのです。そのイメージの不確かさについて、整備担当を責めるわけには行きません。

☆ おっしゃるとおりだと思います。民間が空地を整備する場合、「土にしなさい」というところまで法的なしばりはないですから、土が主体になるかどうかまで決められず、イメージが不確かなのです。整備担当を責めるわけにはいかないですよね。皆さんが「公園と同じになるわけがない」と思われるのも無理がなく、私も不安です。担当課長は「板橋区サンシティのように、土と樹木の広い公開空地が整備される事例も増えてきているので、民間事業者との協議でつくっていける。」ということでした。私もサンシティを見学して民間開発で緑の森ができる事例もあることを知りました。こうなればいいなーと思いました。しかし、現在の検討素案の段階では、そこまでの提案はされておらず、できる段階でもないので、民間事業者しだい、協議しだいで、イメージが不確かです。だから、「公園空地」というのであれば、「土と緑の空間にできるのですね」と質問しているのです。このままの提案だけでは、民間開発で「公園イメージの空間」を整備すると言われても、私も納得できないです。

〇 大型開発業者をいったん地権者にした後、行政がその採算性を無視した区の構想を貫き通 すことが不可能なことは、あちこちの前例が教えてくれています。それでも、区長が「既存樹を生かした」(6日委員会にて特命部長が発言)公開空地とは異なる公園を現実のものとするというのなら、責任を整備担当の区民への広報の不備に帰すのではなく、区長の発言として、どこかで具体的に明言すべきです。また、その代弁をされた佐藤さんも同様に、区といえども所有もしていない土地に関して、法律で保障された地権者の権利を反古にし、4ヘクタールを区の思い通 りにできる、公的な根拠を示した上で、4ヘクタールの公園を前提とする発言をしていただくよう要望
します。

☆ おっしゃるとおりです。区長の発言として明言すべきだと私も思います。誤解のないようにお願いしたいのですが、私はこの件で区長の代弁をしていませんし、できません。私の希望や意見を言っています。私としては区長が同じように考えてくれたらどんなにいいかと思いますが。なかなか同じようにはいきません。委員会では担当課長や部長に質問しているので、課長や部長だけを責めているように見えたかもしれませんが、この間の「区民と区長の対話集会」での区長の答弁が「区民に答えていない」と感じさせるものなので、「区としてきちんと答えるべきだ」と質問していたのです。本会議では区長に警大跡地のオープンスペースについて質問しました。区長の答弁は不十分でした。同じような理由で区長も不確かだからではないかと思います。民間による整備だけだと、区の持ち物ではないので、土かタイル貼りか何を植えるかまで法律的に確実にする手立てはないと私も思います。協議していくしかないから、ほんとうに武蔵野の林が実現できるかも不確かです。4ヘクタールのオープンスペースと武蔵野の林などを確実なものとするためには、税金で取得する方法も一定程度考えなければならないのではないかと、私も働きかけてきました。皆さんからの働きかけもあり、対話集会などで区長は区として取得することも考えると発言し、「検討素材」では「開発者負担を原則に公園等の基盤施設については国庫補助導入も検討する。」との一文が入りました。これは囲町公園や民間からの提供公園のことではなく、そのほかに、税金を使って新たに公園を取得することも考えるという一文です。
 目標は「土と緑の、子どもたちも大人も遊び憩える4ヘクタールの空間」です。効果 的にそれが実現できるように、いろいろ議論していきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。

PTA会長辞任問題について

(Yさんからのご意見)

 朝日新聞の夕刊に載っていた「M小学校のPTA会長」の記事を読んでビックリしました。もう学校では何も言えないようなことになりつつあるのですね(もうなっている?)。Tさんのご意見はものすごく真っ当なものとしか思えませんが、思想的に真っ白であるべきPTAでは糾弾されるんですね。悲しいことです。長いものに巻かれて、流れてさえいれば、周りからの圧力はすくないかもしれないけれど、それだけが正しい唯一の道にされてしまうのはゴメンです。

(Sさんからのご意見)

 現実に、親が自分の信念や疑問を誠実に口にすることによって叩かれれば、結局傷つくのは子どもです。思ったことを言ってはいけないのだ。疑問など持ってはいけないのだ。逆らってはいけないのだ。そんなことをすれば、「おとうさん」のような目に遭うのだ。恐れ、傷ついた親を見て、その子どもはどれだけ胸を痛めたことでしょうか。今回の事件は、子どもの未来を奪うこと、そのものなのです。こんなことをまかり通 していいのか。こんな世の中に子どもを引き渡すのか。こと教育現場であれば、親はお手上げ、子どもは人質です。このことを教育関係者らに、きちっと分からせる必要がある。そして、Tさんには、批判され、攻撃されることがあっても、顔を上げ、誇りを持った親であってほしい。お子さんのために、心からそう思います。恐れ、傷ついた親を見て、その子どもはどれだけ胸を痛めたことでしょうか。また、周囲の大人たちの批判や、「あそこのご主人も困ったことをしてくれたものだ」という困惑やささやきを聞きながら、多くの子どもたちはどのような大人になっていくのでしょうか。

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